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『28日後…』ってどんな映画?
目覚めたとき、世界は死滅していた——。
凶暴化ウイルスによって荒廃したロンドンで繰り広げられる、サバイバル・ホラーの金字塔!
名匠ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドのタッグが贈る新世代サバイバル・ホラー。
従来の低速なゾンビ像を覆し、ウイルスによって超人的な速度で襲いかかる「感染者」の恐怖を疾走感あふれる映像美で描写。主演のキリアン・マーフィーのブレイク作としても知られ、極限状態に置かれた人間の心理と狂気を静謐かつ凄惨に描き出し、世界中で大ヒットを記録した世紀末サスペンスの傑作。
あらすじ
動物愛護活動家が研究所を襲撃し、危険なウイルスに感染したチンパンジーを解放したことで、凶暴化を引き起こす感染症が蔓延。28日後、昏睡から目覚めたメッセンジャーのジムは廃墟と化したロンドンで、生存者のセリーナと出会う。その後フランク親子と共に軍の基地を目指すが、フランクは感染して兵士に射殺される。残された三人は軍の分隊に保護されるが、実は兵士たちは女性を襲おうとする危険な集団だった。ジムは感染者を利用して分隊を攻撃し、少佐に負傷しながらもセリーナとハンナを救出。28日後、回復したジムたち3人は救助機に発見される。
キャスト
セリーナ – ナオミ・ハリス
マーク – ノア・ハントレー
フランク – ブレンダン・グリーソン
ハンナ – ミーガン・バーンズ
ヘンリー・ウェスト少佐 – クリストファー・エクルストン
ファレル軍曹 – スチュアート・マッカリー
ミッチェル伍長 – リッチ・ハーネット
ジョーンズ二等兵 – レオ・ビル
クリフトン二等兵 – ルーク・マーブリー
デイビス二等兵 – サンジャイ・ランバルス
ベッドフォード二等兵 – レイ・パンタキ
メイラー二等兵 – マーヴィンキャンベル
感想
「トレインスポッティング」で成功した監督が、今度は「ザ・ビーチ」で失敗してイギリスに帰って撮った映画。
世界を破滅に導く攻撃性ウィルスの伝播源が、なぜかロンドンということになっている。
冒頭で無人のロンドンを彷徨する(遠くに見える時計台の長針の位置がショットによって変化している杜撰なシーン)クリストファー・エクルストンは、ダニー・ボイル好みのパンキッシュな体型で、とても組織化された軍人グループと渡り合うことなどできそうに見えない。とはいえ、マンチェスターに拠を構えたこの軍人たちにしてもさして強そうには見えず、イギリス人っぽい偏執狂的な感じがする(主人公は途中、この島国から脱出が不可能であることを嘆いたりしている)。
イギリスの地方都市の美しい郊外を描いたりもするこの映画は、同時期に公開された「バイオハザード」よりもよほどヴィデオゲーム的な映像と感じられる。
手術室の鍵を足もとに発見する冒頭のシーンから、ビルの屋上に棲む父娘、トンネルの中で近づいてくるゾンビー(実際は <感染者> なのだが)、スーパーマーケットのシーンと並んでジョージ・A・ロメロへのオマージュらしい、飼育されたゾンビーがつながれた細長い物干し場の空間にいたるまで。猛烈なダッシュを見せるゾンビーの動きはなかなか斬新で、陸上選手を起用したとのこと。
28日後…を観るには?
28日後…のスタッフ
脚本 – アレックス・ガーランド
製作 – アンドリュー・マクドナルド
音楽 – ジョン・マーフィ
撮影 – アンソニー・ドッド・マントル
編集 – クリス・ギル
配給 – アメリカ フォックス・サーチライト、日本 20世紀フォックス
公開 – イギリス 2002年11月1日、日本 2003年8月23日
上映時間 – 114分




