明子に切ない手紙を書いていた花形は消える魔球をテレビで目の当たりに。しかし一徹と花形は早くも「すでに80%まで見切った」と超スピードで分析し、衝撃の攻略糸口に辿り着く。
巨人-広島戦――飛雄馬は今日も魔球を投げ続ける。
一方、左門家では弟妹たちが、あんちゃんが魔球を打てるかどうかでケンカをしていた。
騒ぎを背に巨人の登板表を見ていたチヨは、飛雄馬の登板が晴れの日の試合ばかりであることにが気づく。
「晴れの日もあれば雨の日もある。そげなことではプロは務まらんよ」
左門は取り合わないのだった。
試合が終わり、暗い部屋に帰宅した飛雄馬。
部屋の掃除やっておきましたよ、と管理人から鍵をもらう。
と月を見上げる飛雄馬。

広告も出したのに・・・

なぜGSばかりを選ぶ?
*
しかしそして翌日のホエールズ戦。
左門の打順である。

消えた・・・間違いのう消えた!
2球見送った左門は、3球目はバットを下ろし、ボールの軌道をじっと凝視する。
感情が顔に出ぬようにスタスタとベンチに戻ったが、やっぱり悔しかった。

うぐぐ
スタンドで観戦している弟妹たちは、「スパイしたときから研究していたら1か月も準備できたのに・・・」と悔しがっている。
その話を聞きつけたテレビ局のインタビュアーに頼まれ、マサヒロがになった一件を話す。
それを自宅のテレビを見ていた花形は、飛雄馬の二軍落ち7週間のうち、4週間前には大リーグボールが完成していたことを知って、

「短い! 期間が短すぎる!」
2打席目、左門はボールがあるはずの場所にバットを振るが、

なか! ボールがなかとじゃ!

ググ~

そして大振り、背中から大転倒

あんちゃん…(´・ω・`)
心配して「左門君、大丈夫か?」と声をかけに来た飛雄馬に、

フフン

番号の部分は汗を吸わないのか・・・
なんてやつだ、とムッとしてマウンドに帰とうとした飛雄馬に、
左門「わしが笑ったので、怒ったとですか」
飛雄馬「わざとボールに当たろうとするのは、野球のルール違反だ」
左門「しかし、それも不成功に終わったとです。ボールはわしの体ば通りぬけた! これはどげんかわけですか! 消える魔球は! 球が消えた直後、コースば変えてしまうとじゃ!」
飛雄馬「その通りだ!」
飛雄馬はあっさり認める。
会話を聞いていた森は驚き、「貴様、それは巨人軍の秘密事項だぞ!」と咎めるが、
飛雄馬「しかしこの程度のことはオズマ=一徹コンビも見抜いていた!」
左門・森「なにっ」
飛雄馬「にもかかわらず、オズマはいまだにスランプだ! ここしばらくは立ち直れまいというのが俺の診断だ!」
花形(テレビの前で)「あの星の態度はなんだ、なんという自信だ!」

ああっ・・・!
とかたまってしまい、審判はボークを宣言。
森「どうした、星!」

そっ、それはまずい!
「?・・・あっ、イカン!」
あわてる森、そしてマウンドから駆け下りた飛雄馬、さらにはベンチの伴まで飛び込んで、バッターボックス前は大騒ぎになる。


「いやー、しかしなんですなあ、フンドシとグラウンドはキレイなほうがいいですなあ!」

「・・・・・・」
花形はぴんときて、「左門の汗、その汗のしみていた土だ!」
そして左門の脳裏には、チヨの言葉がひらめいていた。
星は晴れの日のみ登板――

みきわめたぞ!
そんなこととも知らず、終了後の勝利投手インタビューで、消える魔球のエピソードを尋ねられた飛雄馬は、
「消えるといえば・・・姉が消えたんです・・・」とつぶやき、いきなり放送を私物化する。

「姉ちゃん、見てるかい!」
俺は悟った、割りきった! 必ず俺の野球と姉ちゃんの青春を両立させてみせる! 俺、誓うよ、もう姉ちゃんを板挟みにするようなことはしない! 帰ってきてくれ、姉ちゃん!

私だってつらいのよ・・・
とテレビに背を向ける明子だった。

愁嘆場に一切関心のない花形だった
明子の情報を求めて一徹を訪ねた飛雄馬だが、異星人を見るような目で見る一徹に冷たくあしらわれる。続いて花形に「星明子は花形満を愛している!」と張り上げるが、花形は消える魔球の正体をドヤ顔で推理。青ざめる伴と飛雄馬だったが、残り20%の真相を知らないと分かると大ドヤ顔で挑発モードへ。(第131回|消える魔球の推理)



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