『カメラを止めるな!』ってどんな映画?
「最後まで席を立たないでください」――その言葉の意味を、誰もが身をもって知ることになる。事前の情報を一切入れずに観ることこそが最大のスパイスとなる、前代未聞の構造を持った傑作エンターテインメント。監督・脚本・編集を上田慎一郎)が務め、当時の映画界に驚異的な大旋風を巻き起こした伝説のインディーズ映画。
この映画の本当の凄みは、劇中で展開される映画撮影そのものの行く末と、観客がスクリーンを通して感じる「ある種の引っかかり」にある。カメラマン、助監督、録音マン、メイクら、現場のメンバーが織りなす生々しいやり取りの随所に、張り詰めた緊張感とは一線を画す「何か」が潜んでいるのだ。
プロデューサーを取り巻く環境、そして日暮監督の妻や娘などの家族の存在、それら全てのピースがどのように繋がっていくのかは、実際にその目で確かめるまで明かされることはない。映画を愛する作り手たちの剥き出しの執念が、観客の予想を遥か斜め上へと引っ繰り返していく。
濱津隆之をはじめとするキャスト陣の熱演、緻密な構造、そして最後に残る爽快な映画愛。事前知識ゼロで挑んだ者だけが味わえる、映画というエンターテインメントの奇跡が詰まった唯一無二の傑作。
あらすじ
とある山奥の廃水処理場。そこでは、映像監督の指揮のもと、低予算のB級ゾンビ映画の撮影が行われていた。主演女優やイケメン俳優らが集う現場は、リアリティを求める日暮監督の妥協なき怒号が飛び交い、不穏な空気が漂う最悪のムードの中、撮影クルーの前に「本物のゾンビ」が突如として現れ、現場は一瞬にしてリアルな戦場へと変貌してしまう。パニックに陥り逃げ惑うキャストたち。しかし、狂気に取り憑かれた日暮監督は、この奇跡的な状況をカメラに収めるべく「カメラを止めるな!」と叫び、撮影を強行する。
キャスト
■監督の家族
日暮隆之(映像監督) - 濱津隆之
日暮真央(監督の娘) - 真魚
日暮晴美(監督の妻) - しゅはまはるみ
■俳優
松本逢花(主演女優) - 秋山ゆずき
神谷和明(売れっ子イケメン俳優) - 長屋和彰
細田学(カメラマン役) - 細井学
山ノ内洋(助監督役) - 市原洋
山越俊助(録音マン役) - 山﨑俊太郎
黒岡大吾(監督役) - イワゴウサトシ
相田舞(メイク役) - 高橋恭子
■スタッフ
古沢真一郎(「ゾンビ・チャンネル」のラインプロデューサー) - 大沢真一郎
笹原芳子(テレビプロデューサー) - 竹原芳子
吉野美紀(監督助手) - 吉田美紀
栗原綾奈(同) - 合田純奈
松浦早希(同) - 浅森咲希奈[注 9]
谷口智和(撮影) - 山口友和
藤丸拓哉(音響効果) - 藤村拓矢
温水栞(特殊造形・特殊メイク) - 生見司織
■その他のキャスト
鶴西AD - つるにしこうき
久馬AD - 久場寿幸
白丘AD - 白岡優
テレビ局員 - 曽我真臣ほか
Vシネ監督 - 眼鏡太郎
Vシネ子役 - ギラルド沙羅
子役の母 - 佐渡未来
Vシネスタッフ - 萩原收ほか
護身術インストラクター - 森了蔵
護身術アシスタント - 林奏絵
インタビュアー - 小山修平
再現Vナレーション - 滝川かずます
『カメラを止めるな!』を観るには?
『カメラを止めるな!』作品情報
監督 – 上田慎一郎
脚本 – 上田慎一郎
原作 – 和田亮一、上田慎一郎
製作 – 市橋浩治
主題歌 – 謙遜ラヴァーズ feat.山本真由美「Keep Rolling」
撮影 – 曽根剛
編集 – 上田慎一郎
制作会社 – PANPOKOPINA
製作会社 – ENBUゼミナール
配給 – 日本: ENBUゼミナール=アスミック・エース、韓国: D.O. CINEMA、台湾: 車庫娛樂、タイ: Golden A、インドネシア: moxienation、マレーシア: TGV Pictures、イギリス: サードウィンドウフィルムズ、フランス: Les films de Tokyo
公開 – 日本: 2017年11月4日 (先行公開)
日本: 2018年6月23日、韓国: 2018年8月23日、台湾:2018年9月21日、タイ: 2018年10月4日、香港: 2018年10月25日、インドネシア: 2018年11月28日、マレーシア: 2018年12月20日、イギリス: 2019年1月4日、アイスランド: 2019年1月4日、シンガポール: 2019年1月24日、フランス: 2019年3月27日、ドイツ: 2019年5月2日[8]、アメリカ: 2019年9月13日
上映時間 – 96分


ご感想、ご意見をお待ちしています