『三島由紀夫 命売ります』ってどんな映画?
自殺に失敗した男が、なぜか「命売ります」という看板を掲げ、次々と舞い込む奇妙で危険な依頼に身を投じていく。生への執着を失った男と、彼を取り巻くワケありの人間たちが、死線の境界線で繰り広げるブラックユーモア満載の人間模様。文豪・三島由紀夫が遺した異色のエンターテインメント小説『命売ります』を原作に、テレビ東京とテレパックの強力タッグが現代的なセンスで実写ドラマ化。一歩間違えれば凄惨なパニックへと陥る死の罠を、皮肉と哀愁の混ざり合ったポップなカッティングで演出した奇想天外ブラックコメディ。
見どころは、いつ死んでもいいと嘯く羽仁男(中村蒼)が、依頼人たちの剥き出しの欲望や嘘に巻き込まれるなかで、逆に人間の「生」の生々しさをあぶり出していく展開。羽仁男が常駐する喫茶店のマスター・杉元杏子(YOU)のどこか冷徹で飄々とした佇まいや、常連客の宮本(田口浩正)らの胡散臭い視線が交錯し、次々と理不尽な死のタイムリミットが迫り来る。中村蒼の虚無的な演技と、三島由紀夫の毒のある原作世界が融合したポップ・ノワールだ。
あらすじ
元広告代理店勤務の優秀なコピーライターでありながら、突如として激しい虚無感に襲われ、自殺を図るも失敗した男・山田羽仁男(中村蒼)。「いつでも自分の命を売る」という嘘のような裏ビジネスを始めた彼の日常は、国家や犯罪組織の思惑が絡み合う孤立無援の焦燥戦へと一転する。第2話では、まだ幼さの残る高校生・井上薫(前田旺志郎)が不穏な依頼を持って羽仁男のもとを訪れ、物語は予測不能なパニックの渦へとじわじわと加速していく。
キャスト
感想
田中泯が踊っている!
『三島由紀夫 命売ります』を観るには?
『三島由紀夫 命売ります』作品情報
脚本 – 小山正太、大林利江子、加藤公平、神田優
監督 – 金澤友也、河原瑶(4話・6話)、石井満梨奈(5話)
ナレーション – 美輪明宏
OPダンス – 田中泯
音楽 – 瀬川英史
主題歌 – 人間椅子「命売ります」
音楽協力 – テレビ東京ミュージック
医療監修 – 山本昌督
企画協力 – 京相絵里子
殺陣 – 米山勇樹(米山流殺陣術)
技術協力 – フォーチュン、サウンドライズ
照明協力 – Kカンパニー
美術協力 – BEENS
音響効果 – メディアハウスサウンドデザイン
ポスプロ – アムレック、ビーグル
編成 – 若尾佳那
アシスタントプロデューサー – 石井満梨奈、石橋麻衣、室井佳代
プロデューサー – 森田昇、黒沢淳、金澤友也、河原瑶
制作 – BSジャパン、テレパック
製作著作 – 「命売ります」製作委員会
『三島由紀夫 命売ります』の原作
「命売ります。お好きな目的にお使い下さい。当方、二十七歳男子。秘密は一切守り、決して迷惑はおかけしません」
目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ……。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくないーー。三島の考える命とは


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