2024年3月2日(土)午後2時から、森川葵主演、臼田あさ美、吉住が共演したドラマ(TBS)。25歳の若手ドラマプロデューサー・美知留(森川)と42歳のベテランディレクター・昭子(臼田)、35歳の気弱な脚本家・佳代(吉住)が、とあるドラマの脚本づくりに四苦八苦する様子を描いたコメディー。
当初の目論見が空中分解(訳アリ女ダイアリーの感想)
「特に夢なども持たずになんとなく就職した自己肯定感低めの女子が、俺様イケメンIT社長と出会い、心を通じ合わせていく」という前任者の「トキメキ⭐︎ダイアリー」という企画が、20代の新人プロデューサー(森川葵)、30代の脚本家(吉住)、40代の演出家(臼田あさ美)のそれぞれの環境が反映されてあれこれ作り替えられていく1話もののコメディ。
──になるはずだったと思うのだが、途中でなぜか空中分解してグダグダな展開になる。脚本のオークラは「ウレロ」などコントを多数描いている才人だが、本作が描く通りの紆余曲折があったのではないかと疑わせる。
そもそもドラマプロデューサーという人の仕事は謎である。それを森川葵が演じるのだが、野心に支えられて仕事をする人ということなのだろうか。
森川葵は、ちょうど「大奥」を最終話のひとつ前まで見たところで、せっかく悪役だったのに良い人(?)になってしまう。本作でも同様で、やはり脚本に恵まれない感がある。
訳アリ女ダイアリーの人物相関図
訳アリ女ダイアリー人物相関図
訳アリ女ダイアリー あらすじ
新東京テレビ入社3年目の河野美知留(25)は、急遽ドラマプロデューサーデビューのチャンスを得る。ベテランディレクター・斉藤昭子(42)、気弱な脚本家・有澤佳代(35)、上司の護間二郎と共に脚本打ち合わせを進めるが、年代や性格の違いから意見が衝突し、会議は混乱。さらに、それぞれが私生活に“訳アリ”の事情を抱えていた。美知留は窮地を乗り越え、プロデューサーデビュー作品を放送できるのか?そして、訳アリ女子たちが選ぶ結末とは?
訳アリ女ダイアリーを観るには?
訳アリ女ダイアリーのキャスト
河野美知留:森川 葵
斉藤昭子:臼田あさ美
有澤佳代:吉住
内藤卓志:西垣匠
有澤篤:森田甘路
護間二郎:岡部たかし