2010年のドラマドラマ2010年代のドラマ

ギルティ 悪魔と契約した女

2.5
菅野美穂(ギルティ 悪魔と契約した女) 2010年のドラマ
菅野美穂(ギルティ 悪魔と契約した女)
[スポンサーリンク]
[スポンサーリンク]

ギルティ 悪魔と契約した女 全10話 最終回までの実況感想

ファーストインプレッション

なんだかとっても面白そうなのだが、話がなかなか読めない。
第1回を見逃したことを悔やんでわざわざネットの動画を探して見てみた結果、もともと菅野美穂が何を企んでいるのか、何の復讐をしてるのかわからないまま話が進んでいるとがわかった。

今どきのドラマとしては珍しいのだが、単に手際が悪いだけのような気もちょっとしてきた…。
第1話でいえば、ファーストシーン、桜田通り?をカラスが水平に飛び去り、そのあと、人が街路樹の葉を突き抜けて落ちてくる、というシーンは、手間がかかっていてよかった。

菅野美穂は笑いを消した瞬間に10歳ぐらい年齢が変わる。さすが女優である。
わたしにとってのだめの人でしかない玉木宏は、暗い二枚目でなかなか良い。
しかし、これまで見た中で、最も空気の悪い警視庁捜査係であるwww

あっ、それから唐沢寿明!
鬼太郎のかつらで、ちょっとはしゃぎ過ぎである。引くわーww

第3話|今さらだが菅野美穂はすごいね

第1話をちゃんと見られていないのでいろいろわからないのだが、アンというのは誰の犬なのかね。初回で下水管に落ちた犬なのかな?
そのアンを介して玉木宏との関係を紡いでいく菅野美穂は、復讐者の顔ではない、極度にナイーブな女性である。

よくあるドラマでは、これを二面性みたいに描いてしまうのだが、ここでは野上芽衣子という完全に連続したヒロインとして描写されている。
復讐するときだけ人が変わったようにコワくなる、という演技ではないので、菅野美穂はかなり難しい演技をしていることになる。

吉瀬美智子、玉木宏を追ってトリマーの店に現れて、「失礼ですが真島さんとはどういう…?」と聞かれ、例の自信たっぷりな口調で「カノジョです!」って…
30越えた社会人の台詞じゃねーだろ、それww

第4話|吉瀬美智子が微妙にミスマッチ

だいぶ色々わかったきた。アンちゃんは失踪した三輪の犬だったわけですね。
次にわからないのは、タイーホされる前の姉と母親がどうなったのかだが…

今回の見どころは、金谷に電話しながら唇の片端だけをキューッと吊り上げて笑う菅野美穂の演技と、吉瀬美智子と菅野美穂の対決である。
同じような役ばかりをやってきた吉瀬は、あまりうまい女優ではなく、眼も鼻も口も大きい菅野美穂とは、あまりにミスマッチである。
吉瀬はムキになりすぎて元彼の玉木宏の心を探ろうとするという設定だが、そういう役柄も、なんとなく無理がある感じ…

15年前のナンパ師・金谷は、かつて芽衣子を陥れる証言をしたのだが、すっごく頭悪そうなので、今はIT会社の社長というのに説得力がまったくない。証言の見返りに社長にしてもらったというのも変だし…

両親の呵責に苦しむのは人間だけ
悪魔に罪の意識など存在しない
ギルティ

というタイトルバックのナレーションは、どうやら俳優が順番にやるらしい。
1話目は菅野美穂、2話目は玉木宏、今回は吉瀬美智子だったが、3話目は誰だったのかな?

第5話|真犯人予想はまだ早い?

集中して見ていないと、唐沢寿明が三輪犯人説を唱えたことに気づかないなあ。相変わらずわかりにくいドラマである。
話が進むテンポがスピードアップしてるのかもしれない。
そろそろ折り返し点だから、どうやら15年前の真犯人予想をする頃合いであるらしい。

  1. 小山内 琴美(42) – 横山めぐみ
    ダークホース。いい人過ぎるのがかえって怪しい??
  2. 鶴見 真人(27) – 水上剣星
    これはさらにダークホース。
    ほとんどチョイ役なのにタイトルバックに出てるから。
    今後の展開次第か。
  3. 宇喜田 元(52) – 吉田鋼太郎
    これはまあ普通に本命かな。
    でもイカニモすぎるから、普通ならやっぱりミスリード。
  4. 三輪 周平(53) – モロ師岡
    これが今回の唐沢寿明説。しかしたぶん違うだろう。

なんだ、ミスリード本命とダークホースしかないや…(^_^;)
唐沢寿明も怪しいっちゃ怪しいんだけどね、やっぱりベタ過ぎるから…

金谷は背任で辞任をつきつけられるのだが、あんなにバカなのにどうして社長になれたのか、
それも裏があるというのだろうか。

第6話|いろいろ少しはスッキリ

菅野美穂とつるんでいるということが明らかになり、ようやく唐沢寿明の動きの謎が解ける。
これからクライマックスに向かっていくのに、ここでもうバラしちゃうのは、まだまだ裏があるということなのね。楽しみである。

玉木宏のトラウマ放火事件の出てくる回は見逃しているので、吉田鋼太郎(面白い顔の人だねえ)とヒャッホー男のつながりはよくわからない。
三輪さんが菅野美穂のために動いているということもわかる。
いろいろ再確認という感じで、少しすっきりした第6回だった。

そして菅野美穂の、視線と口元と肩を返すスピードだけで、玉木への不信を表現する上手さに感心。
佇んでいるだけで、先週までの玉木に心惹かれる演技とまるで違う。
やっぱり女優さんはすごいね。

第7話|やっぱり唐沢寿明が怪しいのかな

前にもミスマッチと書いたが、やはりどうも吉瀬美智子が空回りというか、どうでもいい役に吉瀬が割り当てられているというか。
菅野美穂にどんどんはまっていく玉木宏をとどめようとするが、どうせ聞いてもらえないという役である。
溝口との格闘シーンは、「ブラッディマンデイ」並みの色っぽいアクションで、恰好良いのだが、このシーン自体の必要があまりないのが残念だ。
あの年代でちゃんとアクションをこなせる女優は貴重だから、ストーリーでそれなりの重みづけをしてほしい。

そして今週も話は進み、吉田鋼太郎は小物ということになってしまった。
モロ諸岡も死んでしまったので、前回書いた「怪しい人リスト」の中で残るのは、水上剣星と横山めぐみ、唐沢寿明である。
水上は今回捕まったりしてるし…

いちばん臭いのは唐沢だが、まだこれから怪しい人が出てくるのかも。ってそれはちょっと興ざめかも…

第8話|雑魚キャラミッション

クライマックスに向けて、なんだか急に話がシンプルに。
真犯人が誰かという巷間のブロガーの関心事はとりあえず捨て置かれ、今回はナンチャンに似た金井勇太との因縁の対決に集中。
しかし溝口、後ろ盾がないと結局はただのヒャッホーなバカという設定なので、裏をかくでもなく、危うく返り討ちにあうところを辛くも仕留めた、という感じで、盛り上がりや達成感にはほど遠い。
中ボスというよりは、最初から提示され、未解決になっていたサブミッションを片付けたという感じか。
テンションがあがらぬまま、次週からの結末編になだれ込むことになる。

真犯人に関しては、事件の裏を探る堂島が謎の襲撃(狂言かも)を受けたというトピックがあるくらい、これはどうやら堂島の怪しさをフォローするエピソードになりそうな予感がする。
そして今回のラスト、玉木宏が菅野美穂の復讐を手伝うと宣言しているかに見せて、そういう展開にはまずならないであろう。

この秋唯一のサスペンスの評価をかためるのは、最後の仕上がりを見てからすることにしよう。

第9話|唐沢寿明、会心の怪演

唐沢寿明、エンドクレジットで腰スイングさせてる…www
最後まで怪演を通して潔いキャラクターであった。
(本当に飛び降りるこたぁない、と思うけれども)
かなり楽しんで演技していたと思われる。

で、ここんとこ盛り上がっていた黒幕問題だが、どうやら次期総裁候補の代議士三沢とその息子がそれらしく、しかも息子がゲーム感覚で無差別殺人をやっていたという。なんだ…という感じで著しく肩透かしなんですけど。
あくまでも逃げる宇喜多、何やってもどうせもみ消してもらえるとどんだけ安心してるんだww

玉木宏はついに刑事を辞める決心で菅野美穂に「愛してる」と。すかさずJUJUの「愛してるーって…」という挿入歌がかかり、
思わず笑ってしまった。

第10話|吉田鋼太郎の最期

このドラマで見るまで吉田鋼太郎という人をまったく知らなかったのだが、この人は第三エロチカから四季などの芝居で活躍するシェイクスピア俳優である。
宇喜多をこの人が演じることで、このドラマの重厚感は保証されていた。

脚本はあまり褒められたものではなく、捜査一課が空になったので逮捕された菅野美穂が逃げてしまうとか(警察官が他にいないのか)、みんなが追っているはずの吉田鋼太郎が普通に挨拶されながら警視庁を歩いているとか、大きなサイレンサーの付いた銃を持っていることを知りながら、警視庁の中なら銃は撃てないはずだと菅野美穂が甘くみていることとか、記者クラブの連中にどうやって話を通したのかとか、記者クラブでみんな聞いているはずなのに、来るのが遅すぎるとか、心臓を撃ちぬかれた男が歩きまわったり、椅子に座ってデスクに足をのせたりできるのかとか、いろいろとツッコミどころは多い。

宇喜多を操っていた黒幕は、三沢という次期総裁候補の父親とその息子である。
父親は白金に愛人がいるらしく、そこに最終回の秘密がありそうだ(それが横山めぐみだったりしないかなあ)。
そして宇喜多に渡した贋のUSBメモリには何が入っていたのか。

今回もアクションシーンで吉瀬美智子が活躍していたが、どのみちやられる役だし、あまり恰好いいものではなかった。
アクションがないとこの人の使いどころがないのかもしれないが、このドラマの吉瀬美智子は本当にいいところがないのである。

最終話|ひどすぎる仕打ち

いやー。。。
これは久々に見たヒドイ終わり方で、11週フルに続いたにもかかわらず、これではまるで打ち切りではないかとさえ思えるブッチ切りである。
どうも途中から急激にクオリティが落ちたようだ。
前半はもうちょっと期待を持たせる感じであった。

脚本と演出はほとんど投げやりで、まるで中学生の作った映画のようである。
声を出して笑ってしまったのは、学校裏におびき出された柏原収史が、あれよあれよと落とし穴に落ちるところ。メチャイケかいwww

そしてラストシーン、
絶命しつつある菅野美穂が玉木宏の腕に抱かれて最期の言葉を振り絞り、何と言うのかと思えば、「…アイ…シ…テル…」→間髪を入れずにかかるJUJUの主題歌。
前々回の玉木の「愛してるんだ!」というシーンと対をなすと言えばそうだが、11週間見続けた視聴者をバカにしているとしか思えない。
最後に出るThe Endの文字がむなしい。。。

おおかたの予想通り、横山めぐみはやはり事件の鍵を握っていた。
てゆか、あちこちのブログでの予想を読んで、ムリヤリそういうふうに変えてねえ?
とってつけたようだし、それによって何も変わらないし、まったく意味がないオチなのである。
母親との関係の雪解けも同じで、ムリヤリ感満載である。このシーンなど、演出でいくらでも面白くできそうなのに残念である。

[スポンサーリンク]

ギルティ 悪魔と契約した女を観るには?

ギルティ 悪魔と契約した女 スタッフ

原案 – 相沢友子
脚本 – 大久保ともみ、平野悠希
音楽 – 住友紀人
主題歌 – JUJU「この夜を止めてよ」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
演出 – 小林義則・植田泰史(共同テレビ)、白木啓一郎(関西テレビ)
チーフプロデューサー – 吉條英希(関西テレビ)
プロデューサー – 稲田秀樹・山崎淳子(共同テレビ)、佐野拓水(関西テレビ)
技術プロデューサー – 名取佐斗史
TD – 白田龍夫
撮影 – 大石弘宜
スタジオカメラ – 大鋸恵太
映像 – 藤本伊知郎
録画 – 山本米勝
照明 – 三上日出志
音声 – 渡部満裕
選曲 – 泉清二(スポット)
音響効果 – 近藤隆史(スポット)
編集 – 朝原正志
ライン編集 – 浅沼美奈子
タイトルバック – 高岡直樹
MA – 亀山貴之
美術プロデューサー – 津留啓亮
美術デザイン – 柳川和央
美術進行 – 森田智弘
大道具製作 – 内海靖之
大道具操作 – 小野将志
装飾 – 横山和也
持道具 – 長尾実由紀
衣裳 – 丸山佳奈
スタイリスト – 谷口みゆき、イトウケンタ
ヘアメイク – 齋藤恵理子
かつら – 佐藤裕子
アクリル装飾 – 中村哲治
建具 – 三田村賢
電飾 – 中園誠四郎
植木装飾 – 後藤健
美術車輌 – コマツサポートサービス
ドッグトレーナー – 宮忠臣
ドッグトレーナー助手 – 北澤昭人
トリマー指導 – 出張トリミングMIRAI
警察監修 – 伊藤鋼一
法律監修 – 荻野明一(弁護士法人東京パブリック法律事務所)
医療指導 – 石崎理恵、渡邉絵美
編成 – 西澤宏隆(関西テレビ)、塩原充顕(フジテレビ)
宣伝 – 栄川歩美(関西テレビ)
広告 – 豊増雄(関西テレビ)
ホームページ – 馬殿陽子
スチール – 中岡美樹
車輌 – 森岡裕丈
スタジオ管理 – 金子康貴
ファイヤーエフェクト – パイロテック
スタントコーディネート – 伊勢田隆弘
スケジュール – 三木茂
演出補 – 根本和政
CG – 石井教雄
制作担当 – 横澤淳
制作主任 – 鹿浜勉、山岸咲恵、堀田剛史
記録 – 外川恵美子
プロデューサー補 – 久保田育美
協力 – バスク、フジアール、ベイシス、レモンスタジオ、レガートミュージック
制作著作 – 共同テレビ
制作 – 関西テレビ
タイトルとURLをコピーしました