ハラスメントゲーム

広瀬アリス(ハラスメントゲーム)
広瀬アリス(ハラスメントゲーム)
X Facebook B! はてブ
『ハラスメントゲーム』は、原作の井上由美子の脚本でテレビドラマ化され、「テレビ東京開局55周年特別企画」として、テレビ東京系「ドラマBiz」の第3作として2018年10月15日~12月10日の毎週月曜22時 - 22時54分に放送。全9回。主演は唐沢寿明。

『ハラスメントゲーム』ってどんな映画?

パワハラ、セクハラ、マタハラ、そして一見正当に見える理不尽な要求。大手総合スーパーのなかに渦巻くありとあらゆる「ハラスメント」の火種を、企業の闇ごと叩き斬る。ヒットメーカー井上由美子)の書き下ろした同名小説をベースに、自ら全話の脚本を執筆。西浦正記)や関野宗紀ら敏腕演出陣が、丁々発止のセリフ応酬とスピーディーな展開で映像化。誰が敵で誰が味方か、社内の嘘と裏切りがじわじわと剥ぎ取られていく痛快ビジネスドラマ。

見どころは、一件落着と思われたハラスメント事案の背後に、経営陣による冷酷な出世競争と巨大な隠蔽工作が隠されているというプロット。秋津を呼び戻したCEOや副社長らの理想論の裏で、店舗統括の常務や営業専務が鋭い視線を走らせる。さらに広報取締役によるメディアを使った冷酷な嘘、人事取締役の謀略、役員秘書が握る秘密が複雑に交錯。秋津を温かく支える妻の瑛子(石野真子)や娘の菜摘(喜多乃愛))が過ごす平穏な日常にまで、企業の唐沢寿明の圧倒的なカリスマ性と、高嶋政宏佐野史郎らベテラン怪優陣による息詰まる心理戦が融合した本格オフィスドラマだ。

あらすじ

かつてある事情で左遷され、地方店舗の店長をしていた秋津渉(唐沢寿明)は、ある日突然、本社マルオーホールディングスの新設部署「コンプライアンス室長」として奇跡のカムバックを果たす。激しい焦燥のなか、彼を待ち受けていたのは、一筋縄ではいかないハラスメントのタレコミの山と、自分の意志をしっかり持つ芯の強い部下・高村真琴(広瀬アリス)、そして冷徹な眼差しで法を説く顧問弁護士の矢澤光太郎(古川雄輝)だった。彼ら3人は、社内の歪んだ人間関係から生まれるパニックの芽を摘むため、孤立無援の社内捜査を開始する。

キャスト

■マルオーホールディングス
●コンプライアンス室
秋津渉(室長) - 唐沢寿明
高村真琴 - 広瀬アリス
矢澤光太郎(顧問弁護士) - 古川雄輝
●役員
丸尾隆文(CEO) - 滝藤賢一
岩村卓(副社長) - 小倉一郎
脇田治夫(店舗統括&店舗開発担当常務) - 髙嶋政宏
白石宗雄(営業&販売担当専務) - 佐戸井けん太
水谷逸郎(広報&IR担当取締役) - 佐野史郎
青木順平(総務&人事担当取締役) - 伊藤正之
小松美那子(役員秘書) - 市川由衣
■秋津家
秋津瑛子(秋津の妻) - 石野真子
秋津菜摘(秋津の娘) - 喜多乃愛

感想

ファーストインプレッション

井上由美子が自作小説を脚本化しているドラマで(逆かもしれないが)、「リスクの神様」(2015年)の堤真一のような専門家ではない(らしい)唐沢寿明が、裏のありそうな怪優ぶりを発揮していて、毎回スッキリしない結末に導くところが意外と面白い。それにしても、広瀬アリスはなぜあんなに色黒なのか。

最終回まで観て

広瀬アリスが食ってかかると本当に逃げ出したくなるほど迫力があるのは、あれはハラスメントではないのかw

「多様化」するハラスメントをコミュニケーションの多様化として描くのはドラマ企画の戦略として正しい。後半に路線を変え、「食えない唐沢寿明」を変数にしたのは失敗で、急につまらなくなった。

『ハラスメントゲーム』を観るには?

『ハラスメントゲーム』作品情報

原作 – 井上由美子『ハラスメントゲーム』(河出書房新社)
脚本 – 井上由美子
演出 – 西浦正記(FCC)(SP)、関野宗紀(FCC)
主題歌 – コブクロ「風をみつめて」
音楽 – エバン・コール
コンプライアンス監修 – 白井邦芳
法律監修 – 平尾覚、國本英資
スーパー関連監修 – 田中陽
ハラスメント監修 – 金子雅臣
技術協力 – ビデオスタッフ
照明協力 – ザ・ホライズン
美術協力 – フジアール
編集・MA – 共同テレビジョン
チーフプロデューサー – 稲田秀樹(テレビ東京)、田淵俊彦(テレビ東京)(SP)
プロデューサー – 田淵俊彦(テレビ東京)、山鹿達也(テレビ東京)、田辺勇人(テレビ東京)(SP)、浅野澄美(FCC)(SP)
制作協力 – フジクリエイティブコーポレーション
製作著作 – テレビ東京

『ハラスメントゲーム』の原作

『白い巨塔』『14才の母』『昼顔~水曜午前3時の恋人たち~』『緊急取調室』『BG~身辺警護人~』など社会派ヒューマンドラマを描く人気脚本家・井上由美子、待望の小説デビュー作!

今話題のコンプライアンス室を舞台に、さまざまなハラスメント問題と会社の闇を描く、スリリングなエンタメ企業小説!

かつて凄腕で鳴らし、あることをきっかけに地方に飛ばされていた秋津渉(あきつ わたる)がマルオーホールディングス本社に呼び戻され、コンプライアンス室長に任命された。
会社のリスクマネジメント業務を携わるコンプライアンス室には、セクハラ、パワハラ、パタハラなど一筋縄ではいかないハラスメント問題が山積みで、唯一の部下である高村真琴(たかむらまこと)とともに難題に立ち向かっていく。
経営を揺るがしかねないハラスメント問題を解決していくうちに、三代目社長と実力者の常務との対立に巻き込まれ、さらに会社存続に関わる深い闇があることがわかってくる。
果たして秋津たちは会社の危機を救うのか? それとも――。

こちらの記事もどうぞ

コメント募集中