アキラくん

早瀬結菜(アキラくん)
早瀬結菜(アキラくん)
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『アキラくん』は、 TOKYO MX (MX1)で2022年9月6日〜27日の毎週火曜日23:30 〜 24:00に放送。全4話。

あらすじ

父親の再婚を受け入れられない14歳の少女・吉田なぎ沙(早瀬結菜)は、田舎の祖父母宅へ身を寄せ、小さな中学校へと転校したが、1人の男子生徒の顔を見て言葉を失う。彼の名は「アキラくん」(筧十蔵)。なぎ沙の目には「どう見ても普通ではない」と映るのに、担任の先生もクラスメイトもごく普通に彼と接していた。なぎ沙はアキラくんの秘密について調べ始め、周囲の人間関係や、アキラくんを取り巻く奇妙な日常に巻き込まれながらも、彼に隠された違和感の正体に迫ろうとする。アキラくんが抱えていた秘密と、なぎ沙だけが感じていた違和感の正体とは……?

キャスト

■主人公とクラスメイト
吉田 なぎ沙 - 早瀬結菜
アキラくん(クラスメイト) - 筧十蔵
岸本 楓 - 岸せいら
柳 あんな - 薙八千流
草場 尚也 - 小山春朋
小松 嶺介 - 山下光琉
■学校の先生
校長先生 - 園田シンジ
田倉先生 - 芦原健介
■なぎ沙の家族・周囲の人々
吉田 貴之(なぎ沙の父親) - 池田良
ひろみ - 安藤なつ / メイプル超合金
吉田 幸枝(なぎ沙の祖母) - 内田春菊
吉田 繁蔵(なぎ沙の祖父) - 綾田俊樹

感想

ファーストインプレッション

MXの謎のドラマで、早瀬結菜という子役も小山亮太という作家もよくわからず。

ドラマはオフビートな感じでなかなか面白いので、しばらく見ると思う。

ロケ地は茨城県行方市。

最終回まで観て

4話と短くて残念に思うほど面白かった。早瀬結菜も良いが岸せいらという子も良いので、きっとどこかでまた見られるだろう。そして内田春菊の老け方に衝撃を受けた。

結末ネタバレ

もう一度観ることが難しそうなので、結末を書いておく。

アキラくんの「違和感」の正体
主人公のなぎ沙だけが初見で言葉を失うほど驚き、ずっと抱き続けていた「ある強烈な違和感」の正体。それは、アキラくんが「人間の男の子ではなく、完全に『着ぐるみ』のクマ」だったということ。
頭から足の先まで、どう見ても二頭身ほどのマスコットキャラクターのような「クマの着ぐるみ」の姿をしているのだが、なぎ沙以外のクラスメイトや先生、街の人々は全員、彼のことを「ごく普通の男子中学生」として認識し、何事もないように日常を過ごしていた。なぎ沙だけが、その異様な光景(世界側のバグ)に一人で困惑し続けていたのだった。

最終回(第4話)の衝撃の結末
物語のラスト、それまでのノスタルジックでシュールな青春コメディの空気感から一変し、ジャンルが「ホラー」へと急転回する。

  1. なぎ沙の感覚が「正常」だった理由
    なぜ、なぎ沙だけがアキラくんを「クマの着ぐるみ」だと認識できていたのか。それは、なぎ沙が周囲の人間とは違い、まだ世界の狂気に汚染されていない「正常な人間」だったからだった。
  2. 恐怖のラストシーン
    最終的に、なぎ沙もこの街の奇妙な環境や人々に囲まれ、精神的に追い詰められていく。そして物語の最後の最後、なぎ沙はついに限界を迎え、世界に「順応」してしまう。
    なぎ沙がアキラくんを見た瞬間、それまで見えていたはずの「クマの着ぐるみ」の姿が消え、他の人たちと同じように「ごく普通の、人間の男の子(筧十蔵」に見えるようになってしまうのである。
  3. 結末の意味
    なぎ沙が笑顔で「おはよう、アキラくん」と声をかけたところで物語は幕を閉じる。
    一見すると、転校生のなぎ沙がクラスに馴染んでハッピーエンドを迎えたかのように見えるが、視聴者視点では「主人公のなぎ沙も、ついに街の異常な集団催眠(狂気)に取り込まれてしまった」ことを意味する、非常にゾッとする痛快なバッドエンド(サイコホラー)となっている。

たった4話の短い作品ながら、この「シュールな学園モノから一気にホラーへと突き落とされる構成」が、多くの視聴者に強いインパクトを残した。

『アキラくん』作品情報

監督・脚本 – 小山亮太
助監督・脚本協力 – 諸橋隼人
主題歌 – Rei 「[CHOTTO CHOTTO with CHAI](Reiny Records / ユニバーサル ミュージック)
制作会社 – SWEAT
制作著作 – ソニー・ミュージックエンタテインメント

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