【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新

第122回|大リーグボール二号のヒント

こっそり覗いて涙を流す明子 【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新
こっそり覗いて涙を流す明子
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前回(第121話|泥まみれの背番号16)のあらすじ】
姉の春にウキウキする飛雄馬に明子が激怒。背番号16の秘密が明かされるが、飛雄馬は「今の俺には買いかぶりだ」と一蹴。マンションの屋上へ駆け出していくのだった。

 
「なんですって、星の様子が変ですって・・・」
クラウンマンションを訪れた伴は、明子に言われて窓から見下ろした。
飛雄馬はマンション前の公園でベンチにすわり、じっと手を見つめている。

毎日こうしているのだとか

毎日こうしているのだとか

(通りすがりの人)

通りすがりの人「この近くにクラウンマンションってありますやろか」

( ゚д゚)ポカーン

( ゚д゚)ポカーン

「かわいそうに、若いのに気ふれてるんやね」
なんで関西弁、と思うが、実はこの女、ただの通りすがりではないのである。
ふと気がつくと、スポーツ新聞の記者がここぞとばかり写真を撮っている。
公園に車がww

公園内に車で乗り入れる大胆取材ww

車を追い払った伴に、飛雄馬はようやく気づいて、「ああ、伴・・・」

「今の女が何と言ったのか知っておるのか、お前のこと気いふれとる、つまり基地外だと言っとったんだぞ」
事情を知らない人間が基地外だと思うのも無理はない、しかしそのままでは体がなまっちまう、だから今日から俺と一緒に・・・

(ハッ)おい、星!

(ハッ)おい、星!

飛雄馬が向かったのは屋上。
脳内で、みんなの買いかぶりの言葉が責め立てる。
そしてその耳に届くのは、屋上でさっきの女と夫婦の話し声。


女はおそらく大阪から遊びに来た細君の妹なのだろう。
夫君は東京の街を見下ろしながら、25年前は空襲で何もなかった土地が、ここまで復興したことをしきりに賞賛している。広島なども、ゼロから立ち直ったのだと。

夫婦の幼い娘が、あんたがたどこさを

夫婦の幼い娘が「あんたがたどこさ」を

「うん…?」ぱんつが見えてる…

「うん・・・?」
ぱんつが見えてる・・・

近づいた飛雄馬、「お嬢ちゃん、僕にそのまりちょっと貸してくれない」
「野球のお兄ちゃんね、あたしファンだから貸してあげる・・・」

借りたまりをつきはじめる飛雄馬

借りたまりをつきはじめる飛雄馬

しかしまりは大きくバウンドして

しかしまりは大きくバウンドして

「いつも同じ力でつかなきゃだめ」

「いつも同じ力でつかなきゃだめ」

ええっ

ええっ

燃えている飛雄馬

燃えている飛雄馬

貸せっ

貸せっ

女の子は泣きはじめてしまい、「まり取られちゃったの・・・」と母親に訴える。

「あっ、あの人、基地外や!」

「あっ、あの人、基地外や!」

「なにっ、基地外だと・・・」と屋上に上がってきた伴、
飛雄馬の異常な目の光にぎょっとする。
無言でまりをつき続ける飛雄馬。
「まさかあいつ本当に・・・」

飛雄馬がノイローゼと聞いたオズマ=一徹

飛雄馬がノイローゼと聞いたオズマ=一徹は・・・

「ヒューマ・ホシはそんな意気地なしだったのか、そんな意気地なしはGo to Hellだ!」
「ノイローゼにでも基地外でもなれ!」と一徹も至極冷たいのだった

雨の夜――近所に恋人にふられて気のふれた女がいたっけ・・・と思い出す伴。

「星、まさか貴様・・・」
「その女は恋人を、星は大リーグボールを・・・ともに自分の命をなくしたんだ・・・」
おまけに星は、ボールにイジメられてきた・・・

おまけに星は、ボールにイジメられてきた・・・

「バカバカッ! いくらなんだって、なんちゅうことを俺はっ」
と首をブンブンしているところに、明子から電話。
明子の寝巻は浴衣だ

明子の寝巻は浴衣だ

「あの日以来、一日じゅうまりをついているの・・・今も自分の部屋で」
「もしかしたら星のやつ、気が狂ったのでは」
伴が思わずつぶやくと、
「えっ」

「えっ」

「しまった、こともあろうに明子さんになんてことを・・・今のは、冗談です」
「私、明日病院に相談に行きます」
「病院というと・・・」
「精神病院です」
「ええ、だから冗談だと・・・」

「自分が何をこわがっているのがわかったわ、今の飛雄馬の様子を見たら、誰でもそう思うのが当然だったのよ」
「じゃあ俺も明日一緒に付いていきます」
この時代の「精神病」観がわかる会話である。
電話を切った伴は、宿舎の部屋でひとり電話をかかえて涙を流し、

でえーい、と電話に八つ当たり

でえーい、と電話に八つ当たり

雨の中に裸足で出ていき、一徹に向かって叫ぶ伴。
「聞け、鬼め! 貴様の息子が基地外になったぞ! それで本望か!」
ギャハハ、これで貴様の役目も終わりだ

ギャハハ、これで貴様の役目も終わりだ

もうすべておしまいだ、そのような鬼は地獄の底まで堕ちてしまえ!

自室でまりをつき続ける飛雄馬。

こっそり覗いて涙を流す明子

こっそり覗いて涙を流す明子

あんたのが怖いよww
夜が明け、屋上に場所を移して飛雄馬はまりをつきつづける。

「一睡もしないでまりをついているんだわ」
「明子さん、ここで待っていてください」
と伴は飛雄馬の傍に行き、
「星・・・お前が入院するようなことになったら、この俺も入院するからな」(えっ)
そのとき――まりつきは不意に止まる。
ああっ・・・

ああっ・・・

そうか、そうだったのか、そうか、やっと見つけたぞ
見つけた!見つけた!

見つけた!見つけた!

やめてー!と明子は悲鳴。
「もういい、わかった、帰ろうや」

「もういい、わかった、帰ろうや」

「伴、ヒントをつかんだぞ、大リーグボール2号のヒントだ」
「大リーグボール2号・・・
さあ立て、寝とらんじゃろう、お前は疲れているんだ・・・」

嘘じゃないんだ、みんなには基地外じみて見えたかもしれないが(自覚はあったのかい)、あのまりつきこそ、大リーグボール2号のヒントを授けてくれたんだ!」
「星! 貴様、それは本当か・・・」
ふと見ると、飛雄馬の目は普通に戻っているのだった。
「いつまで基地外扱いしている、お前俺と何年つきあっているんだ」

わーい、野球のお兄ちゃんはじめて笑った!

わーい、野球のお兄ちゃんはじめて笑った!

「君のおかげだありがとう!」
そのとき、お母さんが「美奈ちゃん」と呼びに来る。
同じ名前の子がホントを与えてくれたんじゃのう、と感慨深く言う伴。
「言うな、伴、その名前を・・・」
と飛雄馬は吹っ切るように、
「それより特訓に協力してくれるか、すぐグラウンドに直行だ!」
走り去る二人を、よかった・・・と見送る明子であった。

そしてグラウンド―――

飛雄馬「これからやる特訓は、1号のときよりはるかに奇想天外な特訓になる。しかし理論的には絶対実行可能な球なんだ」
伴「1号のときと同じく無条件協力、任せてくれい!」
そして投げ始めた球は・・・

俺の眼は・・・どうなってしまったんじゃい!

俺の眼は・・・どうなってしまったんじゃい!

ついに掴んだ「大リーグボール2号」のビッグヒント。
伴の悲鳴とともに、ついに魔球2号の特訓が始まる・・・

 

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