2014年公開の韓国映画で、一つの事故を発端に極限まで追い詰められて行く刑事の姿を描いたクライムサスペンス。主演はイ・ソンギュン、チョ・ジヌン。監督・脚本のキム・ソンフンは、本作で第35回青龍映画賞脚本賞、第51回大鐘賞監督賞、第51回百想芸術大賞監督賞を受賞。第67回カンヌ国際映画祭監督週間招待作品。
中国(2017年、アーロン・クオック主演『ピースブレーカー』)、フランス(2022年、フランク・ガスタンビドゥ主演『レストレス』)、日本(2023年、『最後まで行く』)と各国でリメイクが制作されている。
最後まで行くの感想
岡田准一・綾野剛版版の予告が面白そうだったので、まずリメイク元を見てみた(そうなるよね?)。中国版、フランス版とリメイクされまくっている映画である。
いかにも不死身っぽいのっぺり顔が怖い悪徳警官を演じているのは、「シグナル」のイ先輩を演じたチョ・ジヌン。追いつめられる小悪党の刑事(こちらが主役)の方は「パラサイト」でパク家の社長だったイ・ソンギュンである。ちらっとしか出てこない愛らしいホ・ジョンウンは有名な名子役だそうだが、本作は2014年の映画なので今はもう中学生になっているだろう。
アクションはギミックに満ちており、伏線だらけで楽しい。最後にラジコンが出てくると予想したが、これは外れた(わざとだろう)。
日本版はオチが違うらしいので(そもそも火葬だから、アレはどうするのだろう)、配信になったら見てみよう。
最後まで行くのキャスト
コ・ゴンス – イ・ソンギュン
パク・チャンミン – チョ・ジヌン
班長 – シン・ジョングン
チェ・サンホ – チョン・マンシク
コ・ヒヨン – シン・ドンミ
ト・ヒチョル刑事 – キム・ドンヨン
ナム・ヒョンジン刑事 – チュ・ソクテ
コ・ミナ – ホ・ジョンウン
イ・ジノ巡査 – パク・ボゴム
チョ・ヌンヒョン – イ・ジェウォン
最後まで行くの人物相関図
最後まで行くのスタッフ
監督:キム・ソンフン、イ・ヘジュン、チェ・クァンヨン、チャン・ハンジュン
製作総指揮:ユ・ジョンフン
撮影:キム・テソン
美術:イ・ミギョン
音楽:モク・ヨンジン
照明:キム・ギョンソク
編集:キム・チャンジュ
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