となりのナースエイド

川栄李奈(となりのナースエイド)
川栄李奈(となりのナースエイド)

『となりのナースエイド』は、知念実希人による小説。2023年11月24日に角川文庫より出版された。星嶺大学医学部附属病院を舞台に新人ナースエイド(看護助手)の桜庭が先輩外科医の竜崎と奮闘する医療サスペンス物語。2024年1月10日より、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送中。主演は本作が民放GP帯の連続ドラマ初主演となる川栄李奈。

多くの人に耳慣れない「ナースエイド」のお仕事ドラマ風なのがちょっと退屈で、看護助手、つまり看護師の補助だから、普通は医師と口を交わすことはない仕事である。ところが川栄李奈は新人ナースエイドでありながら天才外科医(高杉真宙)に堂々と意見していたりする。なるほど、ドラマとはこういうふうに嘘をつくことで成立すすものかと思わせる。もちろん、川栄の正体は医療オタクなどではなく、プロの外科医なのである。

その役柄とは無関係に、川栄李奈という女優は不思議なふてぶてしさを備えているのだが(声だけではあるが、なにしろ「義経のスマホ」までやっているのだ)、その片鱗は「とと姉ちゃん」(2016)から見られたものだった。私が注目したのは「フランケンシュタインの恋」(2017)である。最近では「親愛なる僕へ殺意をこめて」で準主役を務めていたが、ヒロインといえる役は今作が初めてではないかと思う。

知念 実希人「となりのナースエイド」(角川文庫)

知念 実希人「となりのナースエイド」(角川文庫)

川栄李奈ファーストフォト&エッセイ『これから』

川栄李奈ファーストフォト&エッセイ『これから』

キャスト

主要人物
桜庭澪(さくらば みお)〈29〉 – 川栄李奈[2]
竜崎大河(りゅうざき たいが)〈29〉 – 高杉真宙
星嶺医科大学附属病院・統合外科
片岡晴美(かたおか はるみ)〈45〉 – 水野美紀
菊池相馬(きくち そうま)〈28〉 – 矢本悠馬
小野夏芽(おの なつめ)〈32〉 – 吉住
火神郁男(ひがみ いくお)〈57〉 – 古田新太
猿田弥彦(さるた やひこ)〈46〉 – 小手伸也
中山明菜(なかやま あきな)〈25〉 – 織田梨沙
五十嵐ちえみ〈23〉 – あかせあかり
上野奈々 – 大藤由佳
その他
桜庭唯 – 成海璃子
橘信也 – 上杉柊平

スタッフ

原作 – 知念実希人『となりのナースエイド』(角川文庫)[2]
脚本 – オークラ[2]
演出 – 内田秀実、今和紀(泉放送制作)[2]
音楽 – 井筒昭雄[2]
主題歌 – Awesome City Club「ヒカリ」(cutting edge)[3]
医療監修 – 新村核
看護指導 – 石田喜代美
手術指導 – 杉本真樹(帝京大学冲永総合研究所)
ナースエイド監修 – 伊東都、角頼三保子
VFX – 田中貴志
LED Screen Process スーパーバイザー – 大屋哲男
特殊造形 – 松井祐一
OPタイトル – ニイルセン
アクションコーディネーター – 劔持誠
チーフプロデューサー – 松本京子[2]
プロデューサー – 藤森真実、藤村直人、森雅弘、白石香織(AX-ON)、島﨑敏樹(泉放送制作)[2]
制作協力 – AX-ON、泉放送制作
製作著作 – 日本テレビ

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