『FINAL CUT』ってどんな映画?
メディアという巨大な権力が生み出す、無責任な「嘘」の報道によって母親を自殺に追い込まれた一人の男が、12年の時を経て復讐の鬼と化し、ターゲットたちをじわじわと精神的破滅へと追い詰めていく。人気脚本家金子ありさの緻密な復讐劇。ネット社会と報道の闇を痛烈に風刺して五感を痺れさせる復讐サスペンス。
見どころは、洗練されたメディアの裏でうごめくエゴイズムを、慶介(亀梨和也)が冷徹な罠で次々とあぶり出していくサスペンス。
番組の顔である冷徹な司会者を頂点に、ディレクター、プロデューサー、カメラマンらが、それぞれの保身と嘘の間で激しいパニックに陥っていく。アナウンサーや若手スタッフたちが動揺するなか、番組の不穏な空気が画面全体を支配する。一方、12年前の事件の鍵を握る小河原家では、兄の祥太()の影、高名な弁護士の父と母の鉄壁の防衛線が慶介の前に立ちはだかる。さらに警察内部では、慶介の動向を鋭い視線で見つめる新宿中央署副署長の思惑や、警視庁刑事部長らの組織的な圧力が交錯。幼馴染の協力を得て孤立無援の復讐に身を投じる慶介だったが、真実に近づくタイムリミットが迫るなか、誰が本当の「悪」なのか、その境界線がガラガラと崩れ始める。
亀梨和也が魅せるダークヒーローとしての圧倒的な鋭さと、藤木直人、佐々木蔵之介ら豪華キャストによる息詰まる心理戦が奇跡の融合を果たした、観る者の脳髄を直撃する世紀のスタイリッシュ・スリラーだ。
あらすじ
一般人が誰でも動画を配信できる現代、警察官の中村慶介(亀梨和也)は、素性を隠してある過酷な捜査を続けていた。12年前、幼女殺害事件の犯人扱いをされ、激しい焦燥感のなかで命を絶った母・恭子(裕木奈江)の無念を晴らすためだ。ターゲットは、当時、偏向報道で母を追い詰めた国民的ワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」のスタッフたち。慶介は彼らの致命的な醜聞(ファイナルカット)を突きつけ、操り人形のように支配していく。しかし、事件の冷酷な真実を握る小河原家の姉妹に近づくにつれ、運命の歯車はパニックの渦へと加速していく。
キャスト
中村慶介(警察官) - 亀梨和也
■ワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」
百々瀬塁(司会者) - 藤木直人
小池悠人(ディレクター) - 林遣都
皆川義和(テレビカメラマン) - やついいちろう
井出正弥(プロデューサー) - 杉本哲太
真崎久美子(ディレクター) - 水野美紀
波木さえ(アナウンサー) - 青谷優衣
高野晴哉(スタッフ) - 小園凌央
穂積菜美(同) - 伊藤梨沙子
武井智明(フロアディレクター) - 久保田武人
海老沼肇(副調整室チーフ) - 是近敦之
番組内のナレーション - 三木俊英
■小河原家
小河原雪子(美術館学芸員) - 栗山千明
小河原若葉(受付嬢) - 橋本環奈
小河原祥太(雪子・若葉の兄) - 山崎育三郎
小河原達夫(所長弁護士) - 升毅
小河原夏美(母) - 長野里美
■警視庁
高田清一郎(新宿中央署副署長) - 佐々木蔵之介
芳賀恒彦(警視庁刑事部部長) - 鶴見辰吾
神野久志(新宿中央署署長) - 大河内浩
斎藤広実(警察官) - 吉田大樹
宇野翔太(同) - 朝山新
■その他
野田大地(慶介の幼馴染) - 髙木雄也(Hey! Say! JUMP)
早川恭子(保育園園長) - 裕木奈江
熊谷志穂(12年前の女児殺害事件の被害者女児) - 田中乃愛
感想
あまり面白くなかった「嘘の戦争」を思わせる筋立てだが、ある程度抑制がきかせているところもあり、藤木直人のキャラも面白いので、もう少し見続けることにする。
栗山千明は、少し濃ゆさが薄まったかも。

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