Mr.ノーバディ

ペイズリー・カドラス(Mr.ノーバディ)
ペイズリー・カドラス(Mr.ノーバディ)
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『Mr.ノーバディ』(原題:Nobody)は、2021年のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。監督はイリヤ・ナイシュラー、脚本はデレク・コルスタッド。出演はボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、クリストファー・ロイド、アレクセイ・セレブリャコフなど。主演のオデンカークはプロデューサーも務めた。

『Mr.ノーバディ』ってどんな映画?

ただの冴えない親父? それとも、絶対に怒らせてはいけない男——⁉︎
ジョン・ウィック』の脚本家デレク・コルスタッドと、『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー監督がタッグを組んだ痛快アクション・サスペンス。 地味で目立たない平凡な日常を送る男が、ある出来事をきっかけに内に秘めた狂暴な牙と“過去”を解き放ち、ロシアンマフィアを相手に破天荒な大暴れを繰り広げる!

あらすじ

妻や息子から見下され、金型工場で退屈な勤務に明け暮れる会計士ハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)の家に、ある夜、強盗が入る。家族を守るため敢えて抵抗せずに見過ごしたハッチは、息子からは失望され周囲からも嘲笑されるが、その不甲斐なさの裏には「怒りを抑え込む」という真の理由があった。蓄積されたストレスが限界を迎えたある夜、バスの中でチンピラグループが女性に絡んでいる場に遭遇したハッチは、ついに“スイッチ”を入れ、拳一つでチンピラたちを壊滅させる。しかしその中にロシアンマフィアのボスの弟が含まれていたことから、ハッチは冷酷なマフィア組織を敵に回すハザードへ突入していく——。

キャスト

ハッチ・マンセル(金型工場に勤める会計士) - ボブ・オデンカーク
◼︎ハッチの家族
ベッカ・マンセル(ハッチの妻で実業家) - コニー・ニールセン
ブレイク・マンセル(息子) - ゲージ・マンロー
サミー・マンセル(娘)- ペイズリー・カドラス
◼︎ハッチの親族
デイビッド・マンセル(父) - クリストファー・ロイド
ハリー・マンセル(異母弟) - RZA
エディ・ウィリアムズ(義父で工場のオーナー) - マイケル・アイアンサイド
チャーリー・ウィリアムズ(義弟で工場の役員) - ビリー・マクレラン
◼︎クズネツォフ・ファミリー
ユリアン・クズネツォフ(ロイアンマフィアのボス) - アレクセイ・セレブリャコフ
パヴェル(ユリアンの側近) - アラヤ・メンゲシャ
テディ・クズネツォフ(ユリアンの弟) - アレクサンドル・パル
バスのチンピラ(テディの取り巻き) - ダニエル・バーンハード
◼︎その他
理髪師(ハンドラー) - コリン・サーモン
ダレン(国防省職員) - J・P・マヌー

感想

一般市民だと思ったら最強の男でした」ジャンル(例=「コードネーム:プリンス」など)に属する映画で、主人公が“覚醒”する都合上、だんだん(そして際限なく)強くなるのが特徴だ。死体の量産ぶりに「ジョン・ウィック」を思い出していたら、脚本を書いているのが同じ人だった。

本作は70・80年代のBGM(パット・ベネターの「Heart Breaker」を40年ぶりに聴いた)が楽しいアクション映画でもあり、このへん、MV監督でもあるイリヤ・ナイシュラー監督のセンスが光っていると思う。

ナイシュラーはウクライナ侵攻を批判して当局から目をつけられているロシア人であり、ハリウッド映画のロシア人の描かれ方が不満で、正しくロシア人を描くことを強みとしているという。
本作の敵はもともと韓国マフィアの予定だったが、「韓国のことはよく知らないがロシア人ならわかる」というナイシュラーの意見でロシアンマフィアとの戦闘映画になったらしい。本作のロシア人が「正しいロシア人」なのかは判断つかないが、ロシアの国民的俳優だというアレクセイ・セレブリャコフが演じているのが「歌って踊れるマフィアのボス」という変なキャラなのは、この人のアイディアなのだろうか。

主演のオデンカークという人はコメディアンから放送作家になった才人で、役者としての活動は後から始めている。本作を発案したのもこの人で、ユーモアが感じられるのはそのせいか。

本作の続編「Mr.ノーバディ2」は2025年に公開しているが、本作で全焼させたロシアンマネーを返済するために主人公ハッチが昼夜を問わず任務をこなしているところから始まるらしい。

『Mr.ノーバディ』を観るには?

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『Mr.ノーバディ』作品情報

監督 – イリヤ・ナイシュラー
脚本 – デレク・コルスタッド
製作 – ケリー・マコーミック、デヴィッド・リーチ、ブレイデン・アフターグッド、ボブ・オデンカーク、マーク・プロヴィッシエロ
製作総指揮 – デレク・コルスタッド、マーク・S・フィッシャー、トビー・マグワイア
音楽 – デヴィッド・バックリー
撮影 – パヴェウ・ポゴジェルスキ
編集 – ウィリアム・イェー、エヴァン・シフ
製作会社 – パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ、87ノース・プロダクションズ、、エイティー・トゥー・フィルムズ、オデンカーク・プロヴィシエロ・エンターテインメント、電通
配給 – アメリカ: ユニバーサル・ピクチャーズ、日本: 東宝東和
公開 – アメリカ: 2021年3月26日、日本: 2021年6月11日
上映時間 – 92分

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