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サウンド・オブ・サンダー

3.5
キャサリン・マコーマック(サウンド・オブ・サンダー) 未分類
キャサリン・マコーマック(サウンド・オブ・サンダー)
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『サウンド・オブ・サンダー』(原題: A Sound of Thunder)は、2005年のアメリカSF映画。監督はピーター・ハイアムズ、出演はエドワード・バーンズとキャサリン・マコーマックなど。レイ・ブラッドベリの短編小説『雷のような音』(短編小説集『太陽の黄金の林檎』収録)を原作とし、時間旅行が実現した未来の人々が恐竜狩りツアーで起こした小さなトラブルから、地球の歴史が大きくゆがみ始めるさまを描いている。
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『サウンド・オブ・サンダー』ってどんな映画?

SF文学の巨匠レイ・ブラッドベリの短編小説を原作に、タイムトラベル・ビジネスが実用化された近未来を舞台に、過去での些細な変化が引き金となって現代の生態系が崩壊していく恐怖を描いたSFサスペンス映画。時間遡行のルールを破ったことで、進化の波が押し寄せ、世界が変貌していくパニックが起こる。
監督・撮影を務めたのは『カプリコン・1』や『エンド・オブ・デイズ』など、緊迫感のある娯楽作で知られるピーター・ハイアムズ。本作では「バタフライ・エフェクト」を視覚化したユニークな世界観を構築し、進化の波が都市を飲み込んでいくサスペンスフルな風景を、独特の陰影を活かしたシリアスな映像で撮っている。
主演のエドワード・バーンズは、過去の過ちを正すために奔走するツアーリーダーの焦燥と責任感を演じ、タイムマシンの開発者役のキャサリン・マコーマックも、危機に直面する科学者の葛藤を演じた。
「過去の一歩が未来のすべてを変えてしまう」という時間パラドックスの恐怖が描かれており、ベン・キングズレーデヴィッド・オイェロウォといった実力派が、時空の歪みによって異形の生物が徘徊し始める都市の緊張感を支えた。

あらすじ

西暦2055年、科学技術の発展により人類はタイムトラベルの実現に成功。チャールズ・ハットンのシカゴの旅行代理店TIME SAFARI社は白亜紀の恐竜を狩る「ハンティング・ツアーサービス」を企画、金持ちの間では一大ブームとなっていた。しかしこの旅行は過去との干渉で歴史を改変してしまう可能性のある危険性の高いツアーだった。
トラヴィス・ライヤーら添乗グループは旅行者の行動監視を行う立場だったが、ある日のツアーの最中にトラヴィスの所持していた液体窒素銃がトラブルを起こし、眼前で暴れまわる恐竜を前に旅行者がパニックに。その日の夜を境に異変が起き、当初は偶然と思われたが、着地時刻の計算ミスをきっかけに、先日のトラブルで歴史を改変してしまったことがわかる。
トラヴィスらがソニア・ランド博士を迎え入れて事態の解明した結果、白亜紀から「1.3グラムの何か」を持ち帰っていた事実が判明。それが一体何か、誰が持ち帰ったのかを究明しようとするが、歴史を改変したことで「時間の津波」が迫り、人類滅亡の危機が迫る。

キャスト

トラヴィス・ライヤー博士(TIME SAFARI社の社員でツアーの添乗グループのリーダー) – エドワード・バーンズ
ソニア・ランド博士(タイムマシン『TAMI』野発明者) – キャサリン・マコーマック
チャールズ・ハットン(TIME SAFARI社の社長) – ベン・キングズレー
ジェニー・クレイズ(TIME SAFARI社の社員でツアー添乗メンバーの1人) – ジェミマ・ルーパー
マーカス・ペイン(同) – デヴィッド・オイェロウォ
Dr.ルーカス(同) – ヴィルフリート・ホーホルディンガー
クレイ・デリス(タイムトラベル監督局の役人) – アウグスト・ツィルナー
クリスチャン・ミドルトン(ツアー参加者) – コーリイ・ジョンソン
テッド・エックルズ(同) – ウィリアム・アームストロング

製作が破綻した映画は数限りなく、凡作もまたそれを乗り越えることがある。

簡易なサラウンドスピーカーを買ってみたので、「迫力」の度合いを試してみようとツタヤで借りてみた。あー、言い訳くさいぞ(笑)。

結論からいうと、上記の目的のためにはまさにぴったりの映画である。事前知識なし見始めたのはまことにラッキーであった(ましてやブラッドベリの「いかずちの音」の映画化であるなんてことを知らなくて、本当によかった)。奇妙なことに、この映画について書かれたレビューはどれも、みんな同じことが書いてある。

ピーター・ハイアムズといえば、実はあの「テレフォン」の脚本を書いた人でもあるのだが、自らの監督作品としては「カプリコン・1」(「テレフォン」と同年だ)「2010年」「シカゴ・コネクション/夢みて走れ」、さらには「タイムコップ」「レリック」「エンド・オブ・デイズ」などを撮った職人監督で、見ている間だけ楽しめればいいということに徹していると思うのだが、しかしやはり見ている間でも結構タイクツする。製作が破綻したとのことだが、たとえ破綻しなくても、たかだか「エンド・オブ・デイズ」程度の映画ができたにちがいないのだ。

それでも、これでもかとばかりに様々な見せ場を盛り込んでいるヤケクソな姿勢は評価できるし、失敗している合成などもそれ自体が映画の魅力をそこなうものではなく、かえって興味深かった。

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『サウンド・オブ・サンダー』を観るには?

『サウンド・オブ・サンダー』作品情報

監督 – ピーター・ハイアムズ
脚本 – トーマス・ディーン・ドネリージョシュア・オッペンハイマーグレッグ・ポイリアー
原作 – レイ・ブラッドベリ『雷のような音(英語版)』
製作 – ハワード・ボールドウィン、カレン・ボールドウィン、モシュ・ディアマント、アンドリュー・スティーヴンス
製作総指揮 – エリー・サマハ、ロマーナ・シサローヴァ、ジョン・ハーディ、リック・ナサンソン、イエルク・ヴェスターカンプ、ウィリアム・J・イマーマン、ブレック・アイズナー
音楽 – ニック・グレニー=スミス
撮影 – ピーター・ハイアムズ
編集 – シルヴィ・ランドラ
製作会社 – フランチャイズ・ピクチャーズ、クルセイダー・エンターテインメント、ボールドウィン・エンターテインメント・グループ
配給 – アメリカ:ワーナー・ブラザース、ドイツ:パラマウント映画、日本:松竹
公開 – アメリカ:2005年9月2日、日本:2006年3月25日
上映時間 – 102分

『サウンド・オブ・サンダー』の原作(レイ・ブラッドベリ)

冷えきった地球を救うために太陽から“火”を持ち帰ろうとする宇宙船を描いた表題作「太陽の黄金の林檎」、灯台の霧笛の音を仲間の声だと思いこみ、海の底から現れる古代生物の悲哀を綴った「霧笛」、タイム・トラベルの危険性を鋭くえぐる「サウンド・オブ・サンダー(雷のような音)」など、SFの抒情詩人たる巨匠の幻想と詩情にあふれる22篇を収録した短篇集。

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