登場人物がカメラに向かって話しかける「第四の壁」の破壊、字幕で本音を見せる演出、分割画面、本物のマーシャル・マクルーハンを登場させるメタギャグなど、本作はリアリズムを大胆に崩した表現で知られる。ウディ・アレン自身も「ただ面白いだけのコメディをやめ、もっと深い映画を作ろうとした転機だった」と語っている。
映像を手がけたのはゴードン・ウィリス。アレンは彼を「技術の天才」「大事な先生」と呼び、本作は長回しを活かした会話劇としても映画史に残る一本となった。
本作はBGMを極力抑えており、そのぶんアニーが歌う「Seems Like Old Times」が強く印象に残る。おしゃべりそのものが音楽のように流れる──そんな映画のリズムも『アニー・ホール』の大きな魅力なのである。
『アニー・ホール』作品情報
監督 – ウディ・アレン
脚本 – ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン
製作 – チャールズ・H・ジョフィ、ジャック・ローリンズ
製作総指揮 – ロバート・グリーンハット
撮影 – ゴードン・ウィリス
編集 – ラルフ・ローゼンブラム、ウェンディ・グリーン・ブリックモント
配給 – ユナイテッド・アーティスツ
公開 – アメリカ:1977年4月20日、日本:1978年1月21日
上映時間 – 93分
脚本 – ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン
製作 – チャールズ・H・ジョフィ、ジャック・ローリンズ
製作総指揮 – ロバート・グリーンハット
撮影 – ゴードン・ウィリス
編集 – ラルフ・ローゼンブラム、ウェンディ・グリーン・ブリックモント
配給 – ユナイテッド・アーティスツ
公開 – アメリカ:1977年4月20日、日本:1978年1月21日
上映時間 – 93分




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