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ボッカチオ’70

3.5
ソフィア・ローレン(ボッカチオ'70) 未分類
ソフィア・ローレン(ボッカチオ'70)
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『ボッカチオ’70』(原題:Boccaccio ’70 / Boccace 70)は、1962年に製作・公開された、イタリア・フランス合作のオムニバス映画。参加監督はマリオ・モニチェリ、フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、ヴィットリオ・デ・シーカの4人。チェーザレ・ザヴァッティーニの発案による艶笑コメディ、いわゆる「イタリア式コメディ」。
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『ボッカチオ’70』ってどんな映画?

イタリア映画界が誇る4人の巨匠が、ルネサンス期の作家ジョヴァンニ・ボッカチオの精神を現代(1960年代)に蘇らせた、贅沢極まりないアンソロジー映画。
まさに「イタリア映画の黄金時代」の布陣で、フェリーニによる、巨大なビルボードからアニタ・エクバーグが抜け出してくる幻想的な第2話、ヴィスコンティが描く、美しきロミー・シュナイダーの退廃的な貴族の世界、デ・シーカとソフィア・ローレンという、ネオリアリズモを牽引した名コンビによる艶やかな一編など、ニーノ・ロータの音楽に乗せて、当時のイタリアの活気、エロティシズム、そして皮肉たっぷりなユーモアが詰め込まれた、教科書に載るレベルの映画。第1話のマリオ・モニチェリ編が、公開当時はカットされることが多かったというエピソードも、今となっては映画ファンの語り草となっている。

第1話 レンツォとルチアーナ Renzo e Luciana

第2話 アントニオ博士の誘惑 Le tentazioni del dottor Antonio

第3話 仕事中 Il lavoro

第4話 くじ引き La riffa

1等賞品にふさわしい、ソフィア・ローレンの肉体。

ヴィットリオ・デ・シーカ「くじ引き」

ヴィットリオ・デ・シーカ「くじ引き」

舞台は北イタリア、移動見世物の遊園地である(ルナパークという電飾が見える)。牛のせり市なども立っている。国営のくじのヤミ版(同じ番号を当てれば良い)のくじを1枚3000リラで売っている男がいる。1等(しかないみたいだが)の賞品は射的屋の看板娘ゾーエ(ソフィア・ローレン)の肉体である。三白眼が美しい(えらが張っているのにあごの華奢な、ふしぎな顔である)ソフィアは、目にも鮮やかな赤いドレスを着ている。
面白かったのは、牛が逃げ出してメリーゴーランドのまわりをぐるぐる走ったあげく、射的場の中のソフィアをじっと見つめるシーンで、自分の赤いドレスにはっと気がついた彼女は、すばやくそれを脱いで黒いレースの下着姿になってしまう。

映画を通して、ソフィアはこのドレスを脱いだり着たりして、観客の目を巨乳に釘づけにさせる(右の写真は、なぜかスイカを切って食べるソフィア。筆者は、肉感的とはこういうものだと子供のころから覚え込まされてきた)。

市場の男たちはゾーエ目当てでくじを買いまくり、居酒屋のテレビの前でくじの発表を固唾をのんで見守る。
はたして、アーモンド型のガラガラから取り出された銀の玉の中に入っていたのは「68」。
みな顔を見合わせるが、当てたのは童貞の牧師だった。みんなは当たりくじを5万で買おう、いや8万出してもいいと殺到するが、牧師は/老いた母親から足に灰をかけてもらい、「さあ楽しんでおいで」と送り出される……

「戦争の危機が迫っている!」「フルシチョフが声明を発表した!」と核時代の危機を叫ぶ白衣の獣医が登場するのが時代を感じさせる。

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ボッカチオ’70を観るには?

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