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ブレット・トレイン

4.0
ジョーイ・キング(ブレット・トレイン) 映画
ジョーイ・キング(ブレット・トレイン)
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『ブレット・トレイン』(原題:Bullet Train)は、2022年公開のアメリカ合衆国のアクション・コメディ・スリラー映画。監督はデヴィッド・リーチ、出演はブラッド・ピットとジョーイ・キングなど。原作は伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』。
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『ブレット・トレイン』ってどんな映画?

ブリーフケースを盗んで降りるだけ——のはずが、乗客全員が殺し屋!?
伊坂幸太郎の『マリアビートル』をハリウッドが超ド級映画化!
時速350kmの超高速列車で繰り広げられるノンストップ・アクション・エンターテインメント

伊坂幸太郎の大ヒット小説「殺し屋シリーズ」第2作『マリアビートル』を、『デッドプール2』『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチ監督がブラッド・ピット主演で映画化した痛快ハリウッド・アクション超大作。
世界一ツイてない殺し屋レディバグが、東京発・京都行きの超高速列車「ゆかり号」からブリーフケースを奪って次の駅で降りるという簡単な任務を引き受ける。しかし車内には、なぜか因縁を持つ凶悪な殺し屋たちが乗り合わせており、時速350kmで爆走する密室空間で予測不能の殺し合いが勃発する。

あらすじ

殺し屋の木村雄一は、息子を意識不明にした犯人に復讐するため東京発京都行の夜行新幹線に乗り込むが、少女プリンスの罠にはまり拘束される。彼女はロシア人ヤクザ「ホワイト・デス」の暗殺を狙い、木村を利用していた。列車にはホワイト・デスの息子救出と身代金回収を任された殺し屋タンジェリンとレモン、不運な運び屋レディバグ、メキシコ人殺し屋ウルフらも乗り合わせる。身代金入りのスーツケースはレディバグに盗まれ、中身は爆弾と判明。プリンスはホワイト・デスを爆殺しようと画策する。
列車内は殺し屋たちの暗闘が繰り広げられ、毒殺専門の女殺し屋ホーネットやタンジェリンらが次々と死亡。木村の父親エルダーが現れ、ホワイト・デスの暗殺を計画する。実は今回の騒動は、ホワイト・デスが最愛の妻の死に関わった者たちを抹殺するため仕組んだものだった。プリンスは彼の実娘で、復讐を試みるも失敗。スーツケースの爆発で列車は暴走し、ホワイト・デスはエルダーに致命傷を負わされる。列車が大破する中、プリンスはレディバグらを殺そうとするが事故死。レディバグは運について考えながら現場を去る。物語は偶然と因縁が絡み合う中で、生き残った者たちの運命を描く。

キャスト

レディバグ(てんとう虫)(不運な運び屋) – ブラッド・ピット
プリンス(王子)(狡猾な少女) – ジョーイ・キング
タンジェリン(ミカン)(フリーの殺し屋) – アーロン・テイラー=ジョンソン
幼少時のタンジェリン – マイルズ・マーチ
レモン(フリーの殺し屋) – ブライアン・タイリー・ヘンリー
幼少時のレモン – ジョシュア・ジョンソン=ペイン
木村雄一(日本人の殺し屋) – アンドリュー・小路
幼少時の木村 – パーカー・リン
エルダー(長老)(木村の父親) – 真田広之
壮年期のエルダー – ヨシ・スダルソ
ホワイト・デス(白い死神)(裏社会を牛耳るロシア人) – マイケル・シャノン
ホーネット(毒殺専門の女殺し屋) – ザジー・ビーツ
ウルフ(オオカミ)(メキシコのカルテル専属の殺し屋) – ベニート・A・マルティネス・オカシオ
幼少時のウルフ – イアン・マルティネス
サン(ホワイト・デスの息子) – ローガン・ラーマン
マリア・ビートル(ハンドラー(仲介屋)) – サンドラ・ブロック
■その他
車掌 – マシ・オカ
車内販売員 – 福原かれん
木村渉(雄一の息子) – ケヴィン・アキヨシ・チン
アレクセイ・イリイン(ホワイト・デスの手下) – パシャ・リチニコフ
ジェフ・ズフェルト(17人目の被害者) – デヴィッド・リーチ
新幹線の乗客 – チャニング・テイタム
峰岸(ヤクザの大親分) – 嶋本信明
カーバー(レディバグの同僚) – ライアン・レイノルズ

見どころ

デヴィッド・リーチ監督ならではの超絶近接アクションとハイテンポな演出

スタントマン出身のリーチ監督による、時速350kmで疾走する新幹線の密室空間を最大限に活かしたアイディア満載のアクション。静かなカフェ車両でのサイレント格闘、スーツケースや水筒を武器にしたユーモラスな立ち回りなど、息もつかせぬスリルと笑いが連続する。

ポップでネオン輝くサイバーパンク調の“架空の日本”ビジュアル

原作の舞台である東海道新幹線をベースにしながらも、外国映画ならではのケレン味と極彩色ネオンが乱舞するネオ・トウキョウ風の世界観を構築。レトロフューチャーな車両セットや車内アナウンスの小ネタ、麻倉未稀の「Hold On I’m Comin’」やカルメン・マキの楽曲など、日本の歌謡・ロックを効果的に織り交ぜた音楽演出が鮮烈な印象を与える。

真田広之の重厚な殺陣とブラッド・ピットとのアンサンブル

ハリウッドで確固たる地位を築く真田広之が、武士道を体現する「エルダー」として日本刀を振るう大立ち回りは圧巻。軽妙でコミカルなブラッド・ピットと、タンジェリン&レモンの絶妙なバディ感、そして重厚な復讐劇が一本の線に集約されていく伏線回収の痛快さは原作のスピリットを完璧に引き継いでいる。

感想

ファーストインプレッション

伊坂幸太郎はタランティーノが好きらしいが、本作はかなり嬉しかったのではないか。
アクションを含め、これは「キルビルvol.1」の世界が延々と続いているような映画であった。
未読だが、原作のテイストはほぼ損なわれていないと聞く。

撮影はほぼスタジオで行われ、コロナのため日本では撮られなかったという。
今をときめくジョーイ・キングをはじめ、キャスティングの豪華さにはそんな理由もあるのかも。
中でもみかん(タンジェリン)とレモンの二人組がキュートなのと、福原かれんの怪演が印象的だった。
もちろんクライマックスを堂々と演じた真田広之は恰好良すぎる。

再見して

昨年見たのだが、原作を読んだので再見。
正直、映画だけでは意味がわからなかったところも多かったのだが、今回は細部まで把握できた。

ジョーイ・キングを起用したのは、それ自体が怒涛のオリジナルクライマックスの伏線になっているので、必然なのかもしれないが、やはり王子様は意地悪な男子中学生であってほしかったな。
原作では、真田広之演じるおじいさんが夫婦でプロぶりを発揮するのが良い味を出しているのだが、それも王子様の悪辣さとセットなので、本作とは大分楽しみが異なる。

いくつかの根本的なアレンジを別にすれば、思ったより原作を活かしていて感心した。
そしてクレジットにサンドラ・ブロックの名を見つけて、思わず見返してしまった。

サンドラ・ブロック(ブレット・トレイン)

サンドラ・ブロック(ブレット・トレイン)

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