2001年に製作・公開されたアメリカ合衆国のサスペンス映画。原題は「The Glass House」。リーリー・ソビエスキー、ダイアン・レイン、ステラン・スカルスガルドが共演。2006年には『グラスハウス2』(Glass House: The Good Mother )が製作され米国で公開されている。
グラスハウスのあらすじ
女子高生ルビー・ベイカーが夜遊びから帰ると、両親が交通事故で死亡していた。 身寄りがなくなったルビーと弟だが、両親の遺産があり将来の心配は必要がないと顧問弁護士から知らされる。二人は弁護士が紹介した養父母となるグラス夫妻に引き取られ、マリブに建つプール付きの豪邸で裕福な生活を送ることに。しかしルビーは夫妻に不審を抱いていた……
グラスハウスの感想
ダイアン・レイン低迷期の2001年のサスペンスで、「グラスハウス2」という続編があるから、両親を亡くした姉弟が遺産目当ての悪い夫婦に引き取られる、というのはお決まりのパターンなのだろう。
本作では、自動車工場の経営者と女医が「悪い夫婦」で、夫は高利貸しに追われており、まだ36歳のダイアン・レインはやつれたヤク中である。ファーストネームがglassで、ガラス張りの豪邸なのでグラスハウスなのだが、どうしてそんな家に住めるのかわからん。
姉の勘繰りなのではないかという余地を残しながら最初から夫婦は怪しく、意外な展開なしにラストまで続く。アクションもさしたる見どころはないが、わざわざフェラーリを爆発させたので驚いた。
夫を演じたステラン・スカルスガルドは「デューン: パート2」であのウラディミール・ハルコネン男爵を演じている怪優だ。
グラスハウスのキャスト
ルビー・ベイカー – リーリー・ソビエスキー
エリン・グラス – ダイアン・レイン
テリー・グラス – ステラン・スカルスガルド
アルビン・ベグレイター – ブルース・ダーン
ナンシー・ライアン – キャシー・ベイカー
レット・ベイカー – トレヴァー・モーガン
ジャック叔父さん – クリス・ノース
ドン – ヴィト・ルギニス
ワイテイ – ギャヴィン・オコナー
キム先生 – マイケル・ポール・チャン
ターシャ – カーリー・ポープ
デビッド(デイヴ)・A・ベイカー – マイケル・オキーフ
グレイス・エイヴリー=ベイカー – リタ・ウィルソン
自動車学校の教官 – ジョン・ビリングズリー
グラスハウスのスタッフ
監督:ダニエル・サックハイム
製作:ニール・H・モリッツ
製作総指揮:マイケル・I・ラックミル
脚本:ウェズリー・ストリック
撮影:アラー・キヴィロ
音楽:クリストファー・ヤング
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グラスハウスの予告映像
グラスハウスを観た人の感想
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