ホンボシ~心理特捜事件簿~ってどんなドラマ?
あらすじ
京都府警察本部内に新設された「特別捜査支援班」に、かつて心理学者として活躍していた異色の刑事・桐島孝作(船越英一郎)が配属される。班には、強引な捜査で知られる刑事・友枝凛子(大塚寧々)や、鑑識・プロファイリングの専門家たちが集められた。
ジャーナリスト・風間貴則(安田顕)がナイフ男に襲われる事件が発生。犯人の海野(平賀雅臣)は、娘を誘拐され、風間を殺すよう脅迫されていた。桐島は、被疑者や関係者の微細な表情の変化や行動心理を見抜き、事件の裏に隠された真実(=ホンボシ)に迫る。 心理学の知見と、チームの連携によって、単なる物的証拠だけでは見えてこない「人間の心」を解明し、事件は解決へと導かれる。
ファーストインプレッション
今季は学園物も多いが、プロファイル物(心理物)も多い。
「示談交渉人 ゴタ消し」、「LADY~最後の犯罪プロファイル~」、そして「CONTROL~犯罪心理捜査~」である。
船越英一郎が取り調べの映像を見て分析したのとほぼ同じような内容を、「CONTROL~犯罪心理捜査~」の藤木直人が分析していた。
また「示談交渉人 ゴタ消し」のキンコン西野も似たようなことを毎週言っている。
「LADY~最後の犯罪プロファイル~」の北川景子はやや異色であるが、同ドラマの平岡祐太は、本作の桐山漣とかなり重なるし、捜査本部とプロファイリングチームが対立する描写など、思い返しても、どれがとちらの場面だったのか、混乱してしまうくらいだ。
ネタかぶりもきわまれりといったところか。
前季では国税局を舞台にした「ナサケの女」と会計検査庁を舞台にした「黄金の豚」がかぶっていると言われ、結局のところ、視聴率も内容も共倒れに終わったのだが、今季はもっとヒドイことになりそうだ。
考えようによっては、ここまで企画がかぶってしまった混乱状態は、逆に興味深いとも言える。
お笑いが好きな若者に「示談交渉人 ゴタ消し」、北川景子好きに「LADY~最後の犯罪プロファイル~」、ゲゲゲで松下奈緒のファンになった人に「CONTROL~犯罪心理捜査~」、そして船越英一郎好きの年季の入ったドラマファンに本作、という差別化が考えられるが、本当に視聴者を差異化できているのは「ゴタ消し」と本作だけではないか。
ちなみに、最初に多いと書いた学園物としては、「大切なことはすべて君が教えてくれた」「美咲ナンバーワン!!」「スクール!!」である。
「!!」が付くタイトルが2つもあるということ自体、ドラマ界の発想力不足を表していると言えよう。
と言いつつ、スタートが遅かった本作を、私はたぶん見ないだろうと思う。不利なタイミングを覆すだけの面白さは感じられなかった。
このドラマ、舞台が京都なのだが、登場人物が全員標準語。そんなもんかな、という気もするが、それなら舞台を京都にする必要ないww
「話しながら首を触るのは宥め行動」
「人は関わりたくない人が近づくと爪先を違う方向に向ける」
「ポケットに手を入れて話す人は隠しごとをしている」
「上唇と下唇を巻き込んで口をつぐむのは嘘をついている証拠」
などなど、コンビニムック本みたいな心理診断が満載。
船越英一郎の飄々とした刑事ぶりを見せるだけのドラマで、高嶋兄も、残念ながら大塚寧々も、別に誰にでも交換可能なドラマである。
心理捜査というネタ自体も交換可能で、いっそ潔い。
どちらかというと「ホンボシ」というメインタイトルのほうが、このドラマの中心を表しているのだろう。
2話ゲストの国分佐智子は、脇役の域を超える美人お母さんだったなー。
ホンボシ~心理特捜事件簿~を観るには?
ホンボシ~心理特捜事件簿~作品情報
キャスト
●刑事部特別捜査支援班(各方面のスペシャリストを集めた部署)
桐島孝作(表情解読のスペシャリスト) – 船越英一郎
友枝凛子(元鑑識係員) – 大塚寧々
御子柴衛(元SE) – 桐山漣
六条舞(庶務担当) – 安田美沙子
真田英俊(班長) – 髙嶋政宏
●刑事部捜査一課
倉元吾郎(係長) – 菅田俊
吉村和彦 – 古宮基成
矢代有作(検視官) – 峰蘭太郎
●第一現場鑑識係
梶原稔(係長) – 佐戸井けん太
桜井慎吾 – 白石隼也
●幹部
土井垣毅(京都府警刑事部部長) – 榎木孝明
■その他
諫早賢三郎(桐島の妻の父) – 石橋蓮司



