グレースの履歴は、NHK BSプレミアム・NHK BS4Kの「プレミアムドラマ」枠にて2023年3月18日~5月7日に放送。
グレースの履歴の感想
ファーストインプレッション
源孝志が同名の自作小説を自らドラマ化したもの。
パリ郊外で客死した妻が、免許を持たない夫にホンダS800(逆輸入の左ハンドルモデルで、これが「グレース」)を寄贈する遺言をわざわざ遺していた、という出だしで、カーナビ履歴から妻の立ち寄り先をめぐるロードムービーになるらしい。
死を覚悟する妻を演じたオノマチは、やっぱりうまいな。
最終回まで観て
後半から最終回までを見るのが遅くなったのは、グレース王妃とホンダのくだりの思い入れたっぷりすぎるうんちくに鼻白んだからだ。
続く金沢編が重いので、インターミッションのつもりだったと思われるが、わたしのように脱落する人もいると思う。
気を取り直すのにひと月ほどかかって最後まで見たわけだが、謎がほぐれていくにつれて、語り手自身の立場が危うくなっていくというロードムービーの教科書のような話だった。
滝藤賢一のいつものちょっと読みにくい芝居はマッチしていたと思う。
そして謎の妻役はオノマチでなければならなかっただろう。
源孝志作品の特徴は地に足のついた人物が登場させることで“地方”を描くことで、ロードムービー形式との相性が良い。
グレースの履歴のあらすじ
結婚7年目の希久夫(滝藤賢一)と美奈子(尾野真千子)は仲の良い夫婦。ある日美奈子は仕事を辞め、「節目のひとり旅」と称して海外旅行に出掛けるが、南フランスで観光バスの転落事故に巻き込まれ亡くなってしまう。呆然とする希久夫の前に、老弁護士・袴田(石橋蓮司)が現れる。
グレースの履歴を観るには?
グレースの履歴 キャスト
蓮見希久夫(製薬会社研究員) – 滝藤賢一
蓮見美奈子(アンティーク家具バイヤー) – 尾野真千子
藤木俊彦(蕎麦屋) – 伊藤英明
冨樫由起夫(酒蔵の蔵人頭) – 柄本佑
羽田純哉(ヒッチハイカー) – 林遣都
仁科晴香(英語教師) – 山崎紘菜
藤木紗江(元プロサーファー) – 黒谷友香
蓮見敬一郎(希久夫の父) – 中原丈雄
間宮(蓮見)千江(希久夫の母) – 丘みつ子
袴田信(弁護士) – 石橋蓮司
仁科征二郎(整備士) – 宇崎竜童
伊川草織(ガーデンショップ経営者) – 広末涼子
角田純作(洋食屋) – 木村祐一
杉本哲太郎(製薬会社研究員) – 平埜生成
柏木理津子(ツアーの現地添乗員) – 美波
富樫阿弥子(由紀夫の妻) – 徳永えり
河野久美(ガーデンショップの共同経営者) – 遊井亮子
辻浩一 – 大鷹明良
カコ(カフェの店員) – 田中紗衣
宮川恵津子(産婦人科医) – 美村里江
蓮見美奈子(アンティーク家具バイヤー) – 尾野真千子
藤木俊彦(蕎麦屋) – 伊藤英明
冨樫由起夫(酒蔵の蔵人頭) – 柄本佑
羽田純哉(ヒッチハイカー) – 林遣都
仁科晴香(英語教師) – 山崎紘菜
藤木紗江(元プロサーファー) – 黒谷友香
蓮見敬一郎(希久夫の父) – 中原丈雄
間宮(蓮見)千江(希久夫の母) – 丘みつ子
袴田信(弁護士) – 石橋蓮司
仁科征二郎(整備士) – 宇崎竜童
伊川草織(ガーデンショップ経営者) – 広末涼子
角田純作(洋食屋) – 木村祐一
杉本哲太郎(製薬会社研究員) – 平埜生成
柏木理津子(ツアーの現地添乗員) – 美波
富樫阿弥子(由紀夫の妻) – 徳永えり
河野久美(ガーデンショップの共同経営者) – 遊井亮子
辻浩一 – 大鷹明良
カコ(カフェの店員) – 田中紗衣
宮川恵津子(産婦人科医) – 美村里江
グレースの履歴 スタッフ
原作・脚本・演出 – 源孝志「グレースの履歴」
音楽 – 阿部海太郎
制作統括 – 樋口俊一(NHK)、八巻薫(オッティモ)
プロデューサー – 森井敦(東映京都撮影所)、中森幸介(東映京都撮影所)、石﨑宏哉(東映京都撮影所)
料理監修 – 大原千鶴
音楽 – 阿部海太郎
制作統括 – 樋口俊一(NHK)、八巻薫(オッティモ)
プロデューサー – 森井敦(東映京都撮影所)、中森幸介(東映京都撮影所)、石﨑宏哉(東映京都撮影所)
料理監修 – 大原千鶴


