2011年のドラマドラマ2010年代のドラマ

デカワンコ

3.5
多部未華子(デカワンコ) 2011年のドラマ
多部未華子(デカワンコ)
デカワンコは、2011年4月30日から毎週土曜21:00-21:54に日本テレビ)の土曜ドラマ枠にて放送。多部未華子の民放の連続ドラマ初主演作。タイトル画面の音楽は『太陽にほえろ!』のテーマが流用されており、その他、『踊る大捜査線』等他局の刑事ドラマのパロディ等が随所に用いられている。2011年3月のギャラクシー賞を受賞。

デカワンコってどんなドラマ?

あらすじ

都心のビルとビルの狭間で転落死体が発見され、警視庁捜査一課13係が現場に急行。頼もしい刑事たちに混じって一人フリフリ衣装を身にまとった女の子が!? 彼女こそ13係のお荷物・花森一子刑事(多部未華子)。現場で誰にも相手にされない一子だが彼女には特殊な能力、犬並みの嗅覚があった!!
被害者は社会派ネタ専門のフリージャーナリスト・難波浩二。警察犬・ミハイル号によって被害者が落とされたビルが特定され、さっそく屋上に上がってみた一子は思いもよらない匂いを嗅ぐ。「なんで?あの人の匂いが…!?」一子は捜査会議を抜け出し、警視庁のトップ・松田警視総監(伊東四朗)を訊ねる。「まさか、総監が…!?」真っ直ぐな正義感で権力にも恐れを抱かない一子。そして事件は意外な方向へと――

ファーストインプレッション

これは面白かった。
知らないで見ると、あまりの多部未華子まつり状態に息をのむのだが、原作は「ごくせん」を書いた人(ヤンクミとの落差が面白い)、(見てないが)「喰いタン」のスタッフ(佐野史郎伊東四朗もそうらしい)と、外さない工夫が用意周到に準備されている。
そして、よく見れば、ギャグらしいギャグも盛り込まれていないのだ。

Q10」の前田敦子に匹敵する計算されたキャスティングの勝利で、それを受け止め得た多部未華子には拍手である(しかし多部未華子は前田敦子扱いされてもいいのか、と多少気になる…)。

このドラマを実現するには関係者の大きな賭けがあったはずで、その踏み切りの良さには感動をおぼえる。
「美咲ナンバーワン!!」の作り手と香里奈も、少しこれを見習ってほしいと思う。

第2話|ワンコは死なない

田口トモロヲがミハイル号を「ミッハイル!」と呼ぶのが受けるwww

河原のボロ小屋で、多部未華子が爆死しそうになるシーンがある。
時限爆弾がピ・ピ・ピ・ピピピピピーンと発信しているタイミングからすると、多部は完全に逃げ遅れているはずだが、吹越満が「おいっ、ワンコッ!」と叫ぶと、ほぼタメもなし、ベタな煤メイクもなしで、多部は平気な声を出している。
この安定感、すばらしい。

第3話|デカワンコのセクシュアリティ

警視総監の伊東四朗が訪ねて来たとき、多部未華子は奇妙なパジャマ姿で、生脚を出していたと思う。
そしてクライマックスは手越祐也におんぶされながら、行け!と指揮をとる多部である。
たぶん他の女優が演じたら、ここまで性的イメージを脱色することはできないであろう。
ロボコンのロビンちゃんですら、あんなにエロチックなのに…

ミッハイルに対抗して、多部に向かって手越が「嗅げ!」と命じるシーンは、本当におかしかった。

第6話|多部未華子の特殊な体型

毎回見ているのだが、普通に楽しくて、感想は久しぶり。1年ぐらい放送してほしいww

見るたびに多部未華子のはまりっぷりに感動するのだが、この回ではゴスロリのレストラン?に潜入したり、多部がOLというか“いい女”ふうの黒いスーツを着たり、という趣向があって、あらためて、小柄で頭が小さい小学生みたいな多部の体型に感動した。
升毅(興味深いキャストである)の小学生と比べても、まだ頭が小さいのだ。
直径20センチぐらいの、頭にくくりつける小さなシルクハットを、多部がこの娘にプレゼントするのだがが、ワンコのほうが圧倒的に似合っているww
もちろんコーディネートのせいでもあるが、多部のボディスタイルによるところが大きいと思う。

デカワンコを観るには?

デカワンコ 作品情報

キャスト

■警視庁刑事部捜査第一課第八強行犯捜査殺人捜査第13係
花森 一子(ゴスロリファッションで働く刑事) – 多部未華子
重村 完一(主任、警部補) – 沢村一樹
桐島 竜太(巡査) – 手越祐也
和田 純(巡査部長) – 石塚英彦(ホンジャマカ)
門馬 次郎(係長、警部) – 升毅
柳 誠士郎(警部) – 大倉孝二
デューク・タナカ(警部) – 水上剣星
五十嵐 太一(主任、警部補) – 佐野史郎
小松原 勇気(主任、警部補) – 吹越満
■警視庁刑事部鑑識課警察犬係
田村 和正(巡査部長、ミハイル号の飼育員) – 田口トモロヲ
■警視庁交通部
青木 琴美(巡査、一子の幼馴染) – 渡辺直美
同僚婦警 – 藍川千佳
■その他
一子の祖父母 – 上田耕一今井和子
ありさ(小松原の姪) – 志村玲那
松田 洋雄(警視総監) – 伊東四朗
門馬 ちえみ(門馬係長の娘) – 八木優希

スタッフ

原作 – 森本梢子「デカワンコ」(クイーンズコミックス/集英社刊)
脚本 – 伴一彦
演出 – 中島悟国本雅広松永洋一(ケイファクトリー)、久保田充
音楽 – 小西康陽
オリジナルテーマ作曲 – 大野克夫「太陽にほえろ!メインテーマ’97」「ジーパン刑事のテーマ(青春のテーマ)」
サウンドデザイン – 石井和之
主題歌 – まきちゃんぐ「愛と星」(VAP)
音楽協力 – 日本テレビ音楽(浦田東公)
アクションコーディネイター – 佐々木修平
フードコーディネーター – 赤堀博美
動物プロ – スタードッグ
ネイル協力 – 古谷葉月
スタイリスト – 相澤樹
車輌撮影 – スーパードライバーズ
警察犬指導 – 藤村泰亮
法律監修 – 石井誠一郎
技術協力 – NiTRo
美術協力 – 日テレアート
チーフプロデューサー – 田中芳樹
プロデューサー – 次屋尚大塚英治(ケイファクトリー)
制作協力 – ケイファクトリー
製作著作 – 日本テレビ

デカワンコの原作

警視庁捜査一課・強行犯捜査第6班。検挙率はナンバーワンだが、トラブルも多い。そこにやってきたフリフリの新人女刑事!! 花森一子、通称「ワンコ」。犬並みの嗅覚を持つこの新人が、犯罪捜査に大活躍!! (…するといいなぁ)。

タイトルとURLをコピーしました