リバウンドの感想
ファーストインプレッション
どこか雰囲気が似ていると思ったら、菅野美穂の怪作「曲げられない女」のスタッフなのだそう。
そう言われてみると、相武紗季・栗山千明・速水もこみちは、あのドラマの菅野美穂・永作博美・谷原章介と同じ人物配置である。
中でも菅野と永作の存在感が決定的だったように、相武と栗山がどこまで面白くできるかというところにこのドラマの分かれ道があるように思う。
谷原章介もいい加減下手で同じキャラしかできないと思ったが、もこみちは相変わらず、さらに輪をかけて下手だwww
ケーキの出来をけなされて「ふざけんじゃねえ!」とキレるのだが、ドラマが終わってすぐ「高校生レストラン」の番宣が挟まって、松岡昌宏が啖呵を切るショットが、もこみちのキレ演技を霞ませていた。
キレたりということをあまりしない育ちがいい人なのかもしれない。
もこみちも相武も低視聴率を呼ぶことでは有名だから、この二人を起用するには相当の覚悟が必要だったはずで、そこで飛び道具の特殊メイクということなのだろう。
これは実にリアルで、本物にしか見えなかったが、太った相武紗季はなんだかフジパン松下由樹に似ている。。。ww
リバウンドというのはなかなか良いタイトルだと思うのだが。。。
第2話を観て
かなりアブなげなドラマだが、相武紗季がなかなかリバウンドから脱することができない、あるいは何度もリバウンドするという話ではないらしい、ということが最後に明らかになり、良い意味の裏切り展開に、ぐっと期待が高まった。
さすがにデブになった相武紗季を毎週見るのはつらいと思い始めていたのである。
デブから痩せ体型に自在に行き来できるのでは、魔法モノになってしまうし。
速水もこみちのデブメイクも相武紗季のデブメイクと同様にまことにリアルだった。
予告編を見るかぎり、栗山千明までデブになってしまうように見えたのだが、そこまでいくと、このドラマが一体どこへ向かおうとしているのか気になってくる。
怪作「曲げられない女」のスタッフが、さらに期待が裏切る展開を見せてくれるだろうか。
第3話を観て
予想を裏切って、栗山千明のデブシーンはまったくのフェイクだった。栗山は相武紗季がクリニックから15,000円で借りてきたファットスーツを試着していただけだったのである。
デブとつまらない原稿が大嫌いと公言しているエデンの編集長・若村麻由美がパンパンに太ってしまうという展開を楽しみにしていたが、どうもこのドラマが向かっているのはそちらではなさそうだ。
話の展開はどうにものろく、天使の鐘が鳴るケーキも3個目となって、早くもマンネリ気味である。
繰り返し強調されているのは、相武が4週間で30kgを落とすことに成功した灰色のカプセルだ。
この薬は無認可で、食欲を抑える効果があるのだが、容量(1日1カプセル)を守らないと副作用が出る、と半海一晃がしつこく念を押していた。
相武は痩せたにもかかわらず、1日に何度も服んでいたから、次回は副作用の出る展開となることと思う。
旅行に行くからと1ヶ月分を処方させ、ファットスーツの中に忍ばせておいたシートは速水もこみちの手に渡り、おかげで速水も元のスリムな体に戻ることができた。
速水も次週または次々週に副作用が出ることになるのだろう。
相武は肥った速水に対して厳しく、相武同様、速水もまたデブ姿の披露は1回で終わった。
特殊デブメイクのリアリティは素晴らしいが、たとえ美男美女でもデブはせいぜい1回分しか見ていられない、見苦しいものだと痛感。
第8話まで観て
いつ終わるのかと思って見るのだが、まだ8回なのだ。
相武紗季が痩せたり太ったりするドラマ、というのがこのドラマが持たれている印象だが、そういった展開はここしばらく起こっておらず、相武紗季と速水もこみちがくっついたり離れたりすれ違ったり、という王道的な恋愛ドラマがしばらく続いている。
恋がうまくいくと肥ってしまう、というモチーフが途中まではあったのだが、うまくいかなくても肥るし、うまくいっても肥らない、という話に変わりつつあるのだ。
誰もが指摘するように、これは怪作「曲げられない女」の変奏であって、赤ちゃん言葉でキレる相武紗季は菅野美穂とほぼ相似だ。
「リバウンド」というのはなかなか良いタイトルだと思うのだが、どうせなら、視聴率が繰り返しリバウンドするような展開を盛り込んだドラマにしてほしかった。
もうちょっとで終わりそうだが、最後まで見られる自信がないのである。
リバウンドのあらすじ
6歳の時、あるケーキ屋で運命的なショートケーキに出会った大場信子(相武紗季)は、その後ひたすら“食べることが生きがい”なデブ人生を歩み続け、22歳で体重は78キロ。しかし恋人・風見研作(勝地涼)にフラレたことをきっかけに、1年で30キロ以上のダイエットに成功する。憧れのファッション誌「エデン」に就職も果たし、“人生これから~”と意気込んでいたのだが…。
ある日、鬼編集長の森中蘭(若村麻由美)は信子に人気ケーキ店「アンジュ」の取材を命じる。実は信子は主治医の神谷(半海一晃)からケーキ依存症と診断され、おいしいケーキを一口でも食べると止まらなくなり、元の78キロにリバウンドしてしまう。しかし蘭の命令は絶対。信子はしぶしぶ親友の瞳(栗山千明)を連れ、行列のできるケーキ屋に向かった。そこで信子は運命的な出会いをし、「アンジュ」のオーナーパティシエ・今井太一(速水もこみち)に恋をしてしまう! 太一の為にケーキを食べた、信子の体は…。
リバウンドを観るには?
リバウンド キャスト
今井 太一(人気ケーキ店オーナーパティシエ) – 速水もこみち
■「EDEN」編集部
森中 蘭(編集長) – 若村麻由美
内藤 有希(モデル) – 西山茉希
渋谷(副編集長) – 上野なつひ
西井(編集部員) – 今宿麻美
中田(編集部員) – 野間れい
小室(編集部員) – 大垣知哉
石田(編集部員) – 高橋愛美
谷本(編集部員) – 大杉亜依里
渡部(編集部員) – 市川葵
矢部(編集部員) – 酒本冴
木村(編集部員) – 大橋るみ子
小嶋(編集部員) – 結城さなえ
編集部員 – 渡邊小百合
蘭の上司 – 山崎大輔
モデル – 林香緒里
カメラマン – 首藤幹夫
バッグ撮影のカメラマン – 前河恵児
■Ange
天野 史郎(店員) – 竜星涼
久遠 愛(客) – 山岡愛姫
太一の父親 – 速水もこみち(二役)
「Ange」の客 – 綾瀬里緒、大内晶奈
■トントン亭
大場 智恵(信子の母親) – 伊藤かずえ
大場 睦巳(信子の父親) – 石塚英彦
風見 研作(広告代理店勤務) – 勝地涼
■その他
三村 瞳(イラストレーター) – 栗山千明
神谷 貴之(ビューティークリニック院長) – 半海一晃
瀬川 美矢(瞳の母親) – 朝加真由美
瀬川 希(美矢と再婚相手との長女) – 村松沙耶奈
瀬川 美穂(美矢と再婚相手との次女) – 浜野希莉

