『心がポキッとね』ってどんなドラマ?
心に傷を抱えた病みつきな大人たち——。
不器用すぎる4人が繰り広げる、切なくもおかしいラブコメディ!
『最後から二番目の恋』などの名作を手掛けた岡田惠和と宮本理江子監督の黄金タッグによるオリジナル作品。
過去のトラウマや失敗によって「心がポキッと折れてしまった」過去を持つ大人たちが、偶然の出会いを通じて不器用に向き合い、傷つけ合いながらも再生していく姿を描いたラブコメディ。
あらすじ
小島春太はアンティーク家具店で家具の修理を担当している40歳。以前勤めていた大手企業を突然退社し、仕事も家庭も失い、ホームレス生活に明け暮れていた。そんな中、春太はアンティーク家具店のオーナー・大竹心に拾われて再起を図る。
キャスト
葉山 みやこ(ストーカー気質の女) – 水原希子
大竹 心(「リオ ボニート」オーナー) – 藤木直人
鴨田 静(空間デザイナー) – 山口智子
■アンティーク家具店「リオ ボニート」関係者
糸山 扶美(世話好きな店員) – 徳永えり
富田 涼(チャラ男で能天気な店員) – 永瀬匡
庄司 加代子(やる気がないパート店員) – 池津祥子
■その他
牧野 江里子(みやこの元彼に想いを寄せている女) – 山下リオ
白神(カウンセラー) – 山西惇
感想
ファーストインプレッション
徳永えりの長台詞にのっけからたじろぐが、昨季の脚本家競演に間に合わなかった岡田惠和作品なのだった。
「最後から二番目の恋」の鎌倉から吉祥寺へと舞台を変え、キョンキョンが同世代の山口智子へ、中井貴一が阿部サダヲへ、坂口憲二が藤木直人へコンバート。
徳永と山下リオの変人ぶりも楽しい。
「問題のあるレストラン」を思わせる、ある意味シビアな設定なのだが、「最後から…」がそうであったように、深刻なメンタル危機にはつかず離れずのまま進んでいくだろう。
追記
長い間わだかまっていたのだが、山口智子と仲村トオルは芝居が同じだと思う。
私は「ゴーイング マイ ホーム」とロンバケしか見ていないのであるが、やはり上にも書いたとおり、山口智子のあの演技は、仲村トオルと同根なんだと思う。
まとめ
驚いたことに、評判はわりと悪かったのだな。
「最後から二番目の恋」の何があんなに人気だったというのか。
上に書いたように登場人物の配置も、舞台となる街の使い方もほぼ同じだが、「壊れた人の再生がテーマ」と見せて、これは恋愛に不向きな人間が恋に落ちるスクリューボールコメディを複数投入するという、荒唐無稽とも思える実験的な荒技だった(「最後から…」は主役二人を描くオーソドックスなものである)。
よほど自信がなければこんな脚本は書けないだろう。
主役と狂言回しを兼ねた阿部サダヲは力を出しきっていたと思う。




