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ハコビヤの感想
クイズ番組でよく見かける影山優佳は筑波大附属出身で、意識高い系の憧れであるMENSAの会員だということを今知ったのだが、ちょっと器用貧乏な気がする。
ドラマはオリジナルらしいが、謎のハコビヤを名乗る洋食屋オーナーの田辺誠一画伯が、毎話、日産サクラを駆って（「電気自動車は坂道に強い」などとひとりごちながら）、依頼された物を届けるというもので、田辺が異常なコミュ力を発揮して送り先の居場所などを特定するところまでがフォーマット。
だが、1万円というハコビヤ料金も、送り主と届け先とのドラマも、それに関わるハコビヤの立ち位置も、正直ビミョーである。
ハコビヤ 見どころ
タイトルから想像するハードボイルドな「運び屋」とは一味違う、温かさと人間味あふれる作品。
- 「もの」と「ひと」を運ぶことで生まれる人間ドラマ
主人公の白鳥剣（田辺誠一）は、普段は洋食屋を営む傍ら、表には出せない特殊な依頼を請け負う「運び屋」。彼が運ぶのは、届け先が分からないモノや、宅配便では届けられない人、さらには気持ちそのものなど。単に荷物を運ぶだけでなく、その荷物や人、そして依頼人が抱える「事情」を運ぶことで、笑いや悲しみ、切なさ、そして温かさが生まれる。 - 田辺誠一さん演じる飄々とした主人公の魅力
田辺誠一演じる白鳥剣は多くを語らず、飄々としていますが、依頼人の心に寄り添い、静かに問題を解決へと導く魅力的なキャラクター。佇まい、時に見せるユーモラスな一面が温かい雰囲気を醸し出す。 - 影山優佳との異色バディ
助手的存在の天野杏奈（影山優佳）との凸凹バディぶりも見どころ。感情豊かで好奇心旺盛な杏奈が、クールな剣に振り回されながらも、次第に絆を深めていく。二人の間のテンポの良い掛け合いも軽快さを与えた。 - 現代社会の多様な「運び」のニーズ
通常の配送サービスでは対応できない様々な「運び」のニーズが描かれる。秘密裏に届けたいもの、思い出の品、あるいは人の心を運ぶような依頼まで。ユニークな依頼を通して孤独や葛藤、人との繋がりへの希求が垣間見える。
ハコビヤ あらすじ
とある街で洋食屋を営む白鳥剣（田辺誠一）。彼にはもう1つの顔がある。それは「運び屋」としての顔である。「運び屋」と言っても、ハリウッド映画に出てくるような「運び屋」ではない。犯罪行為にならなければ、「もの」でも「ひと」でもなんでも正確に運ぶ。それがこの運び屋のモットーである。
届け先がわからないモノや、宅配便では決して届けられない場所への運搬など、“どうしても自分では届けられないもの”を運ぶ。その依頼の裏には、この運び屋に頼まなければならない、それぞれの「事情」があり、その「事情」をこの男なりに汲み取ったうえで「運び」を行うのだ。
そんな剣の洋食屋に、アルバイトとして働きたいと言ってきた女性、天野杏奈（影山優佳）。好奇心旺盛な杏奈は、運び屋の仕事にも首を突っ込んでくる。しかし、彼女が運び屋に関わるのには、実は剣との過去が大きく関わっていた…。
ハコビヤを観るには？
ハコビヤ キャスト
白鳥剣 – 田辺誠一
天野杏奈 – 影山優佳（幼少期：清水恵麻）
ハコビヤ スタッフ
日暮謙、
松本拓、
角田恭弥
脚本 –
政池洋佑、
當銘啓太、
守口悠介、
綿種アヤ、
高尾苑子
オープニングテーマ – クボタカイ「gear5」（ROOFTOP / WARNER MUSIC JAPAN）
エンディングテーマ – オレンジスパイニクラブ「六号線」（WARNER MUSIC JAPAN）
フードコーディネーター – 藤代太一
医療監修 – 山本昌督
キャスティングスーパーバイザー – 柿崎ゆうじ
プロデューサー –
松本拓（テレビ東京）、
馬渕義史（テレビ東京）、
澤田賢一（カーツメディアワークス）、
小松俊喜（楽映舎）、
金井聡（TBWA\HAKUHODO）、
林大智（TBWA\HAKUHODO）
制作協力 – 日産自動車、楽映舎
企画協力 – TBWA\HAKUHODO
制作 – テレビ東京、カーツメディアワークス
『ハコビヤ』は、アクションや派手な展開があるわけではありませんが、人間味あふれるストーリーと、静かな感動を与えるドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
