スーパーサラリーマン左江内氏

小泉今日子(スーパーサラリーマン左江内氏)
小泉今日子(スーパーサラリーマン左江内氏)

藤子不二雄名義で発表されたが、藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)による単独執筆のSFサラリーマン漫画。『漫画アクション』(双葉社)に1977年9月15日号~1978年10月26日号に掲載。全14話。
2017年1月14日~3月18日に土曜21時-21時54分に日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で『スーパーサラリーマン左江内氏』のタイトルで連続テレビドラマ化。設定と作風は漫画とは大きく異なっており、基本設定を踏襲しつつオリジナルのストーリーや他の藤子作品ネタを取り入れ、脚本・演出を担当した福田雄一独特の作風と言えるコメディ仕立てのドラマとして制作された。
キャッチコピーは「悪には強いが、妻には弱い。」。
番組エンディングでは主演の堤のほか、主要キャストが主題歌の「HAPPY」に載せてダンスを踊るシーンが流れている。そのため、前クールに放送されていた『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の二番煎じという声も上がったが、エンディングのダンスは企画時点から『観賞用』として計画されていたもので、直接の関連性は無い。
第6話終了後に小池刑事役のムロツヨシを主演に置いたスピンオフ作品「小池刑事の鬼の取調室」の製作が発表され、3月18日の最終回終了直後からhuluで配信。ストーリーは全3話で堤が演じる左江内をはじめとするレギュラーキャストも出演している。

福田雄一作品だから、エンディングがダンスだからといっても、逃げ恥の二番煎じを狙っているわけもない。半分は小泉今日子(フシギなモコモコ部屋着を着ている)の鬼嫁ぶりが楽しいドラマである。あれはジェラートピケというブランドらしいが、ほとんど宣伝のようだった。

キャスト

左江内家
 左江内 英雄〈52〉 – 堤真一
 左江内 円子〈50〉 – 小泉今日子
 左江内 はね子〈16〉 – 島崎遥香
 左江内 もや夫〈8〉 – 横山歩
警察
 小池 郁男〈39〉 – ムロツヨシ
 刈野 助造〈29〉 – 中村倫也
 刑事 – 保坂聡
フジコ建設営業3課
 簑島 光男〈55〉 – 高橋克実
 池杉 照士〈27〉 – 賀来賢人
 蒲田 みちる〈24〉 – 早見あかり
 下山 えり〈26〉 – 富山えり子
 諸星 – 尾上寛之
左江内の部下
 瓜田井 一心 – 半田浩平
 若松 健 – 君永佑太
 大森 真一 – 福沢重文
 女性社員 – 松島志歩
その他
 米倉 / キャプテンマン – 佐藤二朗
 謎の老人 – 笹野高史
 木手〈50〉 – 福島マリコ
 木手はじめ – 古谷徳隆
 円子のママ友 – はやしだみき
はね子のクラスメイト
 吉村 さやか〈16〉 – 金澤美穂
 佐野 サブロー〈16〉 – 犬飼貴丈

スタッフ

原作 – 藤子・F・不二雄『中年スーパーマン左江内氏』(双葉社・中央公論新社・小学館刊)
脚本・演出 – 福田雄一
音楽 – 瀬川英史
主題歌 – 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「HAPPY」[8](rhythm zone)
EDロールダンス振り付け – 楢木和也
法律監修 – 池村聡
警察監修 – 古谷謙一
スーパー服制作 – JAP工房
アクション監督 – 田渕景也・難波一宏(スタントチームGocoo)
技術協力 – NiTRo、キアロスクーロ撮影事務所、ファーストショット
照明協力 – オフィス・ドゥーイング
美術協力 – 日テレアート
VFX – khaki
ドローン撮影 – 東通クリエイティブ・ビジョン
ポスプロ – レスパスビジョン
チーフプロデューサー – 伊藤響
プロデューサー – 高明希柳内久仁子
制作協力 – AX-ON
製作著作 – 日本テレビ

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