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波よ聞いてくれ

波よ聞いてくれ(中村ゆりか) 未分類
波よ聞いてくれ(中村ゆりか)
『波よ聞いてくれ』は、2023年4月21日から6月9日まで、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送。主演は小芝風花。
まだ観ていない方は、Amazon Prime Videoで今すぐ視聴できます。

波よ聞いてくれの感想

沙村広明の漫画のドラマ化で、単行本はすでに10巻、アニメ化もラジオドラマ化もされているのだった。主演のため金髪にした小芝風花の番宣を見たが、とにかく台詞の量が半端ない。プロンプター不使用だという。それにしても奈緒の「ファーストペンギン!」といい、女優の切る啖呵ってやはり恰好いい。

毎話のストーリーは先読みしにくいもので、とくに第1話は出色の面白さだった。
相変わらず美少女(という年齢ではなくなってしまったが…)中村ゆりかがタチバナマキエという役名でチェーンソー片手に現れたり、意表を衝く細かいギャグが満載で楽しい。

波よ聞いてくれ 見どころ

「実写化は難しいだろう」と言われた原作の独特な世界観と、主人公・鼓田ミナレの破天荒なキャラクターを、小芝風花さんが見事に体現したドラマ。

  1. 小芝風花の新境地を開拓した「マシンガントーク」と「やさぐれ」演技
    小芝風花が、これまでのイメージを大きく覆す金髪ボブのビジュアル、元カレへの愚痴から始まる「超絶やさぐれ女」鼓田ミナレを熱演。酔った勢いで感情を爆発させる「マシンガントーク」は圧巻。セリフ量の多さとスピード感、言葉のキレはまさに小芝さんの新境地。
  2. ラジオの持つ「力」と「自由さ」の表現
    舞台はラジオ局。ひょんなことから深夜ラジオのパーソナリティになったミナレが、その生放送を通して自身の鬱憤や日々の出来事を語り、リスナーと奇妙な形で繋がっていく様子が描かれる。ラジオならではの即興性、パーソナリティが放つ言葉がリスナーに思わぬ影響を与える「メディアの力」を魅力的に表現。ホラー、アクション、ヒューマンなど、なんでもありのラジオ番組が展開され、奇想天外さが楽しい。
  3. 個性豊かな登場人物たちと独特の人間関係
    ミナレの才能を見出すラジオ局のチーフディレクター・麻藤兼嗣(北村一輝)や、ミナレが働くスープカレー店の同僚、ラジオ局の個性的なスタッフたちなど、一癖も二癖もあるキャラクターたちが登場。ミナレと織りなす、時にコミカルで、時にシリアスな人間関係が見どころ。北村一輝演じる麻藤のミステリアスでダンディな雰囲気がドラマに奥行きを与える。
  4. 予測不能で奇想天外なストーリー展開
    原作独特の空気感、先の読めない展開がドラマでも見事に再現。ミナレの言動が思わぬ騒動を巻き起こしたり、ラジオ番組の企画がとんでもない方向に進んだりするなど、視聴者を飽きさせないサプライズが満載。

波よ聞いてくれ あらすじ

スープカレー店のアルバイト店員・鼓田ミナレ(小芝風花)は、彼氏にフラれて金もだまし取られ、バーでやけ酒を飲んで見ず知らずの男・麻藤兼嗣(北村一輝)に愚痴をさく裂。挙げ句、泥酔して記憶をなくしてしまう。翌日、仕事中にミナレが店内に流れるラジオを聞いて衝撃を受ける。なんと、ラジオから流れているのは自分の声…!? 実は、麻藤はラジオ局のチーフディレクターで、ミナレの失恋トークを密録して、ラジオの生放送で流していたのだ! 焦ったミナレがラジオ局に駆け込み、すぐに放送を止めるよう訴えるが、麻藤は悪びれる様子もなくミナレに告げる――「無音が3秒続けば、放送事故。止めるからにゃ、おねえさんが間を持たせてくれるんだよな?」。引くに引けなくなったミナレは、ぶっつけ本番でマイクの前に立つことに――!

波よ聞いてくれを観るには?

波よ聞いてくれ キャスト

■主要人物
鼓田ミナレ – 小芝風花
■MRS(円山ラジオ)
麻藤兼嗣 – 北村一輝
南波瑞穂 – 原菜乃華
箱坂富美 – 井頭愛海
久連木克三 / 呉ひさき – 小市慢太郎
茅代まどか – 平野綾
■VOYAGER
中原忠也 – 片寄涼太
城華マキエ – 中村ゆりか
宝田嘉樹 – 西村瑞樹(バイきんぐ)
久古蘭 – 中川知香
■その他
城華亨 – 庄野崎謙
シセル光明 – 小芝風花(二役)

波よ聞いてくれ スタッフ

原作 – 沙村広明『波よ聞いてくれ』(講談社『月刊アフタヌーン』連載)
脚本 – 古家和尚
演出 – 住田崇片山修植田尚
エグゼクティブプロデューサー – 内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー – 高崎壮太(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)
金曜ナイトドラマ

「波よ聞いてくれ」は、小芝風花さんの新しい魅力を発見したい方、独特のコメディセンスとスリリングな展開を楽しみたい方、そしてラジオというメディアの持つ面白さに触れたい方におすすめのドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

Amazon Prime Videoなら、手軽に視聴できます。

波よ聞いてくれの原作(沙村広明)


舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!
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