『アイランド』ってどんな映画?
アイランドへ行くのは、生きて果たす夢か、それとも死の宣告か——。
クローン人間の真実を巡るSFノンストップ・アクション超大作!
アクション映画の巨匠マイケル・ベイ監督が、ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンを主演に迎えて描いた金字塔的SFサスペンス・アクション。
厳重に管理された閉鎖空間で暮らす人々が直面する驚愕の真実と、自由を求めて立ち向かう命懸けの逃亡劇を、圧倒的な映像美とド派手なカーチェイスで描き出す。
キャスト
リンカーン・6・エコー / トム・リンカーン(自動車デザイナー) - ユアン・マクレガー
ジョーダン・2・デルタ / サラ・ジョーダン(女優) - スカーレット・ヨハンソン
アルバート・ローラン(民間軍事会社の傭兵) - ジャイモン・フンスー
バーナード・メリック医師(天才科学者) - ショーン・ビーン
ジェームス・"マック"・マッコード(メンテナンス担当) - スティーヴ・ブシェミ
スタークウェザー・2・デルタ / ジャマル・スタークウェザー(アメフト選手) - マイケル・クラーク・ダンカン
ジョーンズ・3・エコー - イーサン・フィリップス
ガンドゥ・3・エコー - ブライアン・ステパニック
救急運搬人 - グレン・モーシャワー
感想
「わたしを離さないで」のハリウッド版かと思うほど設定が酷似しているのだが、カズオ・イシグロの小説は同年4月刊行、本作は6月公開ということで、偶然らしい。それにしてもあの小説の悲しみを思うと本作のハッピーエンドは胸が痛む。
それとは別に、コロニーで暮らすアグネイト(クローン)たちの中から不定期に夢の「アイランド行き」が抽選されるという設定、そこから手に汗握る活劇に向かう展開などは、まるでディック原作のようでもある。その活劇部分は、近未来のLA(交通機関だけが未来的)で繰り広げられるカーチェイスなど、この監督の大爆破バカ趣味に満ちていて、飽きさせない工夫を感じる。
しかしながら終盤の処理は急に雑になるので、しょせん「頭をカラッポにして楽しめる映画」の域を出ていないのが残念。いろいろやりたいことが多すぎたのでは、と思わせる、詰め込みすぎの映画であった。
主人公二人は「15歳並みの知能」とされており、余計な知識を授けられていないので童貞と処女だったのが、一夜にしてセックスの素晴らしさに目覚めてしまうというくだりも、いかにも能天気なハリウッド映画的ではないか。
『アイランド』を観るには?
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『アイランド』作品情報
監督 – マイケル・ベイ
脚本 – カスピアン・トレッドウェル=オーウェン、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
原案 – カスピアン・トレッドウェル=オーウェン
製作 – マイケル・ベイ、イアン・ブライス、ウォルター・F・パークス
製作総指揮 – ローリー・マクドナルド
音楽 – スティーヴ・ジャブロンスキー
撮影 – マウロ・フィオーレ
編集 – ポール・ルベル、クリスチャン・ワグナー
製作会社 – ドリームワークス、パークス/マクドナルド・プロダクションズ
配給 – ワーナー・ブラザース
公開 – アメリカ: 2005年6月22日、日本: 2005年7月23日
上映時間 – 136分



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