セキララ日記

美輪明宏とマイナンバーカード

美輪明宏「メケ・メケ」 セキララ日記
美輪明宏「メケ・メケ」

美輪明宏のこと

昨日の夕方、父親から電話がかかってきた。
美輪明宏が亡くなったということで、それは昼間に俺もネットニュースの見出しを見て知っていた。
父親は同い年だったというのだが、銀巴里によく聴きにいっていたと言い(昭和30年代の父親は有楽町で働いていた)、大好きだったといって涙ぐんでいるのである。そんな話は初めて聞いた。
さらに、今では放送禁止ではないらしい「ヨイトマケの唄」が好きだったと言い、少年時代に地下足袋を履いてヨイトマケをする祖母の姿を思い出すのだという。
そのへん、もしかして作られた記憶なのではないかと訝ったのは、「ヨイトマケの唄」が発表されたのが、筑豊でのコンサートが炭鉱労働者で満席になり、それに感激した美輪が作曲を始めたのは明くる年の1964年で、すでに俺が生まれた後だったからである。もっとも、この歌自体、美輪が幼少期の母親の姿を思い出して歌ったものらしいので、父親はその意味でも自分を重ねているのかもしれない。
どんな歌詞なのか知らないやと思って調べたら、「父ちゃんのためならエンヤコーラ」というフレーズがなじみ深いあの歌だった。要注意歌謡曲指定制度というものがあったことも今知ったのだが、「イムジン河」などがそうなのね。

美輪明宏については天井桟敷の人というイメージしかなく、二丁目の「ナジャ」で管を巻いているアングラ仲間として、四谷シモンと区別がついていない部分がある。シモンは、美輪主演の「毛皮のマリー」にも出ていたはずだ。

マイナンバーカードの受け取り

今日は息子を連れて市役所へ。

昨年の俺が入院するのと同時に自宅に戻ってきた長男は、動画編集の仕事をしているのだが、実質的には社不のようなもので、銀行口座を持っていない(奨学金の支払いを勝手にストップしているので、自分の預金があることがバレると差し押さえられてしまうと信じている)。健康保険は俺の不要になっているのだが、それも使えなくなったので、いよいよマイナンバーを作らなければならないということで、住民票を移したついでにしつこく言って、ようやく受け取りの段階まで来たところだ。
それで今日、車で受け取りに付き合ったのだが(一人でバスで行けと言うとなかなか動こうとしない)、引き取りには身分証が必要とのことで、健康保険証や年金手帳などではダメだという。小学校か中学校の卒業証書か、病院の診察券を持ってこいと窓口のおばさんが言ったというので、驚いた。
そんな話は初めて聞くし、二十数年前の卒業証書で証明できることって一体何だろうか。
というわけで家に帰って(幸い、どちらもあった。ただし診察券も十年以上前のものである)、出直すはめになった。

やれやれである。

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