【前回(第124話|すばらしい兄・左門)のあらすじ】
左門の弟妹たちは多摩川でボールが消える瞬間を目撃するが、左門は「盗泉の水は飲まず」と厳しく説教。しかし球場へ向かう左門の頭の中は弟マサヒロの言葉でいっぱいになる。
左門の弟妹たちは多摩川でボールが消える瞬間を目撃するが、左門は「盗泉の水は飲まず」と厳しく説教。しかし球場へ向かう左門の頭の中は弟マサヒロの言葉でいっぱいになる。
多摩川は夏のにわか雨、ベンチで休みながら甲子園大会実況をテレビで見て、青雲高校の夏をなつかしく思い出す飛雄馬と伴(目が見えない伴は、音だけ)。
今日は大リーグボールのヒントを持って来たんだ、と飛雄馬が出したのはズック製のボールである。
昭和14年の甲子園の名投手・嶋清一が作ったというボールだという。
嶋は甲子園史上唯一となる、準決勝・決勝の2試合連続ノーヒットノーランを達成した人。
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戦地での嶋(手前にいいるのは一徹)
「いつになったら野球ができるのかなあ」と暢気な会話をしている二人。
しかし――
しかし――

哀れ嶋は戦車砲弾の餌食に
こうしてズックのボールはこの際に一徹の手に渡ったのだったが、一徹も翌日の戦闘で右肩を負傷してしまったのだった。
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復員して巨人に入ったものの、一塁への送球ができず絶望した一徹は、ボールを返しに、和歌山の嶋の実家を訪れたが、出てきた嶋の母は、これは受け取れないと言う。
絶望した一徹が嶋の墓前でやけくそで投げた球が、魔送球であった。

魔送球は直角に曲がる球である
しかし一塁への送球ができない男に、こんな変化球が投げられるのかね・・・
*
…そして時がたち、青雲高校の甲子園出場前夜、飛雄馬は一徹よりズックのボールを受け取る。
(魔送球が川上にダメ出しされたくだりは省略ね)
つまり大リーグボール2号は魔送球なのである、ということがさりげなく明かされるのだった。
「しかし、それを超える超魔球となるだろう!」
【次回予告】
明子を父に引き合わせるため横浜デートに誘う花形。「姉ちゃんに春が来た!」と飛雄馬ははしゃぐが、「2号が完成すれば花形は自分との対決に狂う」と気づいて「早く花形をつかまえてくれ!」と懇願。自分の恋が弟の魔球完成の障害になると悟った明子は花形の誘いをキャンセル。姉の自己犠牲を知った飛雄馬は涙を呑んで特訓を再開し、ついに消える魔球を完成させる。(第126回|花形と姉明子)
明子を父に引き合わせるため横浜デートに誘う花形。「姉ちゃんに春が来た!」と飛雄馬ははしゃぐが、「2号が完成すれば花形は自分との対決に狂う」と気づいて「早く花形をつかまえてくれ!」と懇願。自分の恋が弟の魔球完成の障害になると悟った明子は花形の誘いをキャンセル。姉の自己犠牲を知った飛雄馬は涙を呑んで特訓を再開し、ついに消える魔球を完成させる。(第126回|花形と姉明子)




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