『ブラッシュアップライフ』は、2023年1月8日から3月12日まで、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は民放プライムタイムの連続ドラマ初主演となる安藤サクラ。
バカリズムが脚本を担当する、不思議な日常を描くタイムリープ系ヒューマンコメディ。
33歳で死んだので出生から「2周目」の人生をやり直すという話で、1話と2話を続けてみたのだが、いやー、面白すぎる。この時点で早くも「1周目」と違う人生になっているので、この後どうなるのかが気になる。
安藤サクラ、夏帆、木南春香 の仲良し 3人組の会話が良いのだが、よく考えるとバカリズムの世界なので、脚本通りだということがわかる。
(4話目を見たら安藤サクラはテレビ局のドラマ班APになっていて、2013年の「WOMAN」や2014年の「花咲舞が黙っていない」の撮影現場を再現するという離れわざをやっていた。「かもしれない女優たち」でも同じことを思ったが、バカリズムのドラマ好きは年季が入っている。)
話数を重ねるにつれ、今季最良作との呼び声が高まった本作は、いうまでもなく「マイルドヤンキーの伝説ばなし」と言える。こういうホラを吹く先輩がいるもんなのだ。
松坂桃李、志田未来、染谷翔太、三浦透子などちょい役が豪華。黒木華、臼田あさ美、佐藤玲も出てきてファン(私だ)を喜ばせる。
『ブラッシュアップライフ』の人気は、そのユニークなストーリー展開と感情的なシーンに起因しているようです。例えば、6話では安藤サクラが4度目の人生を送ることになり、保育園時代から徳を積むために行動します。彼女は先生の不倫を阻止し、その後も友達との関係や人生における孤独感など、様々な感情的な局面に直面します。このエピソードは、視聴者に深い感動を与えると同時に、人生のやり直しというテーマに関する深い考察を提供しています。
7話では、安藤サクラが医学研究者としてのキャリアを積み、様々な「ミッション」を達成する過程が描かれています。このエピソードでは、志田未来との関係や家族の変化が焦点になっており、安藤の人生の転換点となる瞬間が多く描かれています。
また、宮下雄也が熱唱する「粉雪」も視聴者に強い印象を残しています。彼の演技や歌唱力は多くの視聴者から賞賛されており、ドラマの楽しい要素の一つとなっています。
これらの要素は、『ブラッシュアップライフ』が多くの視聴者に愛される理由の一部と言えるでしょう。ドラマのストーリーは、人生の選択と再評価に関する深いテーマを掘り下げており、感情的な共鳴を生み出しています。また、キャストの演技や物語の展開が、視聴者にとって引き込まれる要素となっています。
キャスト
仲良し3人組
近藤麻美(こんどう あさみ) / あーちん – 安藤サクラ(幼児期:龍野七海、保育園時代:永尾柚乃、小学校時代:和田愛海 、中学校時代:安原琉那、98歳時:石原ヒロコ)
門倉夏希(かどくら なつき)/ なっち – 夏帆(小学校時代:小吹奈合緒、中学校時代:早瀬憩、老年期:橘侑希)
米川美穂(よねかわ みほ)/ みーぽん – 木南晴夏(小学校時代:前田織音、中学校時代:住田萌乃、老年期:内藤律子)
学生時代の麻美の関係者
田邊勝(たなべ まさる) – 松坂桃李(第2話 – 第4話)
宇野真里(うの まり)/ まりりん – 水川あさみ(第3話・第7話 – 最終話)(中学時代:瀧七海〈第2話・第4話・第7話 – 第9話〉、小学生時:板垣樹〈第2話・第8話・第9話〉、老年期:仙石みよ子〈最終話〉)
福田俊介(ふくだ しゅんすけ)/ ふくちゃん – 染谷将太(小学校時代:塩崎忍)
森山玲奈(もりやま れな) – 黒木華(第3話・第7話)(保育園時代:鈴木凛子〈第1話・第6話・第8話〉、小学生時:本屋碧美〈第2話〉、中学時代:真白莉瑚〈第2話・第3話・第7話・第9話〉)
田上静香(たがみ しずか)/ しーちゃん – 市川由衣(小学校時代:上村結羽)(第2話・第4話・第7話 – 最終話)
丸山美佐(まるやま みさ)/ ごんちゃん – 野呂佳代(小学校時代:羽子田梨杏、中学校時代:小澤美優)(第2話・第4話 – 最終話)
加藤直人 – 宮下雄也(中学生時:藤井優)(第2話・第4話・第7話 – 最終話)
島本加奈子(しまもと かなこ)/ ぺーたん – うらじぬの(小学校時代:小嶋咲絢、中学校時代: 野中梨緒那)(第2話・第4話・第7話 – 最終話)
三田哲夫(みた てつお) / ミタコング – 鈴木浩介(第2話・第4話・第7話・第9話)
麻美の家族
近藤寛(こんどう ひろし) – 田中直樹
近藤遥(こんどう はるか) – 志田未来(幼少期:石塚月雪、幼児期:佐々木明杏、老年期:加藤美智子)
近藤久美子(こんどう くみこ) – 中島ひろ子
原田信博 – 綾田俊樹(第3話・第5話・第7話・第9話)
原田サチ – 松金よね子(第3話・第5話・第7話・第9話)
市役所の人々(1周目)
河口美奈子(かわぐち みなこ) – 三浦透子(第1話・第8話・最終話)
谷口裕二 – 竹森千人(第1話・第2話・第4話)
緑山春菜(みどりやま はるな)、生田美樹(いくた みき) – 佐々木史帆、冨手麻妙(第1話・第3話)
薬局の人々(2周目)
宮岡徹 – 野間口徹(第3話・第5話・第7話・第9話)
下川祐美 – 川面千晶(第3話)
テレビ局の人々(3周目)
臼田あさ美 – 臼田あさ美(本人役、第4話 – 第6話)
塚地武雅 – 塚地武雅(本人役、第4話・第9話)
仲村トオル – 仲村トオル(本人役、第5話)
医学部研究室の人(4周目)
鶴野多江 – 山田真歩(第8話・第9話)
航空会社の人々(5周目)
中村真一 – 神保悟志(第9話・最終話)
堀口聡子 – 江口のりこ(第9話・最終話)
保育園時代の麻美の関係者
池脇洋子(いけわき ようこ) – 中田クルミ(第1話 – 第3話・第6話)
玲奈の父親 – 勢登健雄(第1話 – 第3話・第6話)
死後案内所
受付係 – バカリズム(第1話・第3話・第6話 – 第8話)
ゲスト
第1話
市民 – 矢嶋俊作
警官 – 高木トモユキ(第3話)
真央、早苗 – 泉谷星奈(第6話)、吉田萌果(第6話)
第2話
駅員 – 入江甚儀(第4話)
北熊谷市長 – 森永徹(第4話・第7話 – 第9話)
ヤンキー – 拓夢(高校生時代:上野凱)(第4話・第7話 – 第9話)
患者 – 田野良樹
塩見まどか、小島乃亜、望美 – 深尾あむ(第4話・第8話)、荒川ひなた(第4話)、和泉詩(第4話)
薬学部の女学生 – 堀かおり
痴漢された女性 – 芦原優愛(第4話)
第3話
前野朋哉 – 前野朋哉(本人役、第6話)
薬剤師 – 簑輪裕太(第5話)
第4話
『Woman』の制作スタッフ
メイキング – 佐藤太助
助監督 – 西中ひさあき
茂山雅紀 – BOB
長山純一 – 岩永ひひお
岩田恵子 – 金子ゆい
金森大輔 – 佐藤まんごろう(第5話)
宇多川誠 – 山口森広
その他スタッフ – 中野深咲、藤田啓介、宮島はるか、荒木誠
笹野香織、役名不明 – 吉田芽吹、篠原美紀
第5話
小田 – 横内亜弓
助監督 – 岡部尚(第6話)
脚本家(今井翔平)、監督 – 阿部翔平、鈴木隆仁(第6話)
仲村 – 佐々木春香(第6話)
りんごちゃん – りんごちゃん(本人役)
向里屋春奈(むりや はるな) – 上地春奈
山本(やまもと) – 佐藤玲(第6話)
夢庵の店員 – 名取えりか
第6話
川端 役、黒幕 役 – 古川康、矢柴俊博
主婦 – 小林千里
望月舞 – 増田光桜
第7話
中山賢治 – 田村健太郎(第9話・最終話)
第9話
教師 – 緒方ありさ
大貫、佐伯、小林 – 小山弘訓
高橋、広川 – 大津尋葵、星川愁
巡査 – 中村公隆
鈴木泰子(すずき やすこ) / すーさん – 近藤春菜(写真出演)(最終話)
高城(たかぎ) – 浅野忠信(最終話)
最終話
遥の子ども – 本田涼香
遥の孫 – 愛由
市民 – 内藤トモヤ
スタッフ
脚本 – バカリズム
演出 – 水野格、狩山俊輔
チーフプロデューサー – 三上絵里子
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