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新井順子・奥寺佐渡子・塚原あゆ子のトリオで、期待せざるを得ない(下剋上球児の感想)
日曜劇場で高校野球物か、と思って、見る前からおなかいっぱいなので見ないつもりだったが、新井順子・奥寺佐渡子・塚原あゆ子の3人が作るのなら見ないわけにいくまい。
ということで見始めて、鈴木亮平が教員免許持ってないことが早々にわかって大丈夫かと心配したものの(本作は白山高校の実話なので、このくだりは完全にドラマオリジナルである)、モヤモヤする中盤以降を経て、一気に正統派の野球描写で盛り上がって終わった。あの3人でこんなドラマを作れるのかと感心した。
それにしても山下美月は良かったな。
下剋上球児 見どころ
-三重県立白山高校が甲子園に初出場するまでの実話をベースにした、ノンフィクション「下剋上球児」(カンゼン刊)にインスピレーションを受けて企画され、フィクションとして描かれたドラマ。
- 鈴木亮平さんの熱演と、教師・南雲の葛藤
南雲脩司(鈴木亮平)は元高校球児でありながら、教師になってからは野球から離れ、定職にもつかず、くすぶっている人物だが、ひょんなことから廃部寸前の弱小野球部の監督を引き受けることに。野球部員たちと向き合い、彼らの成長を支える中で、南雲自身も過去の秘密や葛藤と向き合い、教師として、人間として再生していく。鈴木亮平の情熱的でありながらも繊細な演技。 - 弱小野球部が甲子園を目指す「下剋上」ストーリー
野球部はわずか数人の部員しかおらず、実力もやる気もゼロの廃部寸前状態。しかし南雲監督と出会い、野球の面白さに目覚め、次第にチームとして成長していく。厳しい練習、挫折、それを乗り越える仲間との絆。「下剋上」というタイトル通り、決してエリートではない彼らが、泥だらまみれになりながら夢に向かって突き進む姿が感動的。 - 若手俳優たちの瑞々しい演技と成長
野球部員を演じるのはオーディションで選ばれた若手俳優たち。撮影期間中に実際に野球の練習を重ね、役柄と共に成長していく姿をリアルに演じた。悩みや葛藤、野球への情熱が瑞々しい演技を通して伝わる。 - 「先生」という仕事と教育の奥深さ
単なる野球ドラマにとどまらず、「教師」という仕事の奥深さも描く。南雲監督は野球を通して生徒たちに何を教え、彼らがどう成長していくのかを、自身の経験を交えながら伝える。生徒たちの個性を尊重し、時には厳しく、時には優しく導くその姿が教師という仕事のやりがいを考えさせる。 - 家族の絆と地域の支え
南雲監督を支える美香(黒木華)、廃れた野球部を陰ながら応援し、支える地域の人々との繋がりも丁寧に描かれる。家族や地域の人々の温かい支えが、南雲監督や部員たちの「下剋上」を後押しする重要な要素に。
下剋上球児 あらすじ
2016年3月、三重県立越山高校の社会科教師・南雲脩司(鈴木亮平)は、野球部の顧問兼監督就任を打診される。しかし、家庭を優先したい南雲は拒否する。そこへ、家庭科教師・山住香南子(黒木華)が赴任し、野球部を強くしたいと中学生の勧誘を開始。名門クラブチームのエース・犬塚翔(中沢元紀)も入学し、南雲はなし崩し的に野球部の手伝いを始める。穏やかだった南雲の生活は、野球部の活動を通じて大きく変わっていく。
下剋上球児を観るには?
下剋上球児のキャスト
■主要人物
南雲脩司 – 鈴木亮平(少年期:羽山由一郎 / 青年期:平川丈)
■三重県立越山高校
○教諭
○野球部員
根室知廣 – 兵頭功海
椿谷真倫 – 伊藤あさひ
日沖壮磨 – 小林虎之介
久我原篤史 – 橘優輝
楡伸次郎 – 生田俊平
中世古僚太 – 柳谷参助(第6話 – )
井内夏樹 – 井上遥(第6話 – )
鈴村譲二 – 鈴木蓮清(第6話 – )
瀬戸陸斗 – 瀬名陽斗(第6話 – )
成澤光明 – 成瀬充稀(第6話 – )
松本淳之介 – 松谷優輝(第6話 – )
三宅晶 – 三浦陽明(第6話 – )
幸上朝陽 – 幸村太陽(第6話 – )
阪大輔 – 中山翔貴(第7話 – )
三鬼まさる – 青山俊雄(第7話 – )
堀川佑 – 金城悠史(第7話 – )
浜田正平 – 横浜翔希(第7話 – )
北林琥太郎 – スカリオン十座(第7話 – )
種田和央 – 七種レオ(第7話 – )
神野太一 – 郷馬健太郎(第8話 – )
■野球部OB
長谷川幹太 – 財津優太郎
藤本大牙 – 鈴木敦也
富嶋雄也 – 福松凜
野原舜 – 奥野壮
紅岡祥悟 – 絃瀬聡一
■その他
宮沢 – 伊達さゆり
真鶴あすか) – 石井心寧(第4話・第6話 – 最終話)
■周辺人物
南雲美香 – 井川遥
南雲青空- 番家天嵩
南雲なぎさ – 倉田瑛茉(2023年時:倉田珠那)
山崎七彦 – 中村シユン
○犬塚家
犬塚樹生 – 小日向文世
犬塚杏奈 – 明日海りお
犬塚敏生 – 吉田ウーロン太
■星葉高校野球部
江戸川快斗 – 清谷春瑠
児玉拓海 – 羽谷勝太
その他野球部員 – 内山智貴、川口時生、片山幸人
越山ドーマーズ
紺野毅 – 山本浩貴
ジョンソン – 新浜レオン
下川原祐一 – 鳥谷敬(第1話)
その他
根室柚希 – 山下美月
青沼健太 – きょん(コットン)
小柳晴哉 – 大倉孝二
下剋上球児のスタッフ
「下剋上球児」は、野球に青春をかける球児たちの物語を通して、夢を追いかけることの素晴らしさ、諦めないことの大切さ、人と人との絆の尊さを教えてくれる感動ドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
下剋上球児の原案作(菊地 高弘)
10年連続、県大会初戦敗退の弱小校
かつて県内で一番対戦したくない“荒れた高校”がまさかの甲子園!?
「一生覚えとけよ。こんだけの人が、お前らを応援してくれてんだぞ」
2018年夏の甲子園に初出場した三重県立白山高校。白山高校は、いわゆる野球エリート校とは対照的なチーム。
10年連続県大会初戦敗退の弱小校。「リアル・ルーキーズ」のキャッチフレーズ……。
そんな白山高校がなぜ甲子園に出場できたのか。
そこには、いくつものミラクルと信じられない物語が存在した。
「菊地選手」渾身の一作。
学校も野球部も地元も熱狂! ひと夏の青春ノンフィクション
第1 章 雑草だらけのグラウンド
第2 章 牛歩のごとく進まぬチーム
第3 章 10年連続三重大会初戦敗退
第4 章 真面目軍団と問題児軍団
第5 章 一筋の光明と強豪の壁
第6 章 8名の野球部顧問
第7 章 過疎の町と野球部
第8 章 三度目の正直
第9 章 監督の手を離れるとき
第10章 日本一の下剋上
第11章 空に昇っていく大歓声
第12章 白山はなぜ甲子園に出られたのか