第1シリーズ(2010年7月5日~9月3日):心に傷を抱えながらもどん底から這いあがって人生に光を見出そうとする「たんぽぽ農場」の少年少女たちと、応援する大人を描く。主演は広瀬アリス、脚本は清水有生。
第2シリーズ(「明日の光をつかめ2」2011年7月4日~9月2日):主演は連ドラ初主演の小島藤子。渡辺いっけいが前作に引き続き「たんぽぽ農場」の主宰者役で出演。
第3シリーズ(『明日の光をつかめ -2013 夏-』2013年7月1日~8月30日):主演は昼ドラ/連ドラ初主演の須田アンナ。千葉県風美湖畔のベーカリー「かぼちゃハウス」に舞台が移った。
『明日の光をつかめ』ってどんなドラマ?
深く傷ついた少年少女たちが、大自然の農園で命と向き合い生き直す——。
東海テレビ『昼ドラ』の新たなる名作青春群像劇!
『キッズ・ウォー』などのヒット作で知られる名脚本家・清水有生が描く感動の昼ドラシリーズ第1弾。当時15歳で昼ドラ史上最年少主演を務めた広瀬アリスをはじめ、フレッシュな若手キャストが集結。
心に深い傷や過ち(少年犯罪、いじめ、自傷行為、妊娠など)を抱える少年少女たちが、農園での労働や他者との関わりを通じて傷を癒やし、生きる希望と明日への光を見出していく切なくも温かいヒューマン・ドラマ。
あらすじ
豊かな自然が広がる長野県南部。この地にある「たんぽぽ農場」は、過去に我が子を少年に殺害された悲しい過去を持つ北山修治(渡辺いっけい)が開設した、行き場を失った少年少女たちの更生・自立支援施設であった。
ある日、地元でパン屋を営む家に生まれ育った高校生・沢口遥(広瀬アリス)は、家族の崩壊や学校での過酷ないじめから居場所を失い、心に傷を抱えて「たんぽぽ農場」へと導かれていく。
農場には、少年院上がりで心を閉ざす蓮(榊原徹士)をはじめ、家庭内暴力、自傷行為、望まぬ妊娠など、さまざまな事情で社会から孤立した子供たちが共同生活を送っていた。
血の繋がりもない、傷だらけの若者たちがぶつかり合い、命を育む農業体験を通して互いの苦しみを分かち合いながら、一歩ずつ明日への一歩を踏み出していく——。
主なキャスト
新庄 蓮 – 榊原徹士(少年院出身の青年。過去の過ちと自責の念から冷酷な態度をとるが、遥たちと過ごす中で変化していく)
野上 薫 – 矢沢心(たんぽぽ農場のインフォメーション役兼スタッフ。子供たちの良き理解者)
佐々木 萌子 – 新川優愛(農場で暮らす少女。虐待や人間不信から心に深い刺を持つ)
水島 菖蒲 – 外岡えりか(農場に寄せる少女)
北山 修治 – 渡辺いっけい(「たんぽぽ農場」主宰者。我が子を奪われた悲劇を乗り越え、傷ついた子供たちを無条件の愛で包み込もうと奮闘する)
見どころ
広瀬アリスの昼ドラ史上最年少主演と若手キャストの生々しい熱演
当時15歳の広瀬アリスが絶望から希望を見出していくヒロインを瑞々しく演じ切った。新川優愛や榊原徹士ら若手俳優陣が、若者特有の葛藤や痛みを体当たりで表現している。
渡辺いっけい演じる「過去を背負った温かい大人」の深い存在感
自らの子供を殺された害者の親でありながら、加害者側の若者たちをも受け入れようと苦悩する北山役の渡辺いっけい。彼の優しくも重厚な演技が作品に強い説得力を与えている。
「生命と農業」を通じて再生を描く、清水有生脚本ならではの重厚な人間ドラマ
ただの愛憎劇に留まらず、土を耕し作物を育てる泥臭い労働を通して命の尊さを描くストーリー構成。シリーズ化され、多くの視聴者の涙を誘った平成昼ドラを代表する傑作である。



