【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新

第106話|鬼コーチ一徹の誕生

オズマよ、わしのシゴキはこれからだ! 【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新
オズマよ、わしのシゴキはこれからだ!
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【前回(第105話|オズマの執念)のあらすじ】
中日のコーチに就任し、アメリカで暴れるオズマを日本へ呼び寄せた一徹は、当の飛雄馬が球拾いに馴染んで腑抜けているのをよそに、実の息子を打倒する狂気の死闘を開始する。

 

かくして大阪国際空港に着いたオズマ――
そこにユニフォームで現れた一徹

そこにユニフォームで現れた一徹

「ヒューマ・ホシの父親だと? なぜその父親が俺をコーチする!」
とオズマは喚き、
「いいか、アームストロング・オズマは、やつの大リーグボールに復讐するために来日したのだ!」
「その言葉よし!」
一徹は意に介せず、
「だが、わしが誰の親であろうと関係ない!」
そのでかい図体に休養は不要だろう、とただちに球場へ直行を命じるのだった。

*

まずはバッティングマシーンでテスト。
一徹はマシーンを止めさせ、
「馬鹿力だけはあるということだな」
それを聞いたオズマは烈火のごとく怒り(オズマと一徹の会話はテレパシーで行われている)
「許せん! 今の言葉を取り消せ!」
「わからんのか、貴様のフォームでは、大リーグボールにかすりもせんわ!」
イヤ、大リーグボールはバットに当たるんですww

「今のお前にはわかるまいな」

「今のお前にはわかるまいな」

「わかったぞ、お前は自分の子が敗れるのを恐れているから、俺のフォームを崩そうとコーチになったんだ!」
ハッハッハッ、と一徹は一笑に付し、
「バカにつける薬はないとはこのことよ! 今のわしらには甘っちょろい感情はない、あるのは男と男の勝負だ!」

オズマに照り返してる…ww

一徹の眼光がオズマに照り返してる…ww

ピカーッ

ピカーッ

眼光に射すくめられたオズマの耳に、
「星は二軍落ちしているのにねえ・・・」という記者たちの言葉が入った。
「星がどうしたと? 続けろ、続けるんだ!」
記者を問いつめたオズマは新幹線で上京し、夕暮れの多摩川グラウンドへ――

*


のろのろと後片付けをしていた飛雄馬、「なぜこんなところへ・・・?」
オズマは飛雄馬の背にバットを構え、

「大リーグボール!」と要求

「大リーグボール!」と要求

今度はオズマの眼光攻撃

今度はオズマの眼光攻撃

俯いている飛雄馬に業を煮やし、オズマはノック打球を飛ばす。

さらに駆け寄って飛雄馬の胸ぐらをつかみ、
「大リーグボール、あの魔球はどうしたんだ!」
「大リーグボール・・・もう、忘れてしまった・・・俺には思い出すことはできない・・・」
オズマはメンヘラ化した飛雄馬を投げ飛ばすと頭を抱え、「俺は騙されたぁーっ!」と叫んで去っていく。

*

帰阪してアメリカに帰ると言い出したオズマ。

契約書を破り、「おさらばだ」

契約書を破り、「おさらばだ」

しかしその前に一徹が立ちふさがる。
「強いて止めやせん。だが、帰る前にわしと勝負をしろ」

*

グラウンドで、一徹は中日のピッチャーを3人(星野、山中、坂東)起用し、何ごとか命じる。
(オズマを言い負かすためだけに、錚々たるピッチャー3人をフリーバッティング要員として贅沢に使う一徹)
1球ずつ投げるから、好きなところへ打てというのである。
しかし守るのは野手一人だけ・・・
「1球でも抜くことができたら即刻アメリカへ帰れ!」
星野の球はライト浅め
山中の球はセンター最奥
坂東の球はセンター中ほど
一徹はオズマがバッターボックスに入ってもいないのに野手に命じ、みごとに打球を捕ってみせる。
くやしがるオズマ、「陰謀だ!」と叫ぶ。
ここぞとばかりに一徹は一喝。
「ばかもの、まだ目が醒めぬか!」
オズマのフォームはつねにスタンスが広く、手首がつっぱり、固定しているため、一徹は打球を飛ばす位置を正確に計算できたのである。

わしはお前に<span class="red">考えること</span>を要求する!

わしはお前に考えることを要求する!

*

そして・・・
次の日から、オズマはピッチングマシーンの球を打てなくなった。
しかも一徹の竹刀シゴキに怯えながら

「殴ルナ・・・」

「殴ルナ・・・」


「アメリカではどうか知らんが、わしの練習は体で覚えさせる主義! ミスを痛みで償え!」
ほほう、昔を思い出すな、と水原監督は満足げ(シベリア抑留時代?)。
オズマよ、わしのシゴキはこれからだ!

オズマよ、わしのシゴキはこれからだ!

科学の申し子たる野球ロボットのオズマが、日本の伝統的シゴキ道具「竹刀」にさらされ、「殴ルナ・・・」とカタコトで怯えている絵面、涙なしには見られない・・・

 

【次回予告】
中日のキャンプでは、一徹によるオズマへの常軌を逸したシゴキが続く。異様な機械音の正体は、かつて飛雄馬も装着させられた「大リーグボール養成ギブス」のオズマ版「大リーグボール打倒ギブス」。「狂人につかまった!」と激怒していたオズマだが、「大リーグボールを打てれば他の変化球など屁でもない」という一徹の謎の説明に納得し、自ら進んで地獄のシゴキを受け入れる「考える野球ロボット」へと進化していく。(第107回|大リーグボール打倒ギブス)

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