マキノマキによる日本の漫画作品。『ブラックガールズトーク』として『マンガワン』(小学館)、『裏サンデー』(同)では2019年5月2日~8月15日に短期連載。単行本2巻収録分以降は『ブラックガールズトークリターンズ』として『マンガワン』では2019年12月26日より、『裏サンデー』では2020年1月2日より連載されているが、単行本では「ブラックガールズトーク」表記。2023年3月時点で単行本の累計部数が100万部を突破。2023年、第69回小学館漫画賞の最終候補にノミネート。
『ブラックガールズトーク』のタイトルで2024年2月5日からテレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送中。朝日奈央と関水渚と石井杏奈のトリプル主演。
いわゆる修羅場エピソードをつなぐドラマで、まあ楽しく見たのだが、よく考えると、90年代に同じ趣向で人気を博したフジテレビの「ざけんなョ!!」シリーズというものがあった。
2011年までに10作も作られており、アラサーだった中園ミホ(当時は本名の美保だった)、20代だった橋部敦子あたりの出世作となった。
おそらく男女を問わず、女がキレるドラマの需要は高く、最近だと奈緒のものが思い浮かぶが、実際にかなりの数のドラマがそれに分類されるだろう(検索してみるとわかる)。
よく韓国ドラマでは女優がしょっちゅうキレると言われるが、日本でも同様で、たしかにホレボレと見てしまいはするものの、それで演技力を評価されたりするのはやはり違うような気がしてきた。
本作は朝日奈央、関水渚、石井杏奈の3人が次々キレ(初話は朝日と石井)、溜飲を下げる場としてガールズトークがあるのだが、キレる対象はKY派遣社員と二股男で、90年代からあまり変わっていないように思えるのだがどうか。
キャスト
主要人物
太田佳央梨 – 朝日奈央
三浦あや – 関水渚
高橋奈緒 – 石井杏奈(小学生時代:新津ちせ)
周辺人物
若村隼人 – 板垣瑞生
諏訪元哉 – 本田響矢
乾麻美 – 高野ゆらこ
神山恭花 – 川久保晴
ゲスト
case.1 来たる!最強の派遣社員
角松亜紀 – 小林涼子
飯田 – 大高洋夫
社員 – おぎのさな、森林永理奈
社員 – 松木研也
派遣会社社員 – 岩本淳[24]
case.2 二股男と彼女と私
高木敏行 – 猪塚健太
新井菜摘 – 樋口日奈
高木の友人 – たける、ショーゴ(共に東京ホテイソン)
case3 モンペ母と仕組まれた罠
石野千尋 – 真飛聖
久保みずき – 小島藤子
石野雅弘 – 春海四方
サキぴょん – 沢口愛華
石野花帆 – 竹内蒼
case4 高圧的パワハラ上司
榊原祥子 – 猫背椿
八代悦代 – 安藤聖
先輩男性社員 – 堀丞
客 – 白石優愛
韓流アイドル – 大久保波留(DXTEEN)
case5-1 人として無理な男
尾崎浩隆/ヒロ – 宮崎秋人
カフェの店員 – 神崎亜季
怖そうなお兄さん – 皆川尚義
マッチングアプリの女 – 野呂佳代
case5-2 何も決められない男
橘奏介 – 園田祥太(ダウ90000)
同僚 – 志武明日香(役名:山本昌美)、不破りこ
case6 役満!モラハラ夫
山城さやか – 小野寺ずる
山城樹 – 長田成哉
山城千花 – 大迫鈴
まゆみ – 櫻井音乃
case7 人のモノ欲しがり女
岩崎星子〈22〉 – 森田想
今西恵一 – 赤ペン瀧川
case8 恐怖!マザコン男とムスコン女
北沢秀司 – 落合モトキ
北沢邦子 – 手塚理美
池ヶ谷慧 – 武田航平
彗の彼女 – 菊地亜美
case9 “一口ちょうだい”にご用心
久保田航基 – 足立英
西条若葉 – 中田青渚
ウェイトレス – 藤山凜
case10 私がハブられた理由
水川秋奈 – 井上小百合
美里 – 笠間優里
梨花 – 堀口紗奈
奈緒の友人 – 古川凜、森山のえる、中澤詩月、本屋碧美、大森琉瑠
case11 危険!相談からの略奪女
坂下風香 – 川津明日香
竜則 – 古舘佑太郎
久寿米木渚 – 冨手麻妙
成美先生 – 裕加
西崎 – 加賀美茂樹
case12 他人評価&批判女
岡安留華〈26〉 – 新田さちか
半田愛美〈40〉 – 佐藤めぐみ
内村正孝 – 入江甚儀
前田 – 藤原倫己
伊達 – 大西けんけん
手塚 – 津田恭佑
スタッフ
原作 – マキノマキ『ブラックガールズトーク』(小学館『マンガワン』連載)
監督 – 上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)
脚本 – 舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳
音楽 – スキャット後藤
主題歌 – DA PUMP「Use Your Body」(SONIC GROOVE)
エンディングテーマ – ONE N’ ONLY「TALKIN’」(SDR)
チーフプロデューサー – 森田昇(テレビ東京)
プロデューサー – 祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)
制作 – テレビ東京
制作協力 – ザ・ワークス