『それでも恋する』ってどんなドラマ?
名手・岡田惠和の優しい筆致によって描かれる、40代女性たちの「いつまでも変わらない、瑞々しくも愛らしい恋心」。同じ屋根の下で寄り添うように生きてきた3人は、突然目の前に現れたまばゆい青年・空(志尊淳)の存在をきっかけに、胸の奥に仕舞い込んでいたときめきや嫉妬、そして少しの焦燥感をちいさく爆発させていく。
お互いに遠慮したり、抜け駆けしようとしたり、時に他愛もない嘘をついてみたり。常連客が彼女たちの変化を呆れつつも温かく見守る中、3人の共同生活にはこれまでにない心地よいパニックが。富貴晴美の軽やかで情感豊かな音楽と、尾鷲市や紀北町の美しい海と光が、彼女たちの心の揺らぎをカラフルに彩っていく。
美しい港町の夕暮れ時、空を巡るちいさな恋の嵐の中で、和久井映見の弾ける笑顔、西田尚美の等身大のキュートさ、木村多江が魅せるコメディエンヌぶりが、志尊淳の圧倒的な爽やかさと調和した珠玉作だ。
あらすじ
熊野古道の世界遺産登録により多くの観光客が訪れるようになった三重県の、喧噪とはかけ離れた穏やかで柔らかな雰囲気を漂わせる小さな港町に住む3人の女性・民部トモ(和久井映見)、畔柳なつ(西田尚美)、氏原志保(木村多江)は全員40代独身で、10年近く同じ屋根の下で暮らしている仲良しだ。地元の民芸品を売ったり、台所を昼にはカフェ、夜にはスナックみたいにして、時に喧嘩をしながらも毎日充実した日々を送っている。カフェの常連客である湊太郎(遠山俊也)と冷水次郎(尾美としのり)も毎日カフェにやって来ては彼女たちと他愛もない会話を楽しむ。
ある日、東京から来た渡邊空(志尊淳)と名乗る若い男性が3人の家を訪れ、穏やかな日々が一変。彼のカッコよさにハートを射抜かれた3人の女性たち。何気ない日常を穏やかに過ごしてきた3人の女性たちの暮らしが、この出来事によって一変することになる。
キャスト
感想
今頃になっての録画消化で、尾鷲の港町での和久井映見の弾ける笑顔、西田尚美の等身大のキュートさ、木村多江の共同生活を、ふらりと現れた若い男(志尊淳)が一瞬だけ乱し、ナニゴトもなかったかのように東京に帰っていく、というだけの単発ドラマ。
ほとんど昭和的なストーリーで、志尊淳に何か秘密があるわけでも、事件を起こすわけでもない。
脚本は岡田惠和で、ほぼアラフォー3人のかけ合いだけで1時間半もたせている。


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