『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、2023年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。
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批判もあるが、記憶に残るアクションではある(ジョン・ウィック:コンセクエンスの感想)
たぶん完結編ということなのだろうシリーズ最新作で、169分の長丁場だがあまり意識させない。
長髪のキアヌ・リーブスはなんだかキリストみたいだ。
前半の山場は「大阪コンチネンタル・ホテル」(ご存じ、殺し屋専門のホテルチェーンの大阪支店)での死闘で、このファイトコレオグラファーは「日本的な要素を入れたい」という監督の注文で川本耕史が担当。超接近での銃撃・斬撃・格闘技と何でもあれの乱戦アクションである。真田広之(最近こういう役でしか見ない)とともにスタイリッシュなリナ・サワヤマが活躍する(スタンドダブルは伊澤彩織)。
後半はベルリンからパリへと舞台を移し、凱旋門周辺の車を使ったアクション(カーアクションとも違うし、何と言うのだろう?)や、サクレ・クールのある丘への220段の階段での長い格闘など、見応えたっぷり。
ジョン・ウィック:コンセクエンスの見どころ
- 息をのむアクションシーンの連続
- 様式美とアートにこだわったアクション: 緻密に計算された振り付けとカメラワークによる、まるで舞踏のようなアクション。ガンフー(銃とカンフーを組み合わせたスタイル)や柔術、合気道、空手、相撲など、様々な格闘技の要素が盛り込まれている。
- 長回しアクション: フランスのアパートでのバトルシーンでは、神の目線のような俯瞰でのワンカット長回しで撮影。圧巻の迫力とリアリティ。
- 多種多様なバトル: 決闘、カーアクション、長大な階段での攻防、ナイトクラブでの大乱闘など、場面ごとに趣向を凝らしたアクション。凱旋門を取り囲むロータリーでのカーアクション、サクレ・クール寺院の長大な階段での戦いは記憶に残るもの。
- 犬との連携: シリーズおなじみの犬との連携攻撃も健在。
- 豪華なロケーションと映像美
- 世界を股にかける舞台: 大阪、ベルリン、パリなど、世界各地の象徴的な都市が舞台となり、都市の魅力を活かした美しい映像を展開。
- 日本(大阪コンチネンタルホテル)の描写: 外観はモダンでありながら、内部や庭園部分は和風テイストに溢れている。真田広之演じるシマヅと、澤山璃奈演じるアキラの父娘関係も。
- パリの夜景: エッフェル塔、凱旋門、サクレ・クール寺院など、パリの名所が夜景として幻想的に描かれる。
- 光と水の演出: ナイトクラブのシーンなどでは、光や水、炎を巧みに使った美しいビジュアル。
- 個性豊かなキャラクターとキャスト
- ドニー・イェン演じるケイン: 盲目の殺し屋でありながら、圧倒的な切れ味のアクションを披露し、ジョン・ウィックの最大のライバルとして存在感を発揮。
- 真田広之演じるシマヅ: 前半のみの登場ながらも圧倒的な存在感。
- ビル・スカルスガルド演じるグラモン侯爵: 本作のヒール役としての狂気。
- キアヌ・リーブスの存在感: シリーズを重ねるごとに、ジョン・ウィックというキャラクターが持つ「覚悟」や「集中力」がより研ぎ澄まされ、キアヌ自身のライフワークとも言える作品として彼の生き様が表れている。
- 音響と音楽
ほぼ全編にわたってディスコビートが流れ、アクションシーンの迫力をさらに高めている。
※ただし、アクションシーンが長尺、ストーリーが複雑になりすぎている、日本の描写が外国人から見たステレオタイプといった指摘もある。
ジョン・ウィック:コンセクエンス あらすじ
裏社会の掟を破ったジョン・ウィックは、粛清の包囲網から見事生還を果たした。すべてを支配する主席連合から自由になるため立ち上がったジョンに、組織内での勢力拡大をもくろむグラモン伯爵の魔の手が迫る。彼はこれまでジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破しただけでなく、ジョンの旧友である盲目の達人ケインを差し向け、ジョン・ウィック狩りを開始。そんななか、ジョンは日本の友人シマヅに助けを求めるべく、大阪のコンチネンタルホテルを訪れる。
ジョン・ウィック:コンセクエンスを観るには?
ジョン・ウィック:コンセクエンス キャスト
キアヌ・リーブス
ドニー・イェン
ビル・スカルスガルド
ローレンス・フィッシュバーン
真田広之
シャミア・アンダーソン(英語版)
ランス・レディック
リナ・サワヤマ
スコット・アドキンス
イアン・マクシェーン
ドニー・イェン
ビル・スカルスガルド
ローレンス・フィッシュバーン
真田広之
シャミア・アンダーソン(英語版)
ランス・レディック
リナ・サワヤマ
スコット・アドキンス
イアン・マクシェーン
ジョン・ウィック:コンセクエンス 作品情報
原題 – John Wick: Chapter 4
監督 – チャド・スタエルスキ
脚本 – シェイ・ハッテン、マイケル・フィンチ
原作・キャラクター創造 – デレク・コルスタッド(英語版)
製作 – チャド・スタエルスキ、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リー
音楽 – タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
撮影 – ダン・ローストセン
編集 – エヴァン・シフ
製作会社 – サンダー・ロード・フィルムズ、87イレブン・プロダクションズ
公開 – アメリカ 2023年3月24日/日本 2023年9月22日
監督 – チャド・スタエルスキ
脚本 – シェイ・ハッテン、マイケル・フィンチ
原作・キャラクター創造 – デレク・コルスタッド(英語版)
製作 – チャド・スタエルスキ、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リー
音楽 – タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
撮影 – ダン・ローストセン
編集 – エヴァン・シフ
製作会社 – サンダー・ロード・フィルムズ、87イレブン・プロダクションズ
公開 – アメリカ 2023年3月24日/日本 2023年9月22日
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、圧倒的なアクションと映像美が見どころの映画です。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。