不実ではあったが恋人を失って夢が破れ、カウンシルシティの酒場に身を落ち着けたモンローは哀切な声で「帰らざる河」を歌う。ミッチャムに付いて行きたい気持ちもあるのだろうから、ここにはケナゲな女の意地がある。歌が終わるのを待ってミッチャムが現れ、モンローを肩に担いで馬車に乗せ(文無しのはずなのに物資を荷台に満載しているので、カルホーンの登記を横取りした疑いがある)、「家に帰るぞ」と言い放つや、モンローが歌手衣装の赤い靴をそっと捨てる、というラストは胸を打つものがある。
ミッチャムの息子を演じた純真なトミー・レティグは、本作と同年から始まるTVシリーズ「名犬ラッシー」でジェフ・ミラーを演じた子役である。後年、アシュトンテイトでdBASE IIIの設計に携わる伝説的なプログラマーになったという。
帰らざる河を観るには?
帰らざる河 スタッフ
監督 – オットー・プレミンジャー
脚本 – フランク・フェントン
原案 – ルイス・ランツ
製作 – スタンリー・ルービン
音楽 – シリル・J・モックリッジ、ライオネル・ニューマン(指揮)
主題歌 – 「帰らざる河」
撮影 – ジョセフ・ラシェル
編集 – ルイス・R・レフラー
製作会社・配給 – 20世紀フォックス
公開 – アメリカ 1954年4月30日、日本 1954年8月24日
上映時間 – 91分
脚本 – フランク・フェントン
原案 – ルイス・ランツ
製作 – スタンリー・ルービン
音楽 – シリル・J・モックリッジ、ライオネル・ニューマン(指揮)
主題歌 – 「帰らざる河」
撮影 – ジョセフ・ラシェル
編集 – ルイス・R・レフラー
製作会社・配給 – 20世紀フォックス
公開 – アメリカ 1954年4月30日、日本 1954年8月24日
上映時間 – 91分




