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秘密

3.5
志田未来(ドラマ「秘密」) 2010年のドラマ
志田未来(ドラマ「秘密」)
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秘密(1999年の映画版)

キャスト

杉田藻奈美・直子 – 広末涼子
杉田平介(直子の夫) – 小林薫
杉田直子 – 岸本加世子
梶川幸広(バスの運転手) – 大杉漣
梶川文也(幸広の子) – 金子賢
相馬春樹(藻奈美の大学の先輩) – 伊藤英明
吉本和子 – 柴田理恵
木島 – 徳井優
亀田 – 広岡由里子
弁護士 – 斉藤暁
医師 – 並樹史朗
寿司屋の主人 – 螢雪次朗
富雄 – 冷泉公裕
三郎(直子の父) – 山谷初男
容子(直子の姉) – 橘雪子
TV局報道記者 – 柴田秀一
友紀 – 浅見れいな
大学教員 – 東野圭吾
藤崎(バス事故での被害者の父) – 國村隼
木村邦子(藻奈美の高校時代の級友) – 篠原ともえ
小田島(藻奈美の高校時代の級友) – 内山信二
橋本多恵子(藻奈美が通う高校の担任教諭) – 石田ゆり子

感想

映画「秘密」

広末涼子(映画「秘密」)


元々興味はなかったのだが、志田未来版に何週も付き合ったので、見てみようかという気になった。
それでわかったのは、志田版が文字通り志田未来のものであるのに対して、映画は広末版というより小林薫版ということであった。佐々木蔵之介に対して小林薫というわけでもない。強いていえば、映画は映画だということなのだが…

全体的には映画はどこか楽観的で、テレビドラマのような悲劇的雰囲気はない。
広末の藻奈美は高校生活にいささかの波紋も起こさず、あっさり大学に合格してしまう(せっかく篠原ともえが出てるのにまったく活躍しないのは残念)。
したがって平ちゃんがやきもきするのは、大学に入ってからの藻奈美の交友関係である。6年制の医大に入ってヨット部とは、慰謝料があるから優雅だよね。

女としての成熟度が上がるから、自然、高校生より緊迫度が高くなるはずだが、そこが女子高生の魔力なのか、志田未来のほうが背徳的に危うい。志田未来は広末より12cmも小さいのだが…この危うさが、やはりテレビドラマ特有のものなのだろう。
口でシてあげようか、というシーンも、小林薫にパンツを脱がされるシーンも、全然ドキドキしないのである。
単純に、広末が下手だから、ということでもあるが、ここが違うと全体のバランスは大きく変わる。
高校の制服姿を小林薫に披露して、スカート短いんじゃないのかと言われ、えへへ、と自分でスカートをめくってはしゃぐシーンがある。
おそらくこの空気が映画版の見どころだろう。

藻奈美は最初から帰ってきていなかった、という結末は、広末版の方がより明らかである。
志田版では、わざわざ、運転手の形見の時計を持ち出さねばならず、そのへん曖昧になっていた。
このオチは「最後のデート」をどう描くか(直子がいなくなるシーン)が問われている。
直子の死は夫婦の終わりを意味するが、広末版も志田版も納得がいかない。

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