『選挙の勝ち方教えます』ってどんな映画?
勝利という至上命題のために手段を選ばない選挙戦の裏舞台、そして世論を操る冷徹な戦略の応酬。南米ボリビアの大統領選を舞台に、落ち目の元天才選挙コンサルタントが、かつて自分を敗北に追い込んだ宿敵と再び対峙し、仕掛け、仕掛けられる壮絶なマインドゲームを展開する。ジョージ・クルーニーらが製作に名を連ね、レイチェル・ボインズのドキュメンタリーを原案に、現代の政治マーケティングの恐ろしさと滑稽さを描いた社会派サスペンス映画。
理想や政策ではなく「いかにイメージを作り上げるか」という冷徹な戦略のなかで、陣営のプロフェッショナルたちが火花を散らす。凄腕の選挙コンサルタント、ジェーン(サンドラ・ブロック)を迎えるのは、彼女を呼び寄せた若きプランナー、タフな女性スタッフら。ジェーンは、真面目だが傲慢で不人気なカスティーヨのキャラクターを逆手に取って、「危機に立ち向かえる唯一のリーダー」という大胆なブランディングを確立。リサーチ担当が集めるデータを武器に、パットの仕掛けるネガティブキャンペーンを鮮やかに切り返していく。市井の人々は、ジェーンたちが演出する「熱狂」に巻き込まれていく。しかし、選挙戦が激化するにつれ、勝つためなら相手のゴシップの捏造や裏切りさえも厭わない泥仕合へと発展していく。
サンドラ・ブロックの痛快なヒロイン、ビリー・ボブ・ソーントンの冷酷さが観る者の倫理観を揺さぶる政治エンターテインメント。
あらすじ
かつて数々の選挙を勝利に導きながらも、精神的なトラウマから引退状態にあった凄腕の選挙コンサルタント、ジェーン・ボディーン(サンドラ・ブロック)は、ある日、ボリビアの大統領選で大敗を喫しかけている元大統領の候補者ペドロ・カスティーヨ(ジョアキム・デ・アルメイダ)の陣営から、窮地を救ってほしいと依頼を受ける。乗り気ではなかったジェーンだが、対立候補の裏に、かつて自分を私生活ごと叩きのめした宿敵のコンサルタント、パット・キャンディ(ビリー・ボブ・ソーントン)がいることを知り、復讐と再起をかけて南米の地に降り立つ。
キャスト
ジェーン・ボディーン - サンドラ・ブロック
パット・キャンディ - ビリー・ボブ・ソーントン
ベン・ソーヤー - アンソニー・マッキー
ペドロ・カスティーヨ - ジョアキム・デ・アルメイダ
ネル - アン・ダウド
リチャード・バックリー - スクート・マクネイリー
ルブランク - ゾーイ・カザン
ヒューゴ - ドミニク・フローレス
エディ - レイナルド・パシェコ
リヴェラ - ルイス・アルセッラ
感想
いや邦題の付け方変だろう。映画紹介はコメディになっているし。サンドラ・ブロック主演だから、見ずに付けた?
たしかに愛すべきサンドラは、凄腕選挙コンサルタントでありながらもいつも通りガサツで、すぐに足を踏み外したり、興奮して追い越したバスに向かって下品に尻を出したりするのだが、序盤から最後までもの憂げな表情のままで、その理由は、結末を予期していたということだろう。
しかしまあ普通、選挙コメディなら、(ライバルのビリー・ボブ・ソーントンのように)「次行こう!」となるか、軽いどんでん返しを設けたりするものだが、このラストはミもフタもないといったところか。
『選挙の勝ち方教えます』を観るには?
『選挙の勝ち方教えます』作品情報
監督 – デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本 – ピーター・ストローハン
原作 – (オリジナル脚本)レイチェル・ボイントン
製作 – グラント・ヘスロヴ、ジョージ・クルーニー
製作総指揮 – サンドラ・ブロック、スチュアート・ベッサー、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング
音楽 – デヴィッド・ウィンゴ
撮影 – ティム・オアー
編集 – コリン・パットン
製作会社 – パーティシパント・メディア、ラットパック=デューン・エンターテインメント、スモーク・ハウス・ピクチャーズ
配給 – ワーナー・ブラザース
公開 – カナダ: 2015年9月11日(トロント国際映画祭)、アメリカv2015年10月30日、日本: 劇場未公開
上映時間 – 107分


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