映画2000年代のドラマ2006年のドラマ

嫌われ松子の一生

4.0
中谷美紀(嫌われ松子の一生) 映画
中谷美紀(嫌われ松子の一生)
山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作とした映画。2006年5月27日公開。主演は中谷美紀。監督・脚本を中島哲也が務めた。台湾および香港でも公開された。映画は悲劇的な物語を、CG合成による星・花・小鳥が舞い踊るファンタスティックなミュージカルシーンやコミカルなタッチで綴り、絢爛たる演出で描いている。なお、映画倫理委員会の審査では、PG-12に指定されている。

嫌われ松子の一生の感想

ついでにこちらも10年ぶりに再見。瑛太の少年時代の回想で三角窓のある乗用車が出てくるが、考証が間違っているように思う。
中谷美紀はとにかく美しすぎるのだが、撮影があまりに過酷で逃げ出したそうだ。

嫌われ松子の一生のあらすじ

恋人に振られた川尻笙は、伯母・松子の死を知り、彼女の波乱万丈な生涯を振り返る。教師だった松子は、教え子の罪を被り辞職後、実家と絶縁。作家志望の男と同棲するも暴力を受け、その後愛人生活を送るが捨てられる。ソープ嬢として成功するも衰退し、コンビを組んだ男を殺してしまう。理容師と暮らすが逮捕され、刑務所で美容師資格を取得。出所後、銀座の美容室で働き、ヤクザとなった元教え子・龍と再会し交際。龍の組からの逃亡の末、世捨て人となり、荒れた生活を送る。精神科で旧友と再会するも、中学生に殴られ死亡。松子の人生は、不幸と狂気の連続だった。

嫌われ松子の一生を観るには?

嫌われ松子の一生のキャスト

川尻松子 – 中谷美紀(幼少時代:奥ノ矢佳奈)
川尻笙 – 瑛太
川尻恒造 – 柄本明
川尻久美 – 市川実日子
川尻紀夫 – 香川照之
川尻悦子 – 濱田マリ
川尻多恵 – キムラ緑子
龍洋一 – 伊勢谷友介
沢村めぐみ – 黒沢あすか
綾乃(斉藤スミ子) – BONNIE PINK
大倉修二 – ゴリ(ガレッジセール)
渡辺明日香 – 柴咲コウ
八女川徹也 – 宮藤官九郎
岡野健夫 – 劇団ひとり
岡野芳江 – 大久保佳代子(オアシズ)
島津賢治 – 荒川良々
佐伯俊二 – 谷原章介
小野寺保 – 武田真治
後藤 – マギー
汐見 – 渡辺哲
杉下教頭 – 竹山隆範(カンニング)
田所文夫 – 角野卓造
マネージャー・赤木 – 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
宿屋売店の男 – 甲本雅裕
片平なぎさ (本人役)
本田博太郎(本人役)
田中要次(本人役)
女囚A:唄 – AI
女囚B:家族 – 山下容莉枝
女囚C:プライド – 土屋アンナ
女囚D:思い出 – 山田花子
婦警 – 木野花
係官 – あき竹城
牧師 – 嶋田久作
超人気シンガー – 木村カエラ
アイドル歌手 – 阿井莉沙
その他の出演者:江本純子浅野麻衣子星ようこ蒼井そら江口のりこ松下萌子榊英雄鳴海剛田村泰二郎山本浩司木下ほうか片岡涼乃

嫌われ松子の一生のスタッフ

製作統括:宮下昌幸、近藤邦勝、細野義朗、島谷能成、見城徹
エグゼクティブプロデューサー:間瀬泰宏小玉圭太
プロデューサー:石田雄治佐谷秀美
原作:山田宗樹(幻冬舎文庫)
撮影:阿藤正一
録音:志満順一
美術:桑島十和子
照明:木村太朗
振付:香瑠鼓
ビジュアルエフェクト:柳川瀬雅英
CGディレクター/CGプロデューサー:増尾隆幸
編集:小池義幸
音楽プロデューサー:金橋豊彦
音楽:ガブリエル・ロベルト、渋谷毅
整音:太斉唯夫
助監督:吉見拓真、武正晴
ラインプロデューサー:大里俊博、松田康史
アソシエイトプロデューサー:鈴木ゆたか
アシスタントプロデューサー:盛夏子、岡田有正
配給:東宝
制作:スープレックス
制作協力:リクリ
製作:「嫌われ松子の一生」製作委員会(アミューズソフトエンタテインメント、TBSテレビ、スターダストピクチャーズ、幻冬舎、東宝、博報堂DYメディアパートナーズ、エフエム東京、パルコ、ホリプロ、ワーナーミュージック・ジャパン、スープレックス)
監督・脚本:中島哲也

嫌われ松子の一生の原作

山田宗樹「嫌われ松子の一生」 (幻冬舎文庫) Kindle版


東京で大学生活を満喫していた川尻笙は突然父から、かつて失踪した伯母・松子の存在を聞かされる。しかも彼女は数日前、小さなアパートで何者かに殺されていた。松子は三十年以上、どこで何をしていたのか。そして警察が容疑者として追う、元殺人犯の男とは何者なのか――。累計120万部を超える感動のベストセラーを、令和新装版として刊行。
タイトルとURLをコピーしました