あらすじ
地球で罪を犯した主人公の男が、水が全く存在しない過酷な赤い惑星に置き去りにされる「星流し」の刑に処される。看守から「銀の玉」を一つだけ手渡されるが、そのボタンを押すと少量の水が出てくる。喉の渇きを潤すためにはボタンを押すしかないが、その玉には小型原子爆弾が組み込まれており、いつ爆発して粉々になるか分からないという恐ろしい仕掛けになっていた。1回目に爆発するかもしれないし、何万回押しても爆発しないかもしれない。水を得て生き延びたいという欲求と、爆発するかもしれないという恐怖の間で、男は激しく葛藤するが、勇気を振り絞ってボタンを押し、水を飲む。やがて彼は、ただ残りの人生を長らえるよりも、一度に大量の水を出し、貯めて贅沢に使うことを思いつく――
キャスト
感想
星作品のベストとも言われる。
水だけじゃ結局生きられないじゃないか、と思うかもしれないが、原作では星のいたるところに乾燥食が隠されているという設定だ。
『処刑』を観るには?
『処刑』作品情報
脚本・演出・撮影 –
プロデューサー – 乗富巌、伊藤嵩
助監督 – 秋山真二
制作担当 – 佐野裕哉、加藤勇人
照明 – 森寺テツ
録音 – 中野雄一
美術 – 延賀亮
ドローン – 西尾隆
劇用車 – 河村章夫
衣装 – タカハシエイジ
メイク – 内藤歩
記録 – 丹羽春乃
編集 – 久保雅之
映像技術 – 辻高廣
カラーグレーディング – 西田賢幸
CG – 山内太
音楽 – Akeboshi、山田勝也
サウンドデザイン・MA – 渡辺寛志
原作 – 「処刑」1959年(『ようこそ地球さん』所収)
『処刑』の原作
祝! 宇宙進出。地球によく似た、ステキな星を見つけたけれど……。
奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。
文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――
人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。


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