『マルモのおきて』ってどんなドラマ?
日本中に「マル・マル・モリ・モリ!」ダンスの旋風を巻き起こした大ヒット作。阿部サダヲ演じる独身男・高倉護が、亡くなった親友の双子の子供(芦田愛菜・鈴木福)を引き取り、喋る犬のムックと共に「おきて」を作りながら本当の家族のようになっていく。
圧倒的な愛らしさと演技力を誇る芦田愛菜と鈴木福、クラスメイト役の本田望結など豪華な子役布陣。劇伴音楽を澤野弘之が担当していたのも、作品のクオリティを高めていた要素であろう。
あらすじ
文具メーカー勤務の独身男・護は親友の純一郎を亡くし、残された双子の薫と友樹を引き取る。不慣れな育児に奮闘しながら、喋る犬のムックと共に「おきてノート」を作り、三人と一匹は「マルモ」を中心とした本当の家族のような絆を築いていく。
ある日、双子の実母・あゆみが現れ、護は葛藤の末に子供たちの将来を思って彼女に双子を託す決断を下す。別れを惜しむ一同。しかし、おきてノートの「はなればなれでも家族」という言葉を胸に一度は旅立つものの、最終的に双子は護のもとへ戻り、あゆみとも交流を続けながら新しい形の家族として共に歩んでいくことになった。
ファーストインプレッション
「さよならぼくたちのようちえん」のレビューを書いたら、「芦田愛菜 嫌い」で検索するアクセスが定期的にあって、なるほどやっぱり嫌いな人は嫌いなのかと思ったのだが、わざわざ検索してまで悪口を読みたいというのも、あまりにも心が狭いんではないかと思うw
先のレビューにも書いたように、芦田愛菜はすでに女優と思うべきで、ゴールデン枠ドラマの主演としては史上最年少とのことだが、演技も堂々としたものである。
それより以外なのは阿部サダヲがドラマ初主演という話だ。そう言われるとそうなのだが、とにかくそれがこのドラマの裏モノ感の理由だったのかと納得した次第。
阿部サダヲのオフビート感は見ていてラクなのだが、主役が別にいてこそ、なのである。
さて録画がビミョーに失敗していたので(初回拡大枠だった?)、犬が活躍するところを観そこねたのだが、「最上の命医」で不自然な姿の消し方をした比嘉ちゃんが出ていることだし(「比嘉愛未 降坂」の検索アクセスもいまだに多い)、私は芦田愛菜が好きだから、今後も楽しんでいきたいと思っている。
第2話~阿部サダヲは石立鉄男を超えられるか
犬が喋るという設定は、なんというか、一回りズレていると思うのだが、ドラマ全体のトーンもなぜかズレた、ひねりのないドラマである。今のところ、ミニチュアシュナウザーもあまり喋らないので、必然性がよくわからない。
独身男が子供を引き取ることになるというドラマは和洋を問わず数限りなくあって、阿部サダヲは西田敏行やら石立鉄男やらとアタフタ演技を比べられることになる。そう思うと、芦田愛菜が杉田かおるのようになる未来が思い浮かんで不憫になってしまった。
「パパと呼ばないで」の杉田かおるは、石立の死んだ妹の娘だったから、そのへんも大体事情は一緒である。
文具メーカーに勤める阿部サダヲは、広報の滝沢沙織を好きなようだが、阿部サダヲがつぶやいたひとことから、耳かきつきのボールペン商品が開発されることになるのではないか。
このアイディアの功績で阿部はお客様相談室から商品開発部へ異動になり、広報との業務上の連携が多くなることから、滝沢との関係も深まる可能性がある。
一方で、芦田愛菜をはさんで比嘉愛未との関係も深まるだろうから、少なくとも、石立鉄男の場合なら、ここに三角関係が生じることになるのだが、昔と違って今はドラマは9週ないし11週のうちに結末を迎えねばならない。
このドラマがどんな結末を迎えるかを予想すると、死んだ葛山信吾の妻、芦田らの母親が帰ってくるというのがクライマックスになりそうだ。
今回は交番巡査の役でアンジャッシュの児嶋一哉が出ていた。お笑いの番組が少なくなってしまったし、バラエティを見ないので、児島を見るのは「フリーター、家を買う」以来である。あのドラマでは、児島はハローワークの愛想のない窓口担当を演じていた。今回もほぼ同じラインの演技だったが、児島は木で鼻をくくるような対応の地方公務員の役が妙にマッチしている。
『マルモのおきて』を観るには?
『マルモのおきて』作品情報
キャスト
高木 護(大手文具メーカー勤務の独身アラフォー男) / マルモ – 阿部サダヲ
笹倉 薫(純一郎の長女で双子の姉) – 芦田愛菜
笹倉 友樹(純一郎の長男で双子の弟) – 鈴木福
ムック – ムック(ミニチュアシュナウザー)
■居酒屋「クジラ」
畑中 陽介(大将で護達の住むアパートの大家) – 世良公則
畑中 彩(陽介の一人娘) – 比嘉愛未
■あけぼの文具
鮫島 勇三(お客様相談室室長で護の上司) – 伊武雅刀
牧村 かな(広報部所属) – 滝沢沙織
真島 孝則(お客様相談室所属) – 小柳友
塩沢 民子(同) – 千葉雅子
尾崎 凛花(同 派遣社員) – 外岡えりか六角慎司
●1年1組児童
谷口 隼人 – 貴島康成
川口 健太 – 藤本飛龍
戸上 元気 – 下出倫輝
森本 聖也 – 西ヶ谷帆澄
広瀬 響 – 後藤小太郎
石川 翼 – 山口康智
遠藤 まなみ – 本田望結
町田 はるか – 芳山叶恋
伊藤 亜里沙 – 伊藤未来
木暮 葵 – 瀬駒妃
椎名 美桜 – 内藤穂之香
■笹倉家の親族”
笹倉 秋人(笹倉青果店を営む) – 二階堂智
笹倉 純一郎(護の幼馴染で親友、薫と友樹の実父) – 葛山信吾
青木 あゆみ(純一郎の元妻、薫・友樹の実母) – 鶴田真由
■その他
千葉 亮一(墨田警察署広川交番の警察官) – 児嶋一哉(アンジャッシュ)
白川 桜子(精神科医) – 芳本美代子
スタッフ
音楽 – 澤野弘之、山田豊
編成企画 – 瀧山麻土香、水野綾子
プロデュース – 橋本芙美
演出 – 河野圭太、城宝秀則、八十島美也子
技術プロデューサー – 長谷川美和
TD – 山岸桂一
撮影 – 伊藤清一
映像 – 吉川博文
照明 – 阿部慶治、成田卓嗣
音声 – 竹中泰
選曲 – 大森力也
音響効果 – 上田真理香
編集 – 河村信二
ライン編集 – 伊藤裕之
MA – 市村聡雄
美術プロデューサー – 杉川廣明、溝川哲郎
デザイン – 柳川和央
美術進行 – 竹田政弘
大道具製作 – 福田智広
大道具操作 – 吉田精正
装飾 – 竹原丈二
持道具 – 岡田哲也
衣裳 – 岡島千景
ヘアメイク – 西野真理子
アクリル装飾 – 中村哲治
建具 – 三田村賢
電飾 – 鈴木健也
視覚効果 – 江崎公光
生花装飾 – 牧島美恵
植木装飾 – 後藤健
フードコーディネーター – 住川啓子
美術車輌 – コマツサポートサービス
音楽協力 – フジパシフィック音楽出版
協力 – フジアール、バスク、ベイシス
調理指導 – 学校法人食糧学院 東京調理師専門学校
ドッグトレーナー – 山口雄生
広報 – 島谷真理
広告宣伝 – 高木晋介
ホームページ – 丸谷利一、伏見香織
スチール – 川澄雅一
CG – 鈴木鉄平、三塚篤
車輌 – ファン
スケジュール – 三木茂
演出補 – 八十島美也子、淵上正人、日暮英典
制作担当 – 持田一政、谷正光
制作主任 – 田村豊
記録 – 津嶋由起江、田中小鈴
プロデューサー補 – 久保田育美
ラインプロデューサー – 山崎淳子
制作 – フジテレビ
制作著作 – 共同テレビ




コメント