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カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜

3.5
播田美保(カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜) 2011年のドラマ
播田美保(カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜)
『カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜』は、2011年3月31日(木)27:04-28:04に放送。スタッフや放送形式は『トリハダ〜夜ふかしのあなたにゾクッとする話を』と共通だが、タイトルを変更して主演も橋本愛に変更になるなど、姉妹番組の位置づけ。制作協力は東北新社に変わった。

「カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜」ってどんなドラマ?

シーズン変わり目の単発深夜ホラーオムニバスである。
「トリハダ」というのは見ていないが、それと「放送禁止」を合わせて2で割ったようなものらしい。
照明や画面設計、演出も凝っていて楽しめたが、肝心のアイディアそのものは今ひとつ。
「見えるモノだけが正しいとはかぎらない。」というテロップが最初に出るが、「事実を積み重ねることが必ずしも真実に結びつくとは限らない」という「放送禁止」のテロップを変に模しているようで、精緻さに欠ける残念なつくりである。
どのエピソードにもケータイが出てくるのが、モダンなホラーらしい(「盲愛」には出てこなかったかな??)。

以下、一部ネタを割ってしまうので、見ていない人は要注意。

第1話「接触」

第1話「接触」

第1話「接触」

主人公(永岡)は自宅近くのコンビニで夕食の弁当を購入するが、会計後にお釣りを渡す際、女性店員(播田)が必要以上に手を添えて握ってきた。店員の外見も含めて、主人公は思わず「キモっ」と呟く。その日の夜から、何者かにベランダの窓に石を投げられ始め…。
キャスト:永岡卓也播田美保

長岡卓也とクレジットされていたが誤字らしい。実際にも眼鏡男子である。
コワイのは一度見たら忘れられない播田美保で、「怨み屋本舗REBOOT」の怪姉弟が記憶に新しい。
ローソンのイメージをどうにかしそうで、大丈夫かと思ってしまう。

第2話「暗示」

第2話「暗示」

第2話「暗示」

本を読んで以来、催眠術に凝り始めた主人公(八木)。本の見よう見まねで母親(阿部)と姉(岡野)にそれぞれ主人公が手を叩くと猫とトンビになるよう催眠術をかけるが、二人とも全く取り合ってくれない。その日の夕方、母親の様子がおかしいことに気付いた主人公は…。
キャスト:八木瑛美莉阿部朋子岡野真也

わりとほのぼのしたホラーなのだが、猫になってしまったお母さんが生魚をムシャムシャと食べるのがすごい。このドラマでいちばん薄気味悪かったのはこのシーンである。たぶん作り物だと思うのだが、女優って大変ダナー…
お姉ちゃんは岡野真也という女優で、これはシンヤではなくマヤと読む。

第3話「循環」

第3話「循環」

第3話「循環」

ある日、会社からの帰宅途中のスピード写真撮影機に人が座っているのを目撃した主人公(大谷)。その時は意に介さなかったが、それから毎日通る度、何時でも常に同じ人物が座り続けているのに気づく。薄気味悪くなった主人公が例の写真撮影機を通りかかると、突然写真が現像されてきた…。
キャスト:大谷英子飛鳥井みや

映画「アメリ」ではロマンスのモチーフとして使われていたが、スピード写真ボックスというのは、たしかに居心地の悪い、いやな感じのスポットである。

第4話「盲愛」

第4話「盲愛」

第4話「盲愛」

就職活動中の主人公(大久保)はある日、面接を終えて帰宅する。両親と食卓を囲むが、引きこもりの弟が部屋から出てこない。全くそれについて触れようとしない両親に業を煮やした主人公は改めて家族の絆を説き、弟とコミュニケーションを取るよう熱弁を振るうが…。
キャスト:大久保綾乃大沼百合子山中敦史

話としては弱い。
女の子(大久保綾乃)の首もとに変な皺が寄るのが気になった。

第5話「不在」

第5話「不在」

第5話「不在」

宅配便の従業員の主人公(松嶋)は皆本明日香宅で不在配達に当たる。翌日、家主の女性から電話がかかってきて在宅時間を確認、女性の声のトーンを不思議に思いながらも再び家を訪ねる。しかし、またもや不在。その翌日にまたもや同じ女性から電話がかかってきて…。
キャスト:松嶋亮太野村美樹

薄暗い部屋の奥にやせ細った少女が…というリチャード・マシスン的なホラーだが、柏崎の少女監禁事件(2000年発覚)以来、こーゆーコトにいつ遭遇するかわからない、という恐怖がリアルである。
この話は次に続いている。

第6話「漆黒」

第6話「漆黒」

第6話「漆黒」

目が覚めた主人公(松嶋)は自分が暗闇の中に幽閉されていることに気づく。見ると頭上にチャックがあるが、中々開かない。イライラしながらもどうにかチャックをこじ開けた主人公だったが…。
松嶋亮太

「不在」の宅配便のお兄さん、監禁者の手によってなのだろう、目を覚ますと死体袋に入れられて山中の国道に放置。
コワイのはそこまでで、あっさり死んでしまう描写はやや投げやり。
「カクセイ」というタイトルはここから来ている?

カバーストーリー

カバーストーリー

カバーストーリー

  1. 人気急上昇中のグラビアアイドルの真鍋ユキ(橋本)はある日、異変に気づく。覚えのない謎の染みが首に付いていたり、自身の携帯電話のメールの推測変換に打った覚えのない単語が入っていたりしていた。不安に思った主人公は同業者の杏奈(高山)に相談するのだが…。
  2. 不安が募ったユキ(橋本)は杏奈(高山)に泊まりに来てもらうことになった。そこで時間を潰そうと、友人がDVDを手に取る。それは最近誕生日を迎えた主人公宛に事務所へ届いたファンからのビデオレターだった。1枚目のファンの様子が面白かったため、2枚目のDVDを見ようと再生するとそこには…。
  3. あまりに恐ろしい光景を目の当たりにしたユキ(橋本)は、杏奈(高山)の部屋に泊めてもらうことにした。しかし彼女の部屋があるアパートは…。

橋本愛は代ゼミのCFに出てた子。話題作「MM9」は見そこねた。

朝、洗顔していた橋本は首筋に泥のようなものが付着していることに気づく。
モデル仕事に出かける途中でケータイをいじっていると、予測変換が「おもちゃにして、」「感じちゃうドキドキ」と登録されている。誰かがケータイに触ったのだろうか。モデル仲間の友達は、仕事に嫉妬したべつの仲間のしわざではないかと示唆する。
別な日、写メをとろうとした橋本はメモリがいっぱいなことに気づく。写真データを見ると、ティッシュの写真が大量に…
その夜、またしても首筋に泥が付着しており、こわくなった橋本は友達を家に呼ぶ。ファンが送ってきたビデオレターを一緒に見ると、その男がハッピーバースデーを歌っている部屋が自分の部屋だと気づく。泥(?)を首筋に塗りつけていたのはその男だった。
パニックに陥った橋本は友達のアパートに転がり込む。しかし実はファンのビデオを撮影していたのはその友達、そして友達の部屋は「不在」の部屋だった。

右下に見える友達の顔

右下に見える友達の顔


…ということは、文法上、「不在」の少女は橋本愛だったということになるのだが…

カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜を観るには?

カクセイ 〜恐怖に目覚める6つのストーリー〜 スタッフ

企画:水野綾子
監督:三木康一郎
プロデューサー:大嶌諭今野俊也(東北新社)
原案・脚本:三木康一郎吉高寿男藤原ちぼり丸茂周掛川浩司

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