アストリッドとラファエル 文書係の事件

Sara Mortensen(Astrid et Raphaëlle)
Sara Mortensen(Astrid et Raphaëlle)

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』(アストリッドとラファエル ぶんしょがかりのじけんろく、原題:Astrid et Raphaëlle、英語圏では”Bright Minds”のタイトルで放送)は、フランス2で放送されているテレビドラマ。2019年4月にパイロット版が放送されたのち、2020年3月から4月に第1シーズン、2021年5月から6月に第2シーズン、2022年8月から9月に第3シーズン、2023年5月から6月に第4シーズンが放送された[1][2]。なお、2023年10月時点でフランスにて第5シーズンが撮影中である。日本ではミステリーチャンネル(旧:AXNミステリー)[4]で字幕版が放送された後、NHK総合テレビで吹き替え版が放送されている。
HDTV製作。画面アスペクト比は第1シーズンパイロット版(「パズル」回)のみ16:9。シリーズ化以降は2:1。

「アメリ」のオドレイ・トトゥもほぼ自閉症として描かれていたことを思い出したのだが、彼の国では自閉症(本作はアスペルガーでサヴァン)はなぜこんなにもキュートなのか。

もっともサラモーテンセンはフランス系ノルウェー人。左目の視力がほとんどないらしいがアクションもこなすらしい。アストリッド役の演技は細かくて知的。

「土曜スタジオパーク」でアストリッドの声を吹き替えている貫地谷しほりの収録裏話まで見てしまったのだが、おかげでアストリッドの細かい演技を見るのがすっかり楽しみになった。

待望のシーズン4放映にワクワクが止まらない。しかもシリーズ5も撮影中とのこと。1話目を見てあらためて思ったが、このドラマは、犯罪捜査の描写が占める割合が、二人のプライベート描写と同じくらいか、むしろ少ないくらいというのがポイント。そのため、犯罪は冒頭に間髪入れずにすぐ起こり、ずぐに二人が出動という流れだが、ちゃんとミスリーディングもあり、最終的にはきちんとミステリの仕掛けで終わる。たいへん洒落ており、なかなか真似できない手際である。
この初話では、さらに新キャラ(ソフィナ・ヤムナ)の合流まで盛り込まれた。

それにしてもアストリッド(サラ・モーテンセン)のキスがキュートすぎて死ぬ。

キャスト

アストリッド・ニールセン – サラ・モーテンセン(Sara Mortensen) / 日本語吹替 – 貫地谷しほり
ラファエル・コスト – ローラ・ドヴェール / 日本語吹替 – 林真里花
ラファエルの関係者
 ニコラ・ペラン – ベノワ・ミシェル
 アルチュール・アンギャン(第1–3シーズン) – メレディン・ヤクビ
 カール・バシェール – ジャン=ルイ・ギャルソン(パイロット版 – ダニエル・ロベ)
 テオ・コスト=ルジェ – ティミ=ジョイ・マルボー、
 フィリップ・コスト – ミシェル・ボンポワ
警察関係者
 アンリ・フルニエ – ウスキ・キアル
 ジュリアン・フレデリック – ブルース・テソール
 マティアス・フォレスト(第2シーズン) – ユベール・ドゥラットル
 アンヌ・ラングレ(第3-4シーズン) – ヴァレリー・カプリスキー
 ノラ・マンスール(第4シーズン) – ソフィア・ヤムナ
アストリッドの関係者
 アラン・ガイヤール – ジョフロワ・チボー
 アンギュス・ニールセン – アリオシャ・イトビッチ
 マチルド・ニールセン – エリザベス・モーテンセン
 ウイリアム・トマ – ジャン=ベノワ・スーリエ
 ポール・トマ – ユゴ・オリオ
 ベレジン28(カミーユ・ベレジン) – エレア・フォルシェ
 アピュ・タナカ – ニシダ・アキヒロ
 テツオ・タナカ(第2-4シーズン) – ケンゴ・サイトウ (斎藤研吾)
 ニルス・ラングレ(第4シーズン) – アンディ・ジュディオ
「社会力向上クラブ」のメンバー
 マックス – クレモン・ラグワール
 アリス – リジー・ブリン
 ベノワ -クレモン・ラングレ

スタッフ

脚本:アレクサンドル・ド・セガン、ローラン・ブルタン、ドゥニ・アラメルスリ
監督:エルサ・ベネット、イポリット・ダール、フレデリック・ベルトゥ
音楽:エルワン・ケルモルヴァン
制作:LA Productions、フランス・テレビジョン、Be-Films、RTBF

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