グランドキャニオンの対決の感想
59年のドン・シーゲル作品。
西部劇みたいな邦題だが、犯罪映画で、文字通りグランド・キャニオンの空撮また空撮で迫力満点。
クライマックスは「谷の向こうの洞窟にあるコウモリの糞を運ぶ」バケット上の格闘で(最後に肥料会社への謝辞がある)、超ロングとスクリーンプロセスの編集で見せるのだが、じつにうまい。
50年代の美女ヴィクトリア・ショウが、冒頭とクライマックスで、渓谷のうねうね道をサンダーバードで飛ばしているのだが、表情をコントラストにする演出が小憎い。
シーゲルらしいテキパキした80分の映画で、あまりに経済的な撮り方で粗筋を見ているようだった。
グランドキャニオンの対決のあらすじ
アリゾナ州グランド・キャニオンで、ケンドン鉱業会社の金鉱石運搬用ケーブル周辺で連続殺人事件が発生。鉱区管理人エリの小屋で倒れていた男は、副社長ランダルと判明し、谷底でリチャードの死体も発見される。州検事局から解決を迫られた警官レスは、前社長の娘ジャニースと協力し、彼女の弟ボブとスコッティの不審な関係を調べる。スコッティはボブを殺し、ジャニースの車で逃亡。レスはヘリコプターで追跡し、ケーブルのバケットでの死闘の末、スコッティを谷底に落とし事件を解決する。
グランドキャニオンの対決のキャスト
ヴィクトリア・ショウ – ジャニス・ケンドン
ミッキー・ショーネシー – スコッティ・オブライエン
エドガー・ブキャナン – エドワーズ保安官
ライアン・ガーリック – ボブ・ケンドン
ジャック・イーラム – ビル・ウォード
アレクサンダー・ロックウッド – ジム・ケンドン
グランドキャニオンの対決のスタッフ
製作 – ケンドリック・スウィート
原案 – ベン・マークソン、カート・スウェンソン
脚本 – リチャード・コリンズ、カート・スウェンソン
撮影 – バーネット・ガフィ
編集 – ジェローム・トムス
音楽 – ダニエル・アンフィシアトロフ


