【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新

第105話|オズマの執念

「しかしもう勝負は始まっている!」 【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新
「しかしもう勝負は始まっている!」
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【前回(第104話|おちゆく星)のあらすじ】
沖医師から「死ぬなら多摩川で死ね!」と引導を渡され、ようやく帰京した飛雄馬は、「死にに帰ってきた」と語り、外野の球拾いから地を這うような再起を始める。
「わしの知ったことではない。断る!」
いきなり一徹のにべもない表情から始まる。
今回は一徹の悪役ムーブが限界突破です

手をついているのは明子。
「私にはもうどうしたらいいかわからないのです」

「お父さん、飛雄馬を助けてあげて」

「お父さん、飛雄馬を助けてあげて」

「断る! 帰れ!」
「お父さん、まだ怒っているのね、だったら私この家に帰ってきます・・・」
我慢ならない表情の一徹、すっくと立ち上がると、
「明子、お前に言っておくことがある――二度とこの家の敷居をまたぐな、飛雄馬もだ!」
この家と言っても、借家じゃないのかね
「どうして…わたしお父さんの**、お父さんの・・・」**??
「わしはそうは思っとらん! 帰れ!」
「お母さん、助けて・・・」
すすり泣く明子。
「出ていけえっ!」
今どきのドラマでは絶対にもう見られない、激しい父娘の断絶なのだった。


多摩川グラウンド。
伴が心配そうに見守る中、飛雄馬は今日も球ひろいである。
遠近法がおかしい

遠近法がおかしい

練習終わりを中尾監督が告げてもボールは見つからない。

花を見て美奈さんを思い出したりしているので、余計時間がかかるのである

花を見て美奈さんを思い出したりしているので、余計時間がかかるのである

「どうして俺を置いて死んだんだっ!」

「どうして俺を置いて死んだんだっ!」

心配して駆け寄ってきた伴に向かって、言うにことかいて、
「伴、お前、野球をやめてくれんか」
「なにっ」
「俺にかけてくれる期待はわかる、わかるだけにたまらないんだ・・・」
「わかった、わかった」
伴が適当にあしらうと、
「俺は本気なんだぞ・・・球ひろいにはキャッチャーは要らん!」
「・・・いいだろう、お前の望み通り、俺は野球をやめる」
「本当にすまない・・・」
「その代わり、お前の体をしばらく俺に預けろ」
「どうせ蝉の抜け殻同然の体だ、勝手にしてくれ・・・」
「じゃあ俺の言うことを聞いて練習を続けてくれ、球ひろいでもいい!」
ほとんど、酔っ払いと、それを介抱する人の会話である。

中日球団事務所に電話する一徹。

「オズマ獲得の件ですが…」

「オズマ獲得の件ですが…」

「それがカージナルスから莫大な額を吹っかけられて・・・」
「そのことをオズマに教えてやってください」

にやり

にやり

(どうも最近、一徹は悪役メイクのままであるww)
「――日本の球団がオズマを欲しがっていると!」
「しかし金額が・・・」
「金の問題ではありません!」

電話を切った一徹、「オズマは必ず来るわ!」と家に帰り、
三和土に座り込んだ伴に向かって、いつまでそこにいるつもりかと問う。

「5時間もそんなところに座っていると腹が減るだろう、んん?」
などと言いつつ、チキンラーメンをご馳走してやろうというつもりは、もちろんない。
「星の苦しみに比べたらものの数ではありません!」
伴は、飛雄馬を立ち直らせる方法を一徹に乞うているのである。
「何回聞いても無駄だ、断る!」
「うんと言うまで動きません!」
「ようし、ならば叩き出してやる!」
一徹は長押にかけてあった木刀を手に持つと、

「出て行けえっ、宿敵っ!」

「出て行けえっ、宿敵っ!」

「ふっふっふっ、驚いたか」
と一徹は中日コーチ就任の件を明かす。

「オズマが星を潰しに・・・」と驚く伴に、
「星飛雄馬などものの数ではないわ、そんな敵チームの球ひろいのことなど知ったことか!」
ごもっともな台詞だが、伴はカッとなり、

「自分の息子を球ひろいだとぉっ!」

「自分の息子を球ひろいだとぉっ!」

眼が藤子不二雄になってる…www

ようやく伴が出ていくと、一徹は肩を落として部屋の中に入り、亡妻の写真に向かって繰り言を言うのだった。

もうすでに傷だらけの人間を、もう一度突き落とさなければならん。
もしかしたらお前の息子はそのために本当に死ぬかもしれん・
わしにはもうこの道しか残っとらん・・・。

意外につぶらな瞳

意外につぶらな瞳

オリャー

オリャー

来い、オズマ! 飛雄馬の生き血を吸え!
てゆか、借家じゃないのかなあ、畳が…(;´∀`)

アメリカでは――カージナルスの練習風景。
今日もオズマはピッチャーを3人も病院送りにしている。
ドラゴンズから派遣されたらしいスカウトたち、どうやら一徹の指示通り、直接オズマに声をかけたらしく、途端にオズマはハッスルしはじめたのである。

オーナーはオズマを呼び出し、
「お前は俺の球団を潰す気か!」

「お前は俺の球団を潰す気か!」

「しかたがない。このままオズマを大リーグから締めだすには金がかかりすぎる」

「ボス、この償いは必ずする!」

「ボス、この償いは必ずする!」

「来年は帰ってくるんだ、わかったな」
「今年だけで十分です、1年あればヒューマ・ホシを潰せる」
「星・・・?」とスカウトは顔を曇らせ、「こいつは困ったことになった・・・」

ともあれ中日フロントは長屋を訪れ、一徹は正式に中日コーチに就任した。
「ところで、オズマはあなたの息子さんを倒すと言っているとか」
「やつの目標はそこにしかありません、そしてこの私の目標も・・・」
「しかし星投手はスランプで二軍落ちだとか。打倒堀内でも江夏でもいいんですが・・・」

ウガーッ!

ウガーッ!

「星飛雄馬という男を侮ってはいかん! オズマが日本に着いたら、すぐに大リーグボール打倒の特訓を始める!」
「しかし、いずれにしても大リーグボール打倒だけでは、水原監督も・・・」
「口出しは無用!」
おそれをなした背広組は肩をすくめ、「ハイわかりました・・・」


伴に新聞を見せられ、こいつはケッサクだ、と笑うフェンス外の飛雄馬。
「だって、俺は今球ひろいをやっているんだぜ、オズマのやつ可哀想に・・・」
そこへボールが飛んできて、「おい星、それ取ってくれ」
「ハーイ♪」となんだか球ひろいが楽しくなっている飛雄馬ww
憂い顔の伴の上空を、オズマを乗せたJALのボーイングが飛んでいく――


長屋では、一徹が真っ暗な部屋の中で、異様な闘志を燃やしていた。


「いよいよ時は来た――飛雄馬よ、絶望とやらの暗い穴の中で、ひととき羽を休めているがいい」

テーブルをずらすと昼間刺した木刀が…

テーブルをずらすと昼間刺した木刀が・・・

「しかしもう勝負は始まっている!」

「しかしもう勝負は始まっている!」

デヤーと木刀を抜いて、

「男一徹、血みどろの死闘を挑むぞ!」

「男一徹、血みどろの死闘を挑むぞ!」

発火したwwww

発火したwwww

「 星 飛 雄 馬 、 覚 悟 し ろ ! 」
【次回予告】
来日したオズマは、飛雄馬の父である一徹のコーチ就任に激しく反発。さらに多摩川で腑抜けて球拾いをする飛雄馬の姿を見て絶望し、帰国を宣言する。しかし一徹は、オズマの打球方向を100%予期する実演で、フォームの致命的な欠陥を証明。「考えること」を要求されたオズマは一徹の軍門に下り、竹刀が飛び交う地獄のシゴキに身を投じるのだった。(第106話|鬼コーチ一徹の誕生)

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