ホソノのゆるさ満開ドラマ。シーズン2以降は死んでるが。(ペンション・恋は桃色の感想)
シーズン1
知らない70年代ドラマの再放送かと思ったら、細野晴臣のファーストアルバム収録の「恋は桃色」なのだった。何も知らずに見ていたら急に細野が登場して驚く。
斎藤工が、例によってビミョーに不愉快な若者を演じる。
伊藤沙莉が相変わらずかわいい。
と思ったら、細野は唐突に死んで「やすらぎの郷」みたいになった。もう5話くらい見たかった。
シーズン3

伊藤沙莉(ペンション・恋は桃色 シーズン2)
シーズン2は最後まで観なかったのだが、いつのまにか細野晴臣は死んでしまって(上に書いているようにシーズン1ですでに死んでいるのを観たはずなのに、忘れている)、シーズン3からは、誰かと思ったらなんと鈴木慶一が出ているのだった。
ペンション・恋は桃色 見どころ
東京の外れにある少し寂れたペンション「恋は桃色」を舞台に、テキトーな父・シロウ(リリー・フランキー)、しっかり者の娘・ハル(伊藤沙莉)、風来坊のヨシオ(斎藤工)が織りなす日常。訪れる“珍客”たちとの交流を通じて、笑いあり涙ありのハートフルな人間模様が展開される。
視聴者の評価としては、「ゆるい雰囲気が心地よい」「キャストの自然な演技が魅力的」といった声が多い。「深夜帯だからこそできた作品」「日常の中にある小さな幸せを感じられる」などの評価も。
- みどころ1. 不器用な人々の再生と成長
シロウ、ハル、ヨシオの3人は、それぞれ過去に傷を抱えながらも、ペンションでの共同生活を通じて少しずつ変化していくところ。Season3では、ハルがSNSで知り合ったケイタ(稲垣吾郎)との出会いをきっかけに、自分自身と向き合っていく。 - 見どころ2. ゲストキャラクターとの化学反応
各シーズンにペンションを訪れるゲストキャラクターが物語に彩りを添える。Season2では関智一や剛力彩芽、Season3では稲垣吾郎やMEGUMIといった綿々が登場し、シロウたちとの交流を通じてドラマが生まれている。 - 見どころ3. 細野晴臣の音楽と映像美
主題歌「恋は桃色」は、細野晴臣が1973年に発表した楽曲。柔らかな雰囲気が、ドラマの映像美と相まって温かみを与える。
ペンション・恋は桃色のあらすじ
シーズン1
東京の外れの外れ。ペンション【恋は桃色】では、シロウ(リリー・フランキー)は、外でバイト先の先輩らと口論になっていたヨシオ(斎藤工)に“暇ならうちで働け”と声をかけ、ヨシオの住み込み生活がスタート。シロウの娘・ハル(伊藤沙莉)は足が不自由ながらもペンションの仕事をてきぱきとこなし、新規の客を増やそうとしない父にイライラ…。
シロウは妻に逃げられた過去を持ち、施設にいるシロウの父・キヨシ(細野晴臣)はシロウの今後を思案している。ヨシオが加わり働き手が増えたペンション【恋は桃色】は、新規の客はあまり増えないものの、人々の関わりに変化が。イケメンなのに、人付き合いが苦手で周りから煙たがられているヨシオは、最初、シロウのプライベートに関わりたくなかったが、次第に巻き込まれていく。
ある日、若い女性が「シロウと付き合いたい」と言い出し、シロウも「若いし、胸は大きいし」とまんざらでもない様子。彼女の登場がきっかけで、ペンションの中はてんやわんやに…。
シーズン2
4年後の夏。ヨシオが久しぶりにペンションに帰って来ると、シロウとハルは相変わらずの様子でペンションを営んでいた。ヨシオは夏の間だけ再びペンションでバイトとして居候することになる。
かつての大物歌手・サエキ(関智一)が新曲の歌詞を書くことから逃れるためにやってくるが、ほどなくマネージャー・クドウ(剛力彩芽)が追いかけてくる。2人ともお客として宿泊し、その期間中で歌詞を書き上げることに。世間では一発屋扱いだけど態度が大物のサエキは作詞をさぼって酒を飲み、若い女性ファンのお客たちを侍らせる。生真面目なクドウはサエキの素行を必死に整えながら歌詞を書かせようとする。
シロウはクドウのサエキに向けた一見献身的にも見える態度の裏にある、妙な感情を感じ取ってしまう。
シーズン3
シロウの父、故キヨシのために叔父・タカシ(鈴木慶一)が線香をあげにやってくる。ヨシオはハルとペンションの仕事をして過ごしている。シロウ、ヨシオ、ハルの3人の、変わらない日常に新たな変化が訪れる。
ハルがSNSで知り合った思わせぶりな男・ケイタ(稲垣吾郎)が客としてやってくる。ケイタは都内のレコード会社勤務で容姿端麗、年齢不詳(?)。ハルは、ケイタの優しい態度に憧れ色めき立つ。ヨシオはその様子を怪訝に眺めるばかり。
一方シロウは、近所の焼き芋屋で出会った色っぽい女性・アカネ(MEGUMI)にうつつを抜かす。誕生日を目前にした中年にも、新たな恋の予感…。
ペンション・恋は桃色を観るには?
ペンション・恋は桃色 キャスト
主要人物
ヨシオ(ワケあり青年) – 斎藤工
ハル(シロウの娘) – 伊藤沙莉
男(いつもペンションのテーブルに座って一人でパソコンを見ている) – 大水洋介(ラバーガール)
ヨシオ友人 – JOY
キヨシ(シロウの父) – 細野晴臣
シーズン1 ゲスト
マサト(カズハの交際相手) – SWAY
マキ(キヨシが入居する施設の職員) – 三倉茉奈
モリオ(キヨシが入居する施設の職員) – つぶやきシロー
ヨシオ友人 – 石田たくみ(カミナリ)
ヨシオ後輩 – 安藤ニコ
白石和彌 – 白石和彌(友情出演)
ヨシオの父 – 堀内正美
ヨシオの母 – 松永麻里
シーズン2 ゲスト
シーズン3 ゲスト
ペンション・恋は桃色 スタッフ
チーフプロデューサー – 小林有衣子(S1)
エグゼクティブプロデューサー – 石井浩二、下川猛(S2・S3)
プロデューサー – S1:野村梓二、S2・S3:鹿内植、小林有衣子(イースト・ファクトリー)
脚本 – 清水康彦
主題歌 – 細野晴臣「恋は桃色」(ビクター/スピードスター)
挿入歌
S2 – グソクムズ「ユメのはじまり。」
S3 – グソクムズ「いっつも」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽 – 細野晴臣、香田悠真
撮影 – 川上智之
照明 – 佐伯琢磨
監督 – S1:清水康彦、大内田龍馬、S2・S3:清水康彦
制作 – EAST FACTORY INC.
制作著作 – フジテレビジョン
『ペンション・恋は桃色』は、細野晴臣も出ている(出ていた)オフビートドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。