僕の手を売ります

當真あみ(僕の手を売ります)
當真あみ(僕の手を売ります)

2023年10月にFODとPrime Videoにて配信されたオダギリジョー主演ドラマ。大桑北郎が多額の借金を返済するために全国各地でアルバイトをして回り、そのゆく先々で起こるさまざまなトラブルに巻き込まれながら、家族と向き合っていく物語。
大桑北郎は、理系の大学院まで出たものの就職氷河期世代で就職をあきらめ、自らネットビジネスに乗り出しましたが失敗し、多額の借金を抱え、東京・町田市に妻の雅美、娘の丸子を残し、自分は全国各地でどんな仕事も引き受けるプロアルバイターをしながら借金完済を目指して生きている。大桑は数々のアルバイトをこなしてきた経験と持ち前の器用さに加え、なんだかんだ断れない性格から、どこへ行っても毎回その土地の個性あふれる人々のトラブルに巻き込まれる。無事にお給料をもらい、次のアルバイトへ向かえるのか!? 抱えた借金はいつ完済できるのか…そんなこんなを繰り返しながらもその土地でひと仕事を終えると妻と娘のもとへ帰っていく。

1月頭からの録画を消化してきて、ようやく面白そうなドラマにたどり着いた。といってもFODオリジナルとして昨年配信済みのものらしい。

プロデューサーのクレジットに、主演しているオダギリジョーの名前があるから、オダギリが持ち込んだものではないかと想像する。

監督・脚本の冨永昌敬という人はオダギリと香椎由宇の映画で商業デビューした人で、かの映画はオダギリ夫妻のナレソメなのではないか。

ドラマは、まず何をナリワイとしているのかわからないオダギリがワゴンカーの車内で目覚めるところから始まり、次いで、猪鍋と熊肉の角煮を作る妻(尾野真千子)と、「なんで朝から猛獣の肉を食わなきゃならないのよ」と文句を言いながらそれをつまみ食いする中学生の娘(當真あみ)の朝を描写する。
オダギリは人から頼まれたエッセンシャルワークの報酬で借金を返す人生を送っているらしいのだが、その借金(280万円)を貸しているのは、ほとんど松田優作のような存在感を放つ松田美由紀演じる極道の妻的な着物女。
高校生の息子と女教師の交際をどうにかしろという指令を受けたところまでが第1話の内容。

ひところ毎季のように見てきたオノマチは最近出演をセーブしているようだが、やはり良いな。
當真あみは「妻、小学生になる。」でもう一人の生まれ変わり(小説家)を演じていた子。

あとは最後まで見てから。

ャスト

大桑北郎 – オダギリジョー
大桑雅美 – 尾野真千子
大桑丸子 – 當真あみ
竹光洋平 – 水沢林太郎
鶴田広務 – 大野泰広
竹光幸枝 – 松田美由紀

スタッフ

脚本・監督:冨永昌敬
音楽:of Tropique
プロデューサー:下川猛、鹿内植、曽我めぐみ、加藤達也、山本喜彦(MMJ)、大塚安希(MMJ)
オダギリジョー
制作協力:MMJ
制作著作:フジテレビ

タイトルとURLをコピーしました