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CONTROL~犯罪心理捜査~

2.5
松下奈緒(CONTROL〜犯罪心理捜査〜) 2011年のドラマ
松下奈緒(CONTROL〜犯罪心理捜査〜)
『CONTROL〜犯罪心理捜査〜』は、2011年1月11日~3月22日の毎週火曜日21:00-21:54にフジテレビ系「火曜21時」枠で放送。主演は松下奈緒。熱血過ぎて周囲に煙たがれる大井町署の女刑事・瀬川里央と理論的で偏屈過ぎる心理学教授・南雲準が警視庁に設置された「凶行犯捜査課分室」のメンバーとしてコンビを組み、「人間心理」と「行動分析」によって様々な凶悪事件を解決していく刑事ドラマ。

CONTROL~犯罪心理捜査~ってどんなドラマ?

あらすじ

大井町署に勤務する刑事・瀬川里央(松下奈緒)は、1ヶ月追い続けた犯人を発見。追いかけた先で犯人の放った銃弾に倒れる―――。2ヵ月後、里央は復帰と同時に警視庁凶行犯捜査課に異動になる。登庁すると、里央は自分が「分室」の室長で、共に働くことになる人物を迎えに行くように指示された。稜南大学にやってきた里央。迎えにきたのは、心理学教授の南雲準(藤木直人)だった。南雲は警視庁の知り合いから手に入れたという、里央が撃たれた時の映像を題材に人間の行動心理について講義をしていた。

ファーストインプレッション

うーん。たぶんダメだろう、という予想をあまりになぞりすぎていて、どこまで意識してやっているのだろうかと正直思う。
まずもってゲゲゲ人気にあやかった松下奈緒の起用がこのドラマの目玉だが、これは柴崎コウがやればいいような役柄で、私は雨に濡れながら容疑者の妻を待ち伏せるシーンを見てそう思ったのだが、そういえば大学教授の協力で事件を捜査するのは、ガリレオと一緒である。
よくないのは、松下の長身が何にも結びついていないことである。
「ゲゲゲの女房」がいかに注意深く場面を作っていたかがわかるのだが、このドラマは、もう最初から最後まで松下の出るシーンは違和感だらけである。
藤木直人はもちろん、凶行犯捜査課の面々をすべて見下ろしているのだから、このミスマッチをドラマに活かさない手はなく、ほとんどやる気がないのではと思わせる。

心理分析ものということで、北川景子のとダブるのかと思ったが、藤木直人の心理学はテレビ的というか、キャバ嬢相手の芸のようなもので、そちらの心配はなさそうだ。
さて、何をもってこのドラマに毎週期待させようというのか、その了見を知りたく思う。

第2話を観てみたが

冒頭の講義で、藤木直人は無差別殺人を弱者の犯罪と断じているので、これから弱者による無差別殺人が起こるのだろうと思うが、そういう結末にはならないので肩透かしとなる。
ここで弱者とされているのは見るからにヨワそうな柄本佑で、これは松下奈緒と「ゲゲゲ」の同窓だから感慨深い。
話がおかしくなるのは、弱者に対して「強者」が設定されるからで、殺されたとよた真帆は勝間和代ばりのベストセラー学者ということになっている。
著書は

  • 「草食系男子は淘汰される」
  • 「喰う女、喰われる女」
  • 「恋愛進化論」
  • 「勝ち組男の見分け方」
  • 「草食系」
  • 「肉食系が未来をつくる」

といったもので、主張のベースは、「勝ち組は遺伝子で決まっている」だそうだ。
何の教授じゃww

この肉食な教授が研究生の成果や婚約者を奪って恨みをかったというところで、もうひとりの弱者が浮かび上がることになるのだが、まあ、どうでもいい筋である。

南雲準も自著「よ~く学べる犯罪心理学」(ただし絶版)を出版していることが冒頭で明かされ、「ガリレオ」というより「トリック」に似せたいのかなと思わせられた。

初回に引き続き、松下奈緒が走るシーンがある。
監督はおかしいことに早く気づくべきであろう。

あらためて面白いと感じたことは、警視庁での「分室」が、なぜか一段低いスペースにあることである。
元々は倉庫だったと初回では説明されていたが、おそらくは隔離されていることを表すこの位置関係は興味深い。
松下奈緒は捜査会議をこのスペースで半ば盗み聞きしているのだが、捜査課から見ると、背の高い松下がなぜか机の下に潜り込んでいるように見えるのである。

※2/18追記
その後、2回ほどは見たのだが、もはや感想を記すほどの内容をほとんど見いだせないと判断し、視聴自体を中断することになった。

CONTROL~犯罪心理捜査~を観るには?

CONTROL~犯罪心理捜査~作品情報

キャスト

■警視庁刑事部凶行犯捜査課分室
瀬川 里央(室長、警部補) – 松下奈緒
南雲 準(心理学教授) – 藤木直人
■警視庁刑事部凶行犯捜査課
寺西 景(警部補) – 横山裕
江藤 真人(同) – 与座嘉秋
杉浦 幸造(同) – 泉谷しげる
岩崎 幹也(警部) – 北村有起哉
小板橋 正次(課長、警視) – 勝村政信
■稜南大学文学部心理学科
安斉 千尋(心理学オタク) – 奥村佳恵
■警視庁鑑識課
木下 由紀夫(課長、警視) – 佐藤二朗
香坂 美奈(写真班員、巡査部長) – 臼田あさ美

スタッフ

脚本 – 寺田敏雄田辺満高山直也中村功一吉高寿男佐伯俊道
音楽 – 井筒昭雄
演出 – 村上正典佐藤源太城宝秀則
主題歌 – 桑田佳祐「銀河の星屑」[2][3](タイシタレーベル)
本編初回放送開始前の期間におけるCM、番宣などには、ニュー・オーダーの「クリスタル」が使われていた。本編放送時には一度も流れていない。
技術プロデューサー – 菅原光宏
TD・撮影 – 北山善弘
スタジオカメラ – 竹内義仁、貝谷慎一、冨永健二、高野学
映像 – 桜庭武志
録画 – 岡本卓
照明 – 田頭祐介
音声 – 渡部満裕
選曲・効果 – 近藤隆史
PC画面 – 岡本喜典
編集 – 柳沢竜也
ライン編集 – 杉山英希
タイトル・CG – 高岡直樹
MA – 高橋昌之
美術プロデューサー – 杉川廣明
デザイン – 柳川和央
美術進行 – 村上勇人
大道具製作 – 内海靖之
大道具操作 – 坂井貴浩
装飾 – 山科貴弘
持道具 – 佐々木ちほ
衣裳 – 中野晴海
メイク – 佐々木精一
アクリル装飾 – 中村哲治
建具 – 三田村賢
電飾 – 鈴木健也
視覚効果 – 江崎公光
植木装飾 – 後藤健
生花装飾 – 牧島美恵
撮影協力
一橋大学、ヴィアイン東京大井町、前田建設工業株式会社、大井三ッ又商店街、横浜市神奈川水再生センター、ハマロケ
AJINOMOTO STADIUM、今川小路、株式会社 光洋、でんきち、八王子フィルムコミッション、八王子川口事務所
デジタルハリウッド大学、ホテルシャルム目黒、多摩市、たまロケーションサービス、池袋ロサボウル ビリヤード・ロサ
公立福生病院、株式会社 In Field、岡本診療所、八王子市芸術文化会館(いちょうホール)、横浜市立脳血管医療センター
福生ロケーションボックス、日野映像支援隊、タカヤマ薬局京急久里浜西店、久里浜商店会協同組合、横浜六角橋商店街
伊豆美神社、ワークマン稲城店、ユニディ若葉台店、(有)アラヤ製作所、株式会社レーザックス、株式会社長野工務店
音楽協力 – フジパシフィック音楽出版
協力 – バスク、フジアール、ベイシス
心理学監修 – 越智啓太(法政大学文学部心理学科教授)
取材協力 – 植木理恵(慶應義塾大学理工学部)
警察監修 – 杢尾尭
格闘技指導 – 入江秀忠
資料協力 – アマナイメージズ
広報 – 魏治康
ホームページ – 須之内達也、伏見香織
スチール – 藤村陽子
タイトルデザイン – スタッフコミュニケイション
リサーチ – ユヌ・ファクトリー
車輌 – ファン、コマツサポートサービス
劇用車 – スーパードライバーズ
スタントコーディネーター – 釼持誠
演出補 – 倉木義典
制作担当 – 奥村謙介、横澤淳、山田大作
制作主任 – 三井久弥、杉本俊二、小田切悠、豊島さおり、西本和幸
記録 – 寺田まり
編成企画 – 鹿内植
アソシエイトプロデューサー – 小椋久雄
プロデューサー – 貸川聡子
プロデューサー補 – 椛澤節子
制作 – フジテレビ
制作著作 – 共同テレビ
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