『子ぎつねヘレン』ってどんな映画?
北海道の美しい自然を舞台に、目と耳と鼻が不自由な子ぎつね「ヘレン」と、彼女を拾った少年・太一(深澤嵐)とそれを見守る大人たちの交流が描かれる。
大沢たかおと松雪泰子という安定感のあるキャスティング、当時天才子役として注目された深澤嵐の真っ直ぐな演技が見どころ。警官役で阿部サダヲ、教授役で藤村俊二など、脇を固める俳優陣も豪華。
あらすじ
東京から、北海道で獣医を営む幸次の元に預けられた太一は、ある日母親からはぐれた子ぎつねを拾う。その子ぎつねは頭に怪我を負い、視覚・聴覚・嗅覚を失っていた。幸次たちに見守られながら、ヘレン・ケラーにちなんでヘレンと名付けた子ぎつねを、太一は「サリヴァン先生」と呼ばれながら、懸命に育てる。
キャスト
大河原律子 – 松雪泰子
大河原太一 – 深澤嵐
矢島美鈴 – 小林涼子
山口先生(太一の担任) – 田波涼子
マミ(太一のクラスメート) – 尾崎千瑛
ハカセ(太一のクラスメート) – 佐藤和也
ゆうすけ(太一のクラスメート) – 米本来輝
警官 – 阿部サダヲ
森の老婆 – 吉田日出子
上原教授 – 藤村俊二
無駄に長い。まず脚本をなんとかすべきだった。
先天的と思える不治の病にさからって生きる子ぎつねと死ぬまで過ごすことによって、母親の愛情が足りていない少年が成長するという話である。
たいして長い映画ではないくせに長く感じる。上記のストーリーは紋切り型なわりには複雑なものであり、したがって要らぬエピソードを多く盛り込まなければならなくなる。たとえば藤村俊二は必要ないだろうとか。脚本の効率性が悪いのだ。これは撮る前にわかっていたはずである。これは企画の失敗である。
きつねは可愛いかったがエキノコクスがこわい。犬が可愛い。
『子ぎつねヘレン』を観るには?
『子ぎつねヘレン』作品情報
脚本 – 今井雅子
原作 – 竹田津実『子ぎつねヘレンがのこしたもの』
製作 – 久松猛朗
製作総指揮 – 迫本淳一
音楽 – 西村由紀江
主題歌 – レミオロメン「太陽の下」
撮影 – 浜田毅
編集 – 田口拓也
制作会社 – 松竹、テレビ東京、三井物産、S・D・P、日販、衛星劇場、共同テレビ、Yahoo! JAPAN
配給 – 松竹
公開 – 2006年3月18日
上映時間 – 108分
『子ぎつねヘレン』の原作
目が見えず、耳も聞こえないキタキツネの子が、竹田津先生に保護された。障害をもつ野生動物の命の記録を写真とともに伝える。中央児童福祉審議会・特別推薦文化財(2000)
中央児童福祉審議会・推薦文化財(1999)
全国学校図書館協議会・選定図書(1999)
日本図書館協会選定図書(1999)





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